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ニトリを辞めて、勝負の世界に挑戦します。

いつも私のnoteをご覧いただき、ありがとうございます。

突然ですが、2023年7月末をもって株式会社ニトリを退職し、勝負の世界に挑戦する決断をしました。

大企業の安定を捨て、なぜこの挑戦をしたのか?
noteに私の思いを記します。



【はじめに】

このnoteをお読みいただくにあたり、私の経歴を簡単に説明します。

長谷川陽希
2000年8月6日うまれ。千葉県鎌ケ谷市出身。教師として教育に携わりたいという思いから、文教大学に進学。体育会サッカー部に所属。サッカー部では部として初の営業部を立ち上げ、営業部長として、新入部員20名の獲得に貢献。(例年は平均9名)大学卒業後は株式会社ニトリに入社。入社後3か月で退職。大学時代からお世話になっている藤原所長からお話をいただき、8月から世界最大級の金融機関に入社。

【安定を捨てた3つの理由】

誰もが知っているニトリという会社。マイナビの2024年卒人気企業ランキングでは、数多くの会社を抑えて1位にランクイン。どこの会社で働いているの?この質問をされるのは正直嬉しかったです(笑)
そんな私が、大企業の「安定」を捨て、なぜフルコミッションの勝負の世界に挑戦したのか?3つ理由があります。

1.親孝行

私は22年間、お金で苦労してきました。家にお金がなく、何をやるにも制約がありました。小学生のころから、周りに比べて家にお金がないことも理解していました。ファミレスに行くときには、自分が食べたい料理ではなく、一番安いものを選んでいました。

家はものすごくボロくて、築は約50年。家の扉は、鍵も閉めることもできない状態です。小学生の頃は、友達に自分の家を知られたくがないないために、いつも100m手前の交差点で友達と別れていました。友達に家を聞かれた時も、ほとんど教えることはありませんでした。地元の友達ですら、私の家がどこにあるか知らない人のほうが多いと思います。
大学に進学しても、奨学金を借りられるだけ全て借りました。

とにかく、お金で苦労してきた人生でした。

それでも、両親のことは大好きで、社会人になった今でも、必ず食事に行きます。

父親はお金がない中、仕事を3つ掛け持ちし、朝から晩まで不満を一つも見せず働き、私にできるだけ不自由のない生活を提供してくれました。

母親は朝から晩まで仕事をしながら、どんなに忙しくても毎日必ず手料理を作ってくれる。

そんな両親に、親孝行をしたい。
ただ、今の私にはお金が足りません。

大好きな野球観戦にもっと連れて行ってあげたい。
大好きなお酒をたくさん買ってあげたい。
いろんなところに連れて行ってあげたい。

ただ、何をするにもお金が足りません。

父が元気なうちに親孝行をしてあげるには、 私が経済的に豊かになる以外方法はないと思います。

だから、フルコミッションの勝負の世界で挑戦したいんです。

2.仲間たちの希望になる

仕事が何も面白くない。週末の飲み会しか、楽しみがない。
社会人ってつまらない。学生時代に戻りたい。
社会人としてなんのために働いているのか?目的を見失い、仕事に追われている仲間が、私の周りにはたくさんいます。
私自身も、その一人でした。

私は、そんな自分を変えたい。
そして、そんな迷える仲間たちの希望になりたいという思いから、挑戦することを決めました。

ニトリで働く時間はとても幸せでした。
私は同期の仲間が本当に大好きで、ニトリの仲間たちと一緒に働けることがとても楽しかったです。素晴らしい仲間ばかりでした。

そんな仲間たちから 「転職先はどうだ?」そう聞かれたとき、私がつまらなそうに、辛そうに働いていている姿を見せてしまったら、どうでしょうか?夢を与えることなんてできません。
大切な仲間たちに、「夢」と「希望」を与えるために、勝負の世界に飛び込み、誰よりも働き、誰よりも社会に貢献し、誰よりも稼ぐ決意をしました。私は22年間育った実家を出て、会社の真横に引っ越しました。
月曜日から日曜日まで、朝から晩まで365日スーツを着て働く覚悟があります。

中学、高校、大学の仲間も同様です。
ありがたいことに、私は素晴らしい仲間に恵まれてきました。
心から尊敬できる仲間たちです。
中には、プロ野球という世界で日々努力している仲間もいます。
Jリーグのコーチとして日々戦い、私に活力を与えてくれている方もいます。
毎日が勝負の世界で活躍している彼らの姿を見るたびに、私も負けていられないという気持ちになります。

そんな大切な仲間のために頑張れるなんて、これ以上の幸せはありません。

実際、今回の私の挑戦の話を聞いて、新しいことに挑戦しようとしている仲間もいます。私の挑戦が、仲間たちの背中を押し、活力になるのであれば幸いです。

3.今の自分を好きだといいたい。

今の自分のことを好きと言えるか?
余命が半年だといわれても、生き方を変えない。そう思える人生を送ることができているか?

私は常に自分に問いかけています。

では今の自分はどうか?
おそらく、2022年の私が人生のピークであると言ってしまうでしょう。

私は大学3年生までの21年間、ただ部活をして、ただアルバイトをして、ただ勉強をする。どこにでもいる大学生で、これといった挑戦をしてきませんでした。

それでも、今回お声をかけていただいた藤原所長の働く姿や、就職活動を通して、何かに挑戦して社会に貢献する素晴らしさを知り、2022年、大学4年生になったタイミングで、部活動において営業部長という立場で働き、新入部員20名の獲得に貢献しました。新入部員を獲得するためにはどうすればいいのか?時間を忘れて没頭していました。部活動において、誰よりも働き、誰よりも部活に貢献した自負があります。

「人生史上、最も熱い時間でした。」

しかし、今の生活のままだと、2022年の自分を超えることはできません。

ではなぜ、過去の自分が人生のピークになっているのか?
それらに全てに共通して言えるのが、何かに挑戦してることです。
私は今、何も挑戦できていない状態です。無我夢中で、寝る間を惜しんで、自分のやりたいことに没頭できていません。このままでは確実に、過去の自分を超えることができません。
今の自分を心から好きだというためには、何かに挑戦するしかないんです。

ライバルは、常に過去の自分であると思っています。正直、私にも戻りたい過去があります。高校選手権で優勝するため、主将としてスタメンで試合に出るために、誰よりも早くにグラウンド行き、自主練習していた時の自分。大学のサッカー部で時間を忘れて営業活動していた時の自分。最強の敵は、自分自身です。

過去の自分に勝つために、私は挑戦しなければならないのです。

【さいごに】

今回の決断の背景と、その理由について長々と書かせていただきました。

今回の私の決断が正解だとは思っていません。

しかし、この決断を『正解にするため』の覚悟と頑張る理由が私にはあります。

今回の私のnoteが、ひとりでも多くの人の心に火をつけることができればいいなと思っています。

まだまだ22歳という若造ですが、親孝行、仲間、自分のために挑戦し続けます!!



















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