すじこ跡でのテッキュウ砲台について

テッキュウが出た後の砲台を使用するかどうか。
ここは、歴戦アルバイターでも判断がかなり難しい部分ではないでしょうか。
砲台を使って送金をしてもコンテナが荒れていて誰も納品ができないケースもあれば、コンテナに戻るとイクラがなくて「送金すればよかった…」と悔やむままWork overになるケースもあります。
そんな中ですじこジャンクション跡(以下、すじこ)でのテッキュウ砲台についてある程度感覚が掴めたので書き記しておきます。


すじこというステージについての理解

すじこを語るうえでまず、すじこのステージ構造について軽く話す必要があります。
ステージ構造については、ガンジー氏が作成したサーモンラーンNWが参考になるので、そちらを引用することとします。
通常と干潮のステージ両方とも左右に大きく伸びた凹型の地形をしており、左右の溝は狭いためジャンプで飛び移れる形状となっています。通常であれば左側は段差がある坂道となっており、右側は高台がある形の坂道となってます。
干潮はややデコボコしているところはあれど基本的には平地となってます。

次にタマヒロイが通るルートですが、こちらは通常と干潮でややルートが異なります。
通常であれば、いずれもコンテナ後ろから発生し、コンテナ後ろに帰る形で進行しますが、左右どちらかから発生し、また左右どちらもコンテナ後ろ、またはやや左右に寄ったところから発生します。
干潮は後ろに帰るというよりは左右どちらかから発生し、そのまま横断するようなルートで帰る形となります。

次にテッキュウ砲台が設置される場所についてですが、通常においては
1.左側 2.右側 3.右側寄り中央
の3パターンに分かれます。1.と2.は段差や高台から処理しやすいのに対して、3.は長い射程がなければ届かないため、少し処理に時間がかかるケースがあります。
干潮のおいては
1.左側 2.右側
のどちらかに分かれます。

ステージが広く開けた構造であるため、機動力が求められますが
一方で段差上や高台からシャケを発見しやすく処理もしやすいとも言えます。また、通常であればタマヒロイを活用できるケースが多く、干潮であっても左右どちらかは活用とまではいかないまでもそれほどロスなく回収することができると言えます。

これにより、無理に寄せるよりはオオモノを通路付近またはそれより安全な所で一旦破壊し、タマヒロイに運んでもらうのがクリアしやすいムーブと言えるでしょう。

すじこにおいてのテッキュウ処理について

すじこの通常潮においてテッキュウ処理そのものは他ステと比べて比較的簡単と言えるでしょう。
理由は大きく分けて2つです。
1.そもそも視界が通りやすいので発見しやすい
2.発見後、段差上や高台から雑魚を無視して処理しやすい
特に雑魚を無視して処理しやすいという点が大きくて、右側は射程があれば一方的に殴ることができます。
左側はやや雑魚が寄ってきやすい場所ではありますが、それでも下側に降りなければ雑魚が寄ってくる間にテッキュウを処理できるケースが多く、それほど苦戦しないでしょう。

干潮では、雑魚を迂回させられない関係で通常よりもやや難易度は上がりますが、雑魚を一掃してから処理すればよいのと、一時的に反対側に移ってインクを回復することもできるため、特段難しいというわけではなさそうです。

テッキュウを倒した後の送金について

これについては何種類かパターンがありますが、自分がおおよそ「こういうケースの時は送るor送らない」という判断軸があるので、共有しておきます。一例として参考にしてもらえたら嬉しいです。
※ここから述べるのはあくまで僕個人の主観であり、必ずそうした方がいいと主張するわけではありません。サーモンランはブキ編成や危険度、湧き状況によって判断が変わるゲームなので、あくまで一例として参考にしてもらえたらと思います。

送りたいケースとしては
①初手回収に繋がる残り70~75秒付近(正確な時間は覚えてないですが初手湧きが終わって次の湧きに移行するタイミング)
+砲台に6個以上金イクラがある時
は、なるべく送りたいです。
どのステージでも初手湧きで出たオオモノを倒して出た金イクラをなるべく多く納品に繋げた方が中盤処理に専念しやすいので、イクラ投げを使って運搬をするのですが
ここを砲台を使うことで一気にショートカットできます。
砲台付近にいる間に別方向の湧きが勝手に寄ってくることもあるので、うまく行けばイクラ運搬をしながら寄せを行うこともできます。

次に
②砲台付近の雑魚が一掃されている
+味方が送金をしようとしている
+コンテナが荒れてなさそう※重要(目視で確認できるのが理想)
→誰か1人以上いる、雑魚があまりいない、などから推測する
+金イクラが大体9個以上ある

これは、送金をするというよりも、送金をしようとしている味方を砲台から早く離れてもらい、別の行動に移ってもらう意図があります。
すじこに限らず、テッキュウを倒して送金するという行動は一見処理と納品を同時にこなしているように見えます。
しかし、実情はあくまでも「コンテナ付近にイクラを運搬している」に過ぎず、コンテナが荒れていればやがてタマヒロイに持っていかれてしまいます。
また、コンテナが荒れていると立て直しにSP使用が必要になるか下手するとそのまま失敗に繋がります。そうならないように、2人でさっさと送って帰れるようにするという流れです。
ただこれは、裏を返すと砲台に2人人員を割いていることになるのでリスクがあります。

積極的に砲台を使って送金したいと思えるのはこの2つのみです。逆に言えば、それ以外は「送ってもいいけど送らなくてもいい」または、「送らない方がいい」と言えます。その理由も下記に述べます。

砲台を使わなくてもいい理由

1.砲台で送金しなくてもタマヒロイが持ってくるケースが多い

冒頭ですじこのステージ構造について触れましたが、特に通常潮においてタマヒロイがイクラを持ってくるケースは非常に多いです。
通常の左右砲台に関しては1/2以上のパターンでコンテナ付近を通り、それ以外であっても坂付近を通ることが多いです。
中央設置についても、コンテナ近くに通ることはないにしてもイクラ投げで入る場所まで運んでくれることが多いです。
わざわざ雑魚やオオモノが湧きやすい海岸で無理に頑張って送金をするよりも、帰ってコンテナ整地をしながらタマヒロイを待ち、ついでに新しく湧いたオオモノを寄せるぐらいで安定して納品は終わります。
砲台を使うリスクに対してメリットが見合ってないことがほとんどです。

2.中盤は特にコンテナ付近の整地に人員を割きたい

すじこにおいてタマヒロイを活用することは非常に大事な行動になります。ですが、こんな経験はないでしょうか。
・タマヒロイのルートを確認しておらず気づいたら持ってかれていた
・タマヒロイのルートは把握していたが、コンテナが荒れていてタマヒロイを処理することができなかった

タマヒロイを活かすためにはコンテナが荒れていないことが必須条件になります。ですが、それぞれがオオモノ処理に集中している間、左右から湧き出た雑魚シャケは時にコンテナを通っていることがあります。
送金したイクラを納品しようとしたら誰もコンテナにいなかったり、浮き輪になっていたり…
そのまま終盤まで打開できないケースは数知れずあったはずです。
すじこの中盤において、左右から湧き出た雑魚(+寄せたオオモノ)の処理は、ある意味海岸遠征と同じぐらい重要な役割を果たしています。
そんな中盤でテッキュウ砲台にいながらコンテナ付近の状況まで把握できるでしょうか…?少なくとも自分は難しいと考えています。

砲台のイクラを送金したい気持ちは良く分かります。ですが、一歩引いてコンテナに戻った時、砲台のイクラを回収するタマヒロイの姿が見えるかも…?

ではでは。

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