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サモランプレイ中の判断力について

ゲームをプレイする上で大事になってくる要素の1つとして判断力があります。
スプラに限らず、状況を瞬時に判断して先手を打って動いたり、効果的なアイテムを使うことで状況を良くしたりと判断力が高いことはゲームをクリアする上で大事になってきます。
では、ゲームが上手い人はいつでも瞬時に物事を把握して逐一判断しているのでしょうか?きっとそのようなプレイヤーは極稀でしょう。

今回は、判断力を大きく支えている要素について書いてみました。


人は1日35000回、決断をしている

ある有名大学の研究によると、どんな人でも1日あたり35000回は人生の中で決断をしているそうです。これはゲームではなく日常内の話なので仕事の進め方や商談の是非から、「今日の献立何にしよう」まで幅広く決断をしていると捉えられます。
日常ですらこれだけ判断する要素があるので、ゲームで多くの判断を問われられるのは次第に疲れてくるんですよね。ゲームを始めた時はキレッキレの判断力でゲームをクリアできていたのに終盤の頃はもう全部後手後手…なんてのは良くある話です。

サーモンランというゲームは決まった湧きというものがほとんどなく、そのゲーム内でどのような湧きをしているのか?ノルマは足りているのか?味方はどの位置にいるのか?幅広い情報を拾い集めていきながら瞬時に判断して動いていく必要があります。
同じブキを持っていてもプレイヤーによって仕事量が大きく変わるのはここが大きくて、シンプルに状況を掴むスキルが高いんですよね。反対側の湧きを見ながら「ここは大丈夫だから正面のイクラを拾おう」or「この湧きは放置すると崩壊して取り返しがつかないからSPを使おう」と判断しているのに対して、状況が掴めていない人ほど目の前のことに夢中になっている間に自分が見れていない場面が荒れていて取り返しがつかないケースがあります。
上手いゲームプレイヤーを見ていて思うのは動きに迷いがない分早くてキレイなんですよね。プレイ映像を見ていて「何をしているかが分からない…」と思ってしまうのは、自分がその状況を見ていて整理がついていないからです。ただ、プレイしている側は状況を把握する力が高いので「ここは大丈夫」「ここはやばい」と判断して動けているから早いように感じます。

判断力を上げるのではなく、判断しなくてはいけないケースをどんどん減らす

ところで、みなさんは朝起きてから動いている行動を毎回判断しながら動いていますか?多くの人が無意識に行っているはずです。
朝起きたらとりあえず顔を洗って歯磨きして…スーツに着替えて出かける準備をして…みたいな。きっと無意識に体に染みついている行動があるはずです。

どんなに状況を掴む人がいてプレイスキルが神がかっていても全てのプレイで的確な判断をしていくのはほぼ不可能です。それよりも自分の行動を無意識化に落とし込んで、判断しなくてもできることを増やしていくことの方が上達に繋がります。
・各ステージで一番大事な壁の場所を覚えておいて最初にそこを塗りに行く。
・残り30秒でノルマが終わってなかったらSPを吐く。
・カタパ+タワーorテッキュウが湧いたらSPを吐く。(これは諸説あり)
自分の中であらかじめ行動を決めておいて、その状況になったら必ず動くようにしておくのが大事です。

この「無意識化に行動を落とし込む」ことをする際に大事になってくるのが「経験」なんですよね。もっと言えば日々のバイトを振り返る中でどこで失敗したのか?を考えていくことが経験則として自分の中に蓄積されているように感じます。
10回バイトをしていた時にデスが多かった
→デスした時にコンテナで納品しようとして雑魚に囲まれていたことが多かった
→じゃあ次はコンテナの雑魚を掃除してから納品してみよう!
のように、自分が上手くいかなかったことを考えながら動いてみると、普段とは違った動きになってクリアしやすくなるかもです。

自分の体感を増やすか?人の体感を共有してもらうか?

「そんなこと言ってもそんなゲームに費やせる時間なんてない…」って方も多いと思います。その場合は、上手い人と一緒にプレイしながら、その人が判断していることを口に出してもらいながらゲームするのもいいかもしれません。
例えば自分がでんせつ600ぐらいで苦戦しているのであれば、カンスト経験のある方に一緒に入ってもらって「これをします」「ここは寄せたいです」「ここSP切ってほしいです」などと口にしながら動いてもらうことで、他の人の判断力をそのまま自分のものにしながら動いていきます。
なんでその動きをしたのか分からなければ、バイトが終わった後にその人に聞いてみるのもいいかもしれませんね。
他の人に手伝ってもらうときは「判断力を上げたいこと」「なるべく動きを口頭で話しながら動いてほしいこと」「質問するかもしれないのでバイトを止めるかもしれないこと」について伝えておくのがおすすめです。

知っていてもできない…そう落ち込む前に

「じゃあ上手い人にセオリーを教えてもらって、それを真似すればいいんだ!」と思うのは簡単なんですけど実際にゲームしてみるとあり得ないほど実践できなくて、なんなら普段よりも動きが悪かった…
こんなことがあると落ち込みませんか?でも、実はその方が多いんですよね。
考えてみればバイトチームコンテストで上手い人がチャート動画を上げていてもスコアが伸びないのと同じで、動きやセオリーを知ったところでそれをそのまま実践できる人の方が少ないんですよね。多くの人は思ったように動けない体験をしているはずです。
カタパワンパンポイントを教えてもらったから投げてみたら網の下に転がって行って倒せなかった!とか、ロングブラスターでハシラワンパンしようとしたらできなくて上向いている間に雑魚に囲まれて死んだ!とか…
僕も良くやってました(笑) そんなもんですよ。
僕は生活上ゲームにつぎ込める時間が多いから、知ったことや、やってみたい動きを練習するタイミングが多くてその結果活かせてることが多いだけであって、生活上ゲームにつぎ込める時間が少ない人がすぐ上達できないのはしょうがないと思ってます。
なので、1つのバイトごとに「今日はこれを意識してみよう!」と1つだけ決めて、それができたかどうかを振り返っていくのが大事かな、と思っています。
やることはひたすら地道なことですが、それを続けていった先に上手くなった自分がいるかもしれませんね。

ちなみに僕は
・雑魚が多い場所に突っ込んでデスしない、雑魚処理してから行動する
・視点を上に上げる。タマヒロイに気付けるようにする。
を意識してます。できてるかというと…半々ぐらいですね(笑)これからも少しずつ精進していけたらと思います。

ではでは。

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