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「ポテンヒットの球拾い役」は自社使用人では無理でしょ

木曜日は富士山がキレイに拝めました🙏

さて、平井大臣の声かけもむなしく、

「PPAP」

を惰性で堅持し、取引先に強要し続ける企業さん・団体さんが、いまだに絶えません。

たしかに数ヶ月前までは、PPAPは団体のセキュリティ資格維持のための必要悪だと盲信され、諦められていたわ。

しかしいまや、セキュリティ団体自身がハシゴを外す事態に🤣

「これまでPPAP推奨したことはない」旨をプライバシーマークのJIPDECが明言


だよね。

みんな、前からわかってる。

PPAPは、自社従業員・送り付けた相手の双方の時間リソースを空費させる愚策であると。

しかし、いまだになくならない。

これはおそらく、エラい人と担当現場とがお見合いして、どちらもイニシアチブを取らないからじやないでしょうか



◼︎エラい人

ああこれね。なんかネットで読んだよ。

こんなのはさあ、うちの情シスだかガバナンス担当だかが、さっさと「全廃させていただきます」と言ってくればいいんだよ。「はいはい」って言うからさ。

え?私?私がイニシアチブ?

ちょっと、私はエラいんだよ。細かいこと、言わせないでよ


◼︎情シ

え?われわれから?

エラい人が全廃を指示すればいいのに。

われわれには自発的発言権なんてないんだよ〜



これはPPAPに限らないね。いろんな「問題」が、「細かいことはわからない(わかりたくもない)エラい人」と、「発言権がない(したくない)担当現場」との間で、ポテンポテンと落っこちている。

もともとどの企業にも、そこの「使用人」さんの立場だと拾えない球、というのはありますよ。ありますけど、ここに来てその数が急増していて、もはやどうにも手におえなくなっているんじやないの。

それなのに「前例踏襲経営者」が、わずかなコスト増をおそれて「自前主義」に固執し、なんでもかんでも自社使用人に拾わせようとするから、けっきょくコストは膨大になり、使用人の総スカンも食らう。

それより、はなからさっさと外部の「球拾い役」を入れるほうが、トータルコストが低い。

賢明な企業が、外部の「球拾い役」を使いこなすようになった理由は、これだとおもいます

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