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ゲームマーケット2024春に出展してきました

 ハーベストバレーとして、ゲームマーケット2024春に出展してきました!
 代表の刈谷は2013年から2022年まで同イベントの事務局長を務めてきましたが、出展するのは初めてのことで(お手伝いをしたことはあります)、いや~、疲れました。フィジカル的には事務局長よりもキツイ! まあ、事務局長はメンタルが大変なんですが(笑)。

 出展自体は形態も一般ですし、準備もそこまで必要ではなかったのですが、当たり前ですが、自由時間が少ないですね。
 事務局長時代は、イベントが始まってしまえば出展者の皆さんにご挨拶させていただくのが仕事みたいなところがありましたので、比較的多くの方にご挨拶できたのですが、出展してブースでゲームを売っていると、あまりご挨拶にお伺いすることができず、そこが心残りでした。
 次からはスタッフを友達にお願いするのではなく、正式に業務として依頼したスタッフさんを用意して、自分はもう少し自由に動ける体制を用意しておくべきかな~などと考えさせられました。

 反省点として大きいのは2点で、ひとつは撤収の部分ですね。ここが非常にバタバタしたので、次回以降はスムーズにいけるよう準備しておきたいところです。ベテランの方にとっては常識でしょうが、イベント終了の1時間くらい前から撤収準備を進めておくべきですね。撤収作業の雰囲気を出したらお客さんが買いづらいかなとか思い、ついつい最後までフツーの雰囲気で売り続けたのですが、イベント終了からよーいドンで撤収作業をするのはかなり大変でした。
 もう1点はイベント出展のミスではないですが、イベント後に参加すると言っていたゲーム会のことを完全に忘れていて、無断欠席をしてしまったことです。非常に失礼なことをしてしまったと、大反省。
 ジナンさん、せっかくお誘いくださったのに、不快な思いをさせてしまい申し訳ありませんでした。ここでも改めて謝罪させていただきます。

 半分笑い話だったのは、チラシをB4で印刷してしまったことですね。
 安彦さんのイラストを、インパクトある形でアピールしたいと思って用意したのですが、サイズ違反だったので一部を折ってチラシ置き場に置かせていただくことになってしまいました。

 いや~、事前に気付けて本当に良かった。

 イベント全体の印象ですが……あまり全体を見て回る余裕がなかったので、正直語れるほど把握はできていません。ステージも行きたかったけど、余裕がなかったし。
 人気があったのは『クイナガン』なのかな?
 ハーベストバレーはありがたいことに大通りに面した場所に配置してもらったので、目の前の通路が広大で(笑)、人がどれくらい入っていたのかを実感する意味ではバイアスがかかりすぎで参考にならない気がするし。
 今回は来場者3万人超えるかな~と思っていたけど、そこまではいってない感じかな。

 改めて感じたのは、自分(刈谷)はやっぱりいちディレクターであって、業界全体のトレンドはこうだとか、業界はこうあるべきとか、業界をこう導こうとか、そういたことにはほとんど興味がないんだな~ということ。
 事務局長のころは当然そうしたことを考えずにはいられなかったわけだけど、事務局長を退いたいま、そうしたことが一切気にならなくなっている(笑)。なるようになるんじゃね~のという。
 例えばゲームマーケットの前日に、わたしの古巣であるアークライト社がKADOKAWA社の子会社になるという衝撃的なニュースが流れたわけですが、まあ、それもどうなるかは考えても仕方がないし(笑)。いや、いくつかのパターンを想像することはできるけど、結局は起こる現実に対応していくしかないしね。
 あ、でもひとつだけ触れておくと、イベントの1日目に、今回のプレスリリースでお名前の挙がっていたKADOKAWAの執行役である青柳さんとアークライトの社長である福本さんがお揃いでうちのブースにお越しになられて。わたしとしては「ヒェッ」と息が止まったんですが(笑)、お2人といろいろお話をさせていただきまして、青柳さんからは「急に何かが変わることはないから、みなさんには安心してとお伝えしてもらえるとありがたいです」とお言葉をかけていただきましたので、ここでも言及させていただきました。
 ちなみに青柳昌行さんは長くエンターブレインで編集経験がある方で、TRPG業界にも造詣が深く、わたしもグループSNEに在籍していたころから面識がありまして。したがって25年以上のお付き合いがあります。
 アークライトがKADOKAWAの子会社となり、KADOKAWAからどういう方が送られるのかは分かりませんが、少なくとも個人的には青柳さんのことを非常に尊敬しておりますので、そんなにおかしなことにはならないのではないかという気はしています。
 もちろん、青柳さんはKADOKAWAでも相当上の立場の方ですので、青柳さんが直接細かいところまでコントロールできるわけではないと思いますから、何か想定外のことが起こる可能性はありますが、そんな可能性の話をはじめたら、別にKADOKAWAの子会社にならなくてもいろいろな可能性はありますからね。
 結局のところ、自分としては自分のできることを粛々とこなしながら、状況に対応していくしかないでしょというね。

 いまは自分が作りたいゲームが、世の中の皆さんに喜んでいただけるかどうかが一番興味のあることで、そこに向かって頑張りたいと思っている所存です。
 そんなわけで、このnoteの方でも、イベント当日に配布したチラシの画像を載せておきます。

『スペースインベスターズ』や『鄭和宝船』がどんなゲームか気になっている方も多いと思いますので、ここでもいろいろと紹介していけたらと思っております。
 楽しみにお待ちください!

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