庶民感覚の欠如
10月23日時点では、Twitter上で「庶民感覚の欠如」が話題になっています。それについては、以下の記事が発端となっているようです。
J-CASTニュース
令和おじさんは「3000円パンケーキ」が大好物 菅官房長官の「金銭感覚」に賛否両論
https://www.j-cast.com/2019/10/21370549.html
内容を要約すると、以下の通りです。
・菅官房長官は、ホテルニューオータニの3000円のパンケーキが大好物
・1~2か月程度に1回の頻度で訪れ、パンケーキを食べている
単純に3000円のパンケーキは、個人的には「高いな」と思いますよ。
でも、パンケーキを食べる、食べないについては、私はあくまでも「個人の自由」と考えており、わざわざ批判する必要はないと思います。
しかし、そのことがTwitterで批判されました。
赤坂見附の紹介番組を見た。そこのパンケーキの店が菅官房長官の行きつけなんだそうだ。いつも食すのが「3000円超えのパンケーキ」。宴会のコース料金でもなければ、食事の料金でもない。つまり「おやつ」だ。おやつに毎度3000円・・・。
— 渡辺てる子 れいわ新選組 (@teruchanhaken) October 19, 2019
かの政府の閣僚たちの一人の経済感覚のほどが知れる。
これをもとに、Twitter上では大騒ぎ
ふぉぉ〜! ふつうのおうちではホットケーキは子どもの友達がきゅうにたくさんやってきたときの、安くできる腹持ちのいいおやつですよ。 https://t.co/LbqPt6yq2r
— 室井佑月 (@YuzukiMuroi) October 19, 2019
パンケーキ、普段食べないから金額の感覚が良くわかんなかったけど、ムスメに聞いたら外食なら1200円くらいだとか。ってことは、2.5倍なら #庶民感覚の欠如
— マツシタマサオ (@nexus1195) October 22, 2019
ですね!ユニクロがあるのに2500円以上のTシャツ買う奴は以下略 https://t.co/0ZcQ535YWa
批判的な意見も多い一方で、今回のケースでは、むしろ賛同する意見の方が多い印象です。
「3000円パンケーキ」が大好物 菅官房長官の「金銭感覚」に賛否 https://t.co/X9DXjpUhQJ
— いちは🍀 (@BookloverMD) October 21, 2019
>店には1、2か月に1回
これを「毎日のおやつ」みたいな感覚で叩く人は、少し頭を冷やしたまえ。
大の甘党、月一回3000円の贅沢くらい良いのでは?
室井佑月さんは酒とタバコに毎月どれだけ費やしてるの?
菅官房長官が3000円のパンケーキ食ってる庶民感覚がないって叩かれてるけど、よくよく調べたら「1、2ヶ月に一度ニューオータニで食べてる」って話で、むしろ「毎日頑張ったごほうび♥」って感じだし、めちゃくちゃ庶民ぽいと思う。
— 深爪@新刊「深爪な"誰にも話せない"お悩み相談」発売中 (@fukazume_taro) October 22, 2019
菅官房長官のパンケーキ食べてる笑顔が良すぎてパンケーキが3000円とかどうでもよくなるし、いっぱい食べて仕事頑張ってね💕って気分になるわ pic.twitter.com/o8QjmgQDpo
— たくさん⭐️ (@la_bonne_nuit) October 21, 2019
さらに、「庶民感覚の欠如」については、こんなツイートも
#庶民感覚の欠如 でみんなもアップしよう!
— 田端信太郎 @田端大学塾長である! (@tabbata) October 22, 2019
ちなみにこれは庶民感覚の欠如した隅田川クルーズです。運賃1200円です。地下鉄の5倍くらいします! https://t.co/PYr4hWZxoS pic.twitter.com/EiUi6e9wia
3000円のパンケーキじゃないけど、我々も日頃の息抜きとして、ちょっとしたぜいたくを味わうことがありますよね。
このツイートが多くの人たちの共感を呼び、Twitter上では「庶民感覚の欠如」が「おすすめトレンド」にランクインしました(10月23日時点)。
菅官房長官は、3000円のパンケーキが大好物であること。
それ自体は先にも述べたとおり個人の自由であり、我々が「あーだこーだ」と論じる必要はないと思っています。
むしろ、今回のケースは、れいわ新選組の渡辺てる子氏のツイートによって、議論がわき起こったといえます。
このツイートは、3000円のパンケーキを食べることについて批判的です。
しかし、何も毎日のようにお高いパンケーキを食べているわけではなく、1、2か月に一度の頻度で食べているだけであるため、批判の対象には値しないと思います。
そして、菅官房長官が3000円のパンケーキを食べることは「日頃のごほうび」ととらえている人が多いのが印象的でした。
「3000円のパンケーキ」を通じ、客観的な視点で物事をとらえる人が多かった、という事実を知ることができたのは大きな収穫です。
問題に直面したときに大切なことは「客観的な視点」です。そんな視点を持つ人が多い日本は、まだまだ健在であると私は考えます。
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