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憧れの大スター

僕はウエイトリフティングをやる前はバリバリの白球追っかける球児だった。
中学の時は部活動ではなく地元の軟式クラブチームに所属していて一番センターで試合に出ててた。
チームはまあまあ強くて東京都に軟式の野球部、クラブチーム合わせて1000チームちょっとあるらしいんだけど32位くらい?まで行った記憶がある。中学時代が人生で一番楽しかったし
まじで野球のやつらとは一生の仲なんだろうな。

それはさておき今日は僕の人生を変えてくれた新庄剛志さんの本について書いていこうと思う。本の表紙も載せようとしたけど著作権の関係で載せない方が無難そう。笑

新庄さんは福岡出身で高卒でドラフト5位で阪神に入団、最初はスカウトの人から全く相手にされず同級生のチームメイトをスカウトが観に来ていたところを外野から思いっきりホームベースに送球したところスカウトがこの選手の肩はなんなんだと思ったらしい。そこから注目されるようになったそう。

身体能力抜群なんだけど練習してないよアピールもすごい。
けど誰よりも陰で練習してたらしいんだよね。
チームの全体練の筋トレでみんなと同じ重量で精一杯のフリして練習が終わったら一旦練習場を後にしてしばらくしたら管理人にお願いして練習場を開けてもらう。そして続きをやって全体練のときよりも重い重量を扱う。何か事故があったら誰も助けてくれない。でも、恐怖感よりもスターになりたいという気持ちが強かったそう。
周りのプロ野球選手は練習やってますアピールする人が主で誰も見てないときは手を抜く。
そんな人が多かったそう。

これは野球あるあるで、やらされる練習が多いからなかなか意欲的にならないんだよね。
おれも中学のチームメイトもそんな感じの雰囲気だった。
けど新庄さんは努力をアピールするための練習はせず常にスターになるための練習をしていたそう。練習してない姿を見せ結果を出すことでこいつは天才だといわれるそれが彼の理想のスターだったそうだ。
本で新庄さんは

才能も大事だけど努力も大事。好きなことはとことん努力するべき。才能に恵まれて必死に努力してそうしてやっと一流になれるのがプロの世界

とおっしゃってた。これ読んでなるほどって思って次の日練習終わりに一人でベンチプレスやってたけどフツーに潰れた笑笑

そんなオレに影響を与えてくれた新庄さんだけどめちゃくちゃ尊敬できる部分が他にもある。

新庄選手がFAと言って所属の阪神以外とも交渉できて条件の良い球団と契約できる権利を使ったときのこと阪神が5年12億円、ヤクルトと横浜が契約金2億、4年10億円で提示してきたらしい。
けど彼はアメリカでスターになれば日本どころじゃなくて世界レベルのスターになれるって考えて、自分が欲しかったのは12億じゃなくてアメリカンドリームだと悟ったそう。
日本人野手でメジャーにいった選手はその時点でではいなくて同じ年にメジャー挑戦するイチローでさえも成功するかわからないと言われていた時代だ。

ちょうどそのタイミングでニューヨークメッツからオファーが来てて契約書をみたら0がいっぱい並んでて200万ドルということがわかったそう、日本円で2.2億円こんなもんかって思ってすぐ契約しようとしたら0の数が一個違った!!

20万ドル、つまり2200万だったのだ。
レギュラーが保証されてるわけでもないしどうするか迷ったが22時間後答えを出した。

やっぱりアメリカだ


誰だって人生で大きな決断をする時があるはずだ。その中でも本当の勝負どころではお金やポジションを気にしてはいけない。自分が全力を出せる場所で正面きってチャレンジしたほうがいい。

この言葉めちゃくちゃ胸にささるよね笑
ちょうど就活でどの企業にするか迷うけど直感と夢で決めてみようかな。

移籍発表をした後めちゃくちゃバッシングの嵐が起きたそう。今で言うネットで大炎上、日本の恥とまで言われてたけど新庄さんはものすごく嬉しかったそう。ここまでボロカス言われて活躍したらみんなの驚きはとてつもないだろう。そう考えるとめちゃくちゃワクワクしてたらしい。
この部分を読んでおれも逆境を楽しもう。可能性が1%でもあるなら挑戦してみよう!って思えるようになった。

とりあえず今日はここまでにして、次はこの本を通して僕がポジティブに考えられるようになった部分、重大な決断を自分でできるようになることの大切さ、明るく生きていける大切さを今回の続きとして書いていこうかな👋



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