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ライター辞めますのお気持ち表明

大人になったら、
街を歩いているときに奇声が突如聞こえた経験の一つや二つ
どなたにもあると思います。

今日はそんな心の奇声をネットの海に流し供養します。
書き散らして長い上にまとまりとか章立てとか文章の繋がりとかガン無視です。
いいんだ、これは区切りの儀式とかそんなあれだから。あれだよ、あれ。

細々と続けていたライター活動を終了

えっとですね、何があったかというとこれまで2年間と少し、ライターの真似事をしてきて、それを辞めようと思います。
もう少し詳しく言うと、クライアントに記事を納品するライターを辞めます。

2年間のライター活動

そもそもライターを始めたきっかけは、生活の変化による収入減を補うため始めた副業です。
お小遣いを増やしたくてね。
PREP法も、見出しを表すh2の意味も知らず応募しまくって、それでも当時から受注はありました。文字単価0.3円でした。あとは10万文字1万円の案件とか。

それでも当時は嬉しかったんです。
仕事以外の作業でお金をいただけたので。
そこからスクールを受講し、記事作成の勘所みたいなのもわかってきて、スキマ時間でどんどん案件に応募を続けました。
落選してたまに受注して、仕事の休憩時間と休日に書いて書いて、納期に冷や汗かいてを続けて。そうやって納品した記事が全部で15記事あります。

少ないでしょ。でも、これが精いっぱいだったんです。

作業量と稼働時間が釣り合わず、家族に八つ当たりをした時期もあります。
なので、夫の単身赴任が決まったときは、寂しい反面、作業時間が増える嬉しさもありました。
我ながらひどい配偶者だと思います。

時間がぐっと増え、作業量を増やし、スクールの課題作成にも取り組みました。
でもね、全然執筆がはかどらないの。
半年でどれだけ記事作ったと思います?
課題記事が3000文字×7本、受注記事が構成案4本に、構成あり記事5本ですよ。
半年で20本行ってません。金額で2万円以下です。
あっれれ~?おっかしいな~??

半年前の予想では今頃「本業と掛け持ちが大変!」って悩んでるはずだったのに、これには江戸川君も苦笑い。
でも、半年間がむしゃらに作業して「記事の執筆が苦痛」だと理解できました。
執筆のときは20分書いたら飽きて1時間テトリスして、
そら作業進まんわ。

そんなもんだから、3000文字を仕上げるのに8時間くらいかかってます。
Twitterを眺めれば午前中に5000文字を書き切るライターさん、
単価アップの報告、キャリアを楽しそうに語るライターさんがたくさんいる。
土俵が違うと痛感しました。

苦しい>楽しいになったライター活動

このままライター専業を目標にしても、楽しさより苦しさが上回るのが容易に想像できます。
私には、案件にひしめくライバルを蹴散らす力も、下積みをこなしてレベルアップを目指す情熱もない。
受注まで数十件の応募をこなす時間すら惜しい。

手垢まみれのKW、下がらない一致率、どこかで見た文面。
こんなものを書きたくてライターになったんだっけ?
安いSEOならAIに書かせればいい。リライト入れればいいだろう。
じゃあ、私が書く理由は?

SNSではライターがライターをこき下ろす場面もたくさん見ました。
とっても しんどい 。 らいたー こわい 

そうやって、一つづつ丁寧に卑屈になっていって今があります。
看護師の資格と臨床経験を活かした医療ライターを目指していましたが、今そっちにも関心が向きません。
ぜんぶひっくるめて「面白くない」
少ないプライベートを切り売りして面白くない。これでは心が報われない。

夫や子どもに話しかけられるのを、一瞬でも疎ましく思ってしまう。
心の余裕を失っている。こんなはずじゃ。
もっと家族と会話を楽しみたい、もっと本を読んで知らない世界に触れてみたい。だから、今の時点で消耗が多いライター活動は終わりにします。

文章は書き続けます

とはいえ、文章を書く活動は辞めません。
お行儀の良い文章が苦手なだけで、「テメエこのやろう」といった野性味あふれる文章を垂れ流すのは得意です。今、興味を持って調べている分野がいくつかあるので、そっちでブログでも書いていろいろ試そうかな。

結局、私は私の文章が好きでわーわー早口で好きなことを語りたいんです。
それがわかったのは、ライター活動の収穫かな。やってて良かったです。

結論、向いてないからやめる。
認知がほぼされていないライターなのでひっそり辞めてもよかったんですが、自己主張の強い性なので。
ライターは辞めるけど物書きは続けたいです。今は、ちょっと休憩。

読んでくれて、ありがとうございます。
優しいあなたの今日と明日が楽しいものでありますように。

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