『新美南吉童話賞』応募しました
第35回『新美南吉童話賞』の応募原稿を今日送りました。10日の消印までOKです。日曜でも消印はつきますが、大事を取って少し早めに送りました。
これまでいくつか応募作をアップしてますが、今作はその中で一番自己評価が低いです。最初は別の話を書いていたのですが、今まで落選した話と同じようだと思い、新たに作り直しました。
僕の書くものは、小学校低学年までの子供が一人で読むにふさわしくないかもしれない。子供向けに書いてるつもりでも、大人向けの童話風小説になっていたのではないか。具体的には登場人物の気持ちに触れすぎることで、子供が自分で感じるのではなく、こちらが押し付けているのではないかということです。一人で、あるいは親子で読んで、この時の気持ちってどんなだろうねと考えられるものにしたいと思いました。その結果、会話が多く、物語があっさりしすぎてるとしか思えなくて。書いていても主要キャラに感情が入らなかったですし、自分でいいと思えない作品になりました。でもそれなりに手応えのあった作品が箸にも棒にも掛からないので、とにかくダメもとでやりました。短い話だからできる書き方です。ある程度長ければ、読み手も読むことに慣れていると思うので、もう少し気持ちに触れてもいいかなと思います。
自分がいいと思う作品、自信を持てるテーマで書くことが基本っていいます。noteや投稿サイトで公開するなら好きなものを書けばいいんですけど、賞は求められているものがあるはずです。ウケ狙いではなく、合わせることも技術かもしれません。また自分のいいが客観的にもいいのか、単に自己満足なのか。常に自分の作品に疑問を持とうと思います。一作一作、試行錯誤の繰り返しでしょうけど、頑張っていきます。
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