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推しと一緒に夢を叶えた話

突然だが、これを読んでいる皆さんには「推し」がいるだろうか。
いる人は、「それ」を推し始めたきっかけは何だったのだろうか。
きっと十人十色、様々なタイミングで出会い、何かしらの感銘を受け、推し始めるに至ったのだろう。

私にも愛してやまない推しがいる。ここではその推しとの出会いについて書きたいと思う。

2019年の夏から冬にかけてGyao!にて配信されていた、「PRODUCE 101 JAPAN」(通称:日プ)というオーディション番組で、私は推しと出会った。

1年以上前の番組の話をなぜ今更、と思われるかもしれない。しかし、この番組とそこで出会った推しは、一昨年の10月ごろから私の心の大部分を支配する存在であり、加えて、2020年の夏に配信終了した当番組が、3/10から再放送するということで、懐古したくなったのである。
よってこの記事は多分にネタバレを含むため、見る予定の人は視聴後に読むことをオススメする。(ただし4話だけは何があっても絶対見てください。)

さて、私は推しに対して並々ならぬ情熱を抱いている。私は今までの人生で、赤の他人にここまでの大きな感情を抱いたことはなかった。それなのに、今では推しの幸せのためなら、私にできる限りのことはしたいとすら思っている。言ってしまえば推しに出会って人生が変わったわけだが、そこまで熱中させるに至った出来事を、ここで紹介できればと思う。

説明が遅れたが、私の推しはJO1というボーイズグループの白岩瑠姫くんである。


1997年生まれの23歳で、「王子様キャラ」の美青年(あくまで「キャラ」で、本人はお笑い好きで甘えん坊な可愛らしい男の子である。)10代の頃に某Jの事務所に入っていたこともあり、数年で辞めてしまったが、地下でアイドル活動を続けていた。所属していたグループが解散し、夢を諦めかけた時に、ラストチャンスとしてオーディションに参加していたらしい。

瑠姫くんの好きなところはというと、とにもかくにもプロ意識が高いところである。ファンがいることが当たり前じゃない、だから感謝をいつも伝えてくれて、誰よりも努力していて、常に最高のパフォーマンスを見せてくれる。つまるところ、最高の「アイドル」(当社比)である(語彙力)。
そんな瑠姫くんの(私的)グッときたエピソードといえば、地下アイドルとして活動している頃、メンバーの数よりも観客が少ないようなステージをいくつも経験していたということである。だからこそ、今これだけ多くの人が彼を応援してくれることは本当に有難いと彼は常日頃言っている。
彼の直近の、ファン(JAMと呼ばれている)向けのメッセージを見てみよう。

そんなこと言うなら、私たちの応援に対して瑠姫くんがいつも応えてくれることが、なによりも幸せなことであると思う。本当にうちの推しは天才。そして自撮りが神。
余談だが、私はこのエピソードに、もう一つの推し(たち)であるμ'sのSTART:DASHという曲を重ねてしまうのだが、それはまたいつか話すこととする。

さてアイドルのオーディションといえば、最近だとNizi Projectなどが思い浮かぶ人が多いだろうが、2020年には他にもI-LANDやG-EGGなどさまざまなオーディション番組が放送されていた。これらの多くは韓国のプロデューサーが主催しているという共通点を持っている。私の推しがデビューしたオーディション番組も、漏れなく韓国系のものであった。

先にも紹介したが、その番組とは「PRODUCE 101 JAPAN」という、韓国で大人気のオーディション番組で、Wanna OneやIZ*ONEを輩出した番組の「日本版」である。

この番組では、6000人の中から選ばれた101人の青年が、歌やダンスなどの課題をこなし、最終的に11人のデビューメンバーが決定する。大きな特徴として、この101人→11人という過程が、全て視聴者による投票によって完全に決定されるということである。そのため視聴者は「国民プロデューサー」(略称:国プ)と呼ばれ、私たち視聴者の裁量によってメンバーが決定する形となっている。

(実は韓国でのいわゆる「本家」では、票数の操作が行われており、最終的なデビューメンバーは視聴者投票によって完全に決定されたわけではないことが発覚するというゴタゴタもあったが、、、日本版は運営がそれを完全否定している。)

最高なので見て!と言って仕舞えば話は終わるのだが、とにかく国プとしては推しの人生が自らの頑張りにかかっているということもあり、ハマる人はかなり熱中してしまう、ある意味危険な番組である。私もかなり精神を磨耗した。推しがデビューできたからよかったものの、もう1人の推しはデビュー出来ず、本当に悔しかったし、脱落したメンバーのファンの気持ちを考えると本当に胸が痛い。
それでも見てみたいドMな方(失礼)は、現在シーズン2が進行中なので見てみるといいかもしれない。私は瑠姫くん以上の推しに会える気がしないのでまだ見ていないが。

その点、すでにデビューメンバーが決まっているシーズン1の再放送を見て楽しむのも良いと思う。
ここからは、瑠姫くんが参加したシーズン1の流れと個人的な見どころを、かいつまんで述べたいと思う。

①レベル分けテスト-101人の初登場

101人の練習生は、1〜6,7人程度のグループに振り分けられ、歌とダンスを披露する。そこでプロのトレーナー陣によって、ABCDFの5ランクに分けられることとなる。

瑠姫くんは元地下アイドルということで、同じく地下アイドルをしていた4人組「反逆のプリンス」(通称:反プリ)として登場する。

なお余談だが、この反プリが兎にも角にも最高で、私は未だに箱推しの亡霊を拗らせている。同じ界隈の出身だからか元々の知り合い同士の組み合わせもちらほらいて、とにかく完成度が高くパフォーマンス慣れしている。

そして番組終了後も交流があったようで、インスタライブをしたり、私たちを大いに沸かせてくれたメンツ。一生仲良くしていて欲しい。

ちなみに、JO1としてデビューしたのは瑠姫くんだけだが、浦野くんと本田くんは同じ系列の吉本から「OWV」というグループでデビューし、三井くんは別のオーディション番組にて勝ち抜いてその後「NIK」としてデビューを掴んでいる。エモい。

②テーマ曲

レベル分けの後はレベルに合わせたトレーニングを受ける。その後一つ目の課題、101人全員で踊る「テーマ曲」の披露が行われる。

このテーマ曲、「ツカメ」はなんと101人全員分のチッケム(それぞれにフォーカスしたパフォーマンスビデオ)が用意されており、最初期の国プはこの101本のチッケムと、練習生ごとに用意された数枚の写真、PR動画などを見て毎日の投票を開始する。まあ写真見て顔が好みの子と、再生回数が多い子を何人か見て適当に投票するわけだ。この頃までは。

瑠姫くんはレベル分けでC評価を受け、その後再評価されBクラスに入った。デビュー後に発売された「番外編」のDVDにてこの時の様子が明らかとなったが、この頃瑠姫くんは極度の人見知りを発揮し、Cクラスで中々馴染めなかったらしい。

そんな時に一緒にいたメンツが、そう、反プリ(と愉快な仲間たち)なのだ。特に本田くんとは付き合いが長いらしく、Bクラスの本田くんとクラスが違っても一緒に練習し、クラスが上がった後は尚更べったりしていたらしい。可愛いかよ。(下の動画も可愛いから見て。)

あとこの動画の後半でも、2人は迷わず隣に座り、夫婦かのような間合いでトークを盛り上げているので必見。

③ポジションバトル-101人→60人

各練習生が得意の、アピールできるポジション(歌・ダンス・ラップ)を選択してパフォーマンスを行う。この後の投票で101人から60人に絞られる。この段階で全員の顔と名前が一致する。

ちなみに私が瑠姫くんを見つけたのはこのタイミングであり、日プにどハマりしたタイミングでもある。

ポジションバトルでは同じ曲を 
1組:ドラフト制によって選抜されたメンバー 
2組:売れ残り 
の2グループがパフォーマンスし、勝敗が決定する。つまり実力のあるメンバーが選ばれがちな1組が圧倒的に有利であるし、2組にはFランク(実力が最低ランク、つまり一概には言えないが、へたっぴ)の練習生が多くなる。

曲は抽選で決められた順に希望することができ、瑠姫くんはHey!Say!Jumpの”Over The Top”(ダンスポジション曲)を希望。さすが元ジャ(以下略)

そしてグループ分け。まぁ瑠姫くんは芸能活動も長く、Bクラスで実力もあり、顔もかっこいいので1組に選ばれるだろう、と思うじゃないですか。しかしグループを決める権利を持った井汲くん(特徴:かわいい)は、瑠姫くんを選ばなかった。
つまり、瑠姫くんは6人中Fクラス4人という、「まぁ絶対勝てないだろうな」という2組に振り分けられてしまうのだ。この時はまだ、この「OTT2班」が後に伝説となるとは誰も思っていなかった。

案の定、2組はダンス全くできない子が6人中3人という顔ぶれだったが、実はここには瑠姫くん同様の実力者がもう1人いた。そう、先にも登場した本田康祐くんである。

この本田くん、瑠姫くんとは番組が始まる前から親交があり、同じ地下アイドル仲間。そして、ダンサーとしても活動するほどダンスが上手い。日プ参加者の中で5本の指には確実に入る実力者である。しかし、ちょっと(かなり)怖くて、迫力がある。それで井汲くんは選べなかったんだろうと推測する。

実力のある本田くんがリーダーとしてチームを引っ張っていくこととなるが、実力不足の面々に当然困惑してしまう。途中では何度教えても成長がないメンバーに、不安も怒りも爆発し、練習場から去ってしまうシーンもあった。

そ・こ・で本田くんを支えたのが、そう、瑠姫くんである。
本田くんはのちのインタビューで、「本当に心の支えだったし、瑠姫がいなかったらここまでやれなかった」と言っている。
そして瑠姫くんもまた、人見知りの自分を支えてくれた存在として、本田くんへの感謝を番外編DVD(実質るきやすDVDです)で述べている。
このシーンを見ていたオタク(国プ)たちの反応は、きっと皆さんも予想できていると思うが、
そう、「るきやす最高」である。

さて、このOTT2班の物語は、私的に日プで一番好きなシーンである。皆さんにもぜひ見て、楽しんでもらいたいので結果はここには書かないこととしよう。一応パフォーマンス映像は貼っておく。未経験3人って思ってみてみてください。

この何がすごいって、未経験とか関係なく見せ場があるんですよ。本田くんは振り付けも抜群に上手いんです。(余談ですが、某ジャニーズグループの振り付けも担当したことがあります。)
そして本田くんのチッケムで明らかとなった、本田くんの目立たないけど膨大な運動量。未経験の子達の動線を簡単にするために、自分は複雑に動いている。本当にすごい。

加えて、瑠姫くんのコンセプト消化力と、センター適正。こんなん誰も敵わない。この華やかなパフォーマンスと、裏側で見せたお淑やかさに私は見事にギャップ萌えしたのである。

これ以外にも沢山の最高ポイントがあるので、気になる方は「PRODUCE 101 JAPAN」の4話を見てみてください。Gyao!の再放送で、恐らく3/13(土)に放送されると思うが、タオルは必須なので注意。

ネタバレとはなってしまうが、この4話のアフターストーリーとなるのが以下の動画である。6:10〜辺りから見れば、るきやすの沼にハマること間違いなしなので、ぜひ。

瑠姫くんがデビューし1年経った今でこそ思うが、瑠姫くんがここまで感情を露わにし、涙を流す姿は確かにとても貴重である。
(以下心の声:何が尊いって、るきやすのお互いがお互いを本当に心から想っていることなんだよなぁ、これ書くためにこの動画見て泣いてます。)
そして番組終了から1年半経った今も、グループが異なり直接の供給がないにも関わらず、本田くんが「瑠姫と電話しながら年越しした」とオタクに漏らしたり、瑠姫くんが「本田くんたちと焼肉食べに行った」と言ったり、2人が同じ番組の違う回に出たり、似てる服着てたり、もうるきやすのオタクたちは、るきやすのどんな小さな供給にも沸く日々を過ごしている。

一点留意しておきたいのは、この2人はそもそも、番組中に「仲良しアピール」をしているわけではないということである。
しかし、番組を通して一緒にいるシーンがかなり多く、後に語られたエピソードなどから最高のシンメとされているが、それもあくまでこちら側の受け取り方である。
でもこれだけ供給の絶えないケミは、私の知る限りそう残ってはいないように思うので、やっぱり仲良しなんだとは思う。

そしてOTT2班も、メンバーがみんなで遊びに行ったプリクラをSNSにアップするなど、今も仲良しの模様。箱推し。

ここで番組をもっと楽しめる小ネタを一つ。るきやすは番組内でたびたび、お揃いのブレスレットをつけているのでぜひ探してみて。

④グループバトル-60人→35人

6人ずつの10グループに分かれパフォーマンスを行う。ここではグループの勝利により大量のボーナス票が得られる。この後60人から35人に絞られる。この段階になると、各練習生のスタイルや性格などをある程度把握できるようになる。つまり、各練習生の魅力を把握するので、誰かを選んで投票するのも難しいし、選ばないで脱落していくのを見るのは非常につらい。

るきやすトークが長くなったが、次のフェーズに進む。
グループバトルである。ここでは順位の高い子からメンバーを選択する仕組みで、瑠姫くんは安藤くん(特徴:イケメン、歌上手い)に選ばれ、選曲は東方神起の”Why? Keep your head down”となった。
人見知りな瑠姫くん、本田くんと違うチームになりどうなることかと思いきや、何とこのチームには同じく仲良しで同い年の佐野文哉くんがいるではないか。

青髪が印象的な佐野くんも、職業はダンサー(兼大学生)で、ダンスがめちゃくちゃ上手い。
しかし同じグループにはもう1人めちゃくちゃダンスが上手い、hicoくん(特徴:麦わら帽子)がいて、2人はすれ違ってしまう。
実はこのグループ、つよつよボーカリストの安藤くん與那城くん、つよつよダンサーの佐野くんhicoくんを擁し、中でもバランスよく歌とダンスができる瑠姫くんがセンターに選ばれたのだが、瑠姫くんはどうやら人間関係の面でもバランサーとなっていたようだ。
瑠姫くんが佐野くんとhicoくんの間に立ち、グループがまとまっていく様子が番組では描かれた。
そして行われたパフォーマンスが、こちら。

全身真っ白の白岩瑠姫さんがもはや宗教画と話題になったわけであるが、ここでも私たちは彼のコンセプト消化力に圧倒される。さらに、これほど個性の強いメンツの中でセンターに立つことで、まとまりが生まれ、バランスが良くなっているように見える。
つまるところ、瑠姫くんのセンター適正力は恐ろしいまでに高いのである。
そしてこの頃から、白岩瑠姫=センターというイメージが定着した。

っていうかWhy?のこのメンツは本当に粒揃いで、このままデビューでもいいんじゃないか?とすら思った。実際私はまんまとWhy?組の亡霊となった。

⑤コンセプトバトル-35人→20人

5つの異なるコンセプトによる「オリジナル曲」に分かれ、パフォーマンスを行う。各練習生がどのコンセプト曲に振り分けられるかも、国プによる投票で決定する(どの曲を誰にやってほしいかの投票が数週間前に行われる)。

これらのコンセプト曲はデジタル配信もされるし、プデュの目玉ともいえるバトルである。
そして国プも推しにぴったりの曲をやってもらえるように、投票に必死になるのである。実際このコンセプトバトルで化けて順位を大幅に上げる練習生が各シーズンに一定数いる。後にJO1としてデビューした金城碧海くんもその1人で、初めの方の順位は80位代、Fクラスのスタートであったが、コンセプトバトル以降めきめきと順位を上げていった。

日プのコンセプト曲は、以下の5つであった。(一言添えてますが異論は認めます)

・Black Out (ジャンル:Future Pop)
メロウでセクシーなメンヘラ失恋曲

・クンチキタ (ジャンル:Dance HIPHOP)
ラッパーがどんぱちやる系の俺様曲

・Happy Merry Christmas (ジャンル:House)
王道系キラキラアイドルソング、ボーカル曲

・やんちゃBOY やんちゃGIRL (ジャンル:Retro House)
可愛いに振り切っているけどちょっと切ない、ポップな曲

・DOMINO (ジャンル:Future Bass)
ちょっとテクノな感じ?近未来感のあるダンス曲

瑠姫推したちは、Why?でみた可能性も踏まえてBlack Out推しであった。推しのセクシーな一面も見たかったし、私もこの頃からファンの方々との交流を始めたので、当然Black Outに投票した。
しかし瑠姫くんが選ばれたのは、Happy Merry Christmas(通称:ハピメリ)である。そう、ゴリゴリのアイドル曲だった
今でなら、瑠姫くんは至高のアイドルだし、ピッタリじゃないかと思うが、この発表を受け大勢に呟かれ、トレンド入りした言葉は「瑠姫くんごめん」
なぜなら、誰がどの曲に割り振られたかと同時に、振り付けの一部が公開されたわけだが、その、ハピメリの振り付けが、なんと言いますか、その、クセがすごかった(ダサかった)
私たちは曲しか聴いてないから、まさか推しがこんなダサいダンス(四股踏んでる、、、)をやることになるなんて、一時は絶望した。そして「瑠姫くんごめん」の気持ちでいっぱいに。

しかしその後のインタビューで瑠姫くんは前向きに取り組んでいる姿を見せ、私たちはまた彼のプロ意識に救われるわけだが、それでも一抹の不安を抱えながら、ひたすらに番組の更新を待った。

そして放送された練習風景。つよつよボーカリストが大勢集まるグループで、瑠姫くんはすんなりセンターに決まった(実はプデュの歴史上、デビュー評価以外の全てでセンターを務めたのは瑠姫くんのみである)。番組内で印象的に描かれたのは、このダサいダンスをいかに良いパフォーマンスに昇華するか苦悩する面々の様子。もはや面白いに振り切るのか、可愛いに振り切るのか。
瑠姫くんが「可愛い仕草や表情が苦手」と漏らす場面もあり、方向性がなかなか決まらない様子だった。トレーナー陣にも叱られるばかりで、このままで大丈夫なのだろうか。
そんな風に不安を煽るような演出であったが、実はリアルタイムでは、この場面の放送時すでにパフォーマンス動画が公開されていたため、ファンたちはすでに目撃していたのであった。そう、あの伝説のステージを(読み返したら「伝説」多いな)。

百聞は一見にしかずというので、日プ史上最も再生されたチッケム(テーマ曲「ツカメ」除く)である、瑠姫くんのハピメリチッケムを見ていただきたい。

そして全体のパフォーマンス映像はこちら。

白岩瑠姫がセンターに立つたびに、とてつもない悲鳴が上がっているのが分かるだろうか?
ダンスのダサさなんて全く気にもならない、とにかく白岩瑠姫が輝いていて、かっこよくて、可愛くて、非の打ち所がない(語彙力)。天才か。
他のメンツもさすがボーカリスト揃い、歌が安定して上手すぎる、なんだこのステージは。
中でも印象深かったのが、難航したメインボーカル決めの中、その座を勝ち取った浦野秀太くんの歌声。
まず耳に残る、特徴的なハイトーン。そして上体を逸らすようなダンスをしながら放つ、安定した高音。逸材すぎる、なぜあんなに順位が低くかったのか今でも疑問である。
性格も明るくチャーミングで、実はこの子も瑠姫くんと同じく元Jで地下アイドル上がりの子。同い年ということもあり、かなり砕けた関係であったようだ。


さて、全てのパフォーマンスは会場にいる観覧客の投票により、個人とグループの順位が決まるわけだが、結論から言うと、白岩瑠姫の得票数は35人中ダントツの1位(70票で2位は46票)。「会場の全員が恋に落ちた」とすら言わしめた誰もが認める伝説のステージであった。

初めは「瑠姫くんごめん」とすら思っていたのに、期待を倍以上に返して素晴らしいパフォーマンスを見せてくれた瑠姫くんに、ファン一同圧倒され、心底惚れ込んだ。そして決意した、この子を絶対にデビューさせなくてはならないと。

後日談ではあるが、実はJO1がデビュー後、このハピメリをカバーしている。ファンは「瑠姫くんがセンターじゃなかったらどうしよう」と大層不安に思っていたが、カバーverもしっかり白岩瑠姫がセンターで輝けるアレンジとなっていて、とても安心したのであった。この曲はやっぱり瑠姫くんの歌だと思う。

さて、ハピメリチッケムの再生数がぐんぐん伸び、瑠姫くんの注目度も比例して上がっていく中で、私たちを震撼させる出来事が起きた。
そう、この直後の順位発表で、それまでデビュー圏外(13位)だった瑠姫くんが、突然4位に浮上したのである。

日プシーズン1では、上位4〜5名は常に同じメンツでほとんど順位の変動がなかった。その中にいきなり現れた、ダークホースである瑠姫くん。
それまで一度も順位を落とさず少しずつ上がってきたが、いきなり4位とは、、、
私自身、リアタイ視聴中にさらっと発表された順位で、いつもの10位代に瑠姫くんがおらず、あれ?と思ってたら、まさかの4位。この時の気持ちはあまりに衝撃で、忘れられない。

しかし出る杭は打たれるとでもいうのか、これまで順調かに思えた瑠姫くんの人気上昇も、ここで大きな危機を迎える。
そして私はここからデビューまで、睡眠時間と精神を削る、本当に厳しい日々を送ることとなった

⑥デビューバトル-20人→11人(デビュー)

デビューに向けた最後の評価で、幕張メッセの大きな会場で、テレビ中継(しかもゴールデン)にて放送された。この時から国プは1人にしか投票できなくなるため、1pick(要するに一推し)の人がどれだけいるかで最終順位が決まる。生放送内で10人ずつ2つのチームに分かれ、パフォーマンスをし、投票締め切りののちデビューメンバーの発表となる。

デビューバトルは2曲で、どの曲のどのパートを歌うかはなんと順位順に自分たちで決めるという仕組みである。瑠姫くんは4位なので、最後から4番目に選択権がある(他の人を蹴落とすことができる)わけだが、逡巡しながら彼が選んだのは、YOUNGという曲のサブボーカル②というパート。

ちなみにその2曲はこんな感じ。
・YOUNG
若さゆえの刹那さ、「young 止められない」「怖くても散るのさ華麗に美しく」といった歌詞が印象的なメロウな曲。
・Grandmaster
ヒップホップで「俺が王者なのさ」という歌詞が印象的な、俺様系な曲。
いずれもデビューを掴むために努力する練習生を、二つの異なる面で表現した良曲である。

そして当のパフォーマンスも、甲乙つけ難いほど素晴らしかった。
でもその話をする前に、先ほど少し触れた、瑠姫くんを襲った危機の話を少ししよう。

日プの本質は、たとえデビューに相応しい人が何人いようと、「11人しかデビューできない」ということである。つまり、どれだけ才能があって良い子でデビューするべきでも、最終順位が11位以内でなければデビューできない。一方で、実際最後の20人なんか特に、誰がデビューしてもおかしくないくらい粒揃いであった。よって、誰に投票するかかなり悩む。
なのに一度に投票できる人数は序盤の11人から徐々に減り、最終的には1人にしか投票できない。そこで平たくいえば、その1票、絶対にこの人!という決め手を皆求めて番組を視聴するわけである。
推しが決まっている人は、当然その人に投票するのに加え、友人や家族にも声をかけて、また浮遊票を取り込もうと一種の布教活動を行うわけである。話題になったファンによる応援広告なども、その一環である。
そして想像に難くないだろうが、蹴落とし合いも起きる。具体的には、この人は相応しくないというネガキャン、さらには不利益な情報の暴露が横行した。
実際このせいで、常に上位をキープしていたメンバーが急に10以上順位を落としたり、かなり変動が起きた。
そして瑠姫くんもある時その的となってしまった。

この話を広めるのはあまり良くないと思うので、すごくざっくりと触れるが、瑠姫くんのイメージダウンにつながるようなものがでっち上げられ、拡散されてしまった。
これらがフェイクであるということは、多くのファンの協力のもとすぐに明らかとなったが、この正しい情報がきちんと拡散された層にリーチしているのか、が問題であった。気が気ではなかった。

とにかく誤解している人に直接Twitterで連絡したり、他言語でお気持ち表明文を書き拡散したり、瑠姫くんの動画の再生数を伸ばしたり、瑠姫くんのいいところをたくさん呟いたり、タグイベに参加してトレンド入りさせたり、サジェスト浄化したり、、、
ファンの方々と、携帯の通知が鳴り止まないくらい連絡をし続け、情報を共有し、ひたすらに瑠姫くんを、彼の夢を守ろうと、必死に行動した。
ファイナル前の一週間は寝る間も惜しんでTwitterに張り付いて、ただひたすらに布教と、鎮火と、友達に投票をお願いしたりと(あの時お世話になった皆さん、もし読んでたら、ありがとうございました本当に)てんてこまいだった。
なんならファイナル当日になんか特大嫌がらせがあるかもとなり、もう本当に瑠姫くんの名前が呼ばれるその瞬間まで、極度の緊張状態であった。

でも悪いことばかりではなかった。
多くの瑠姫くんを応援するファンの皆さんと交流できたのは面白かったし楽しかった。
中でも、地下アイドル時代のファンの方々が、瑠姫くんの危機のためならばと、素敵なエピソードを共有してくれたり、誤解を解こうとしてくれたりした。(気になる方は先に上げたハピメリチッケムのコメント欄を見てみてください)
彼を愛し応援するみんなで、文字通り一丸となって、瑠姫くんのために頑張った。
でもここまで多くの人が動いたのは、やはり単に瑠姫くんの魅力や、人柄の賜物なんだと思う。

最初に述べたように、人生でここまで他人に情熱を注ぐのは初めてのことであった。でも、そこまでしても、瑠姫くんにデビューしてほしかった。
私は幼少期から洋楽にどっぷりで、歌もダンスも世界レベルのものばかり好んで見てきた。だから日本のアイドルは正直に言ってレベルが低いと思っていて、あまり良く思っていなかった。
それでも歌とダンスは好きだったので、この人ならば!と思える人をひたすらに男女問わず探していた。でもなんか、これだ!という、トキメキのようなものが足りなかった。
そんな中で出会った瑠姫くんは、私の意識を塗り替えるほど輝いていて、魅力的で、心の底からときめいた。ああやっと理想のアイドルに、心から推せるアイドルに出会えた、と思っていた
だから絶対に、デビューして欲しかった。彼の夢のその先を、その景色を見せてほしかった。

さて、話をデビューバトルに戻そう。
映像はこちら。

日プの動画の中でる驚異の再生数を誇る、歴代プデュの中でも特に印象深いと言われているステージである。

彼らの夢へ向かった全力をぶつけた、本当にこの一瞬にしかできないステージ。10人全員が、鬼気迫る様子で、「デビューしたい」という気持ちがただただストレートにぶつかってきて、圧倒された。
それでいて、どこか儚くて、刹那的で、彼らの夢がいとも簡単に壊れてしまう予感が、どうにも胸を締め付ける。
それでも若いから、「怖くても散るのさ華麗に美しく」。これをこの状況下の彼等に歌わせる、残酷さ。
全てが、とても美しい。

youngの瑠姫くんは、なんというか、全てが完璧だと私は思っている。この時より今の瑠姫くんはかなりスキルアップしたが、未だにこのパフォーマンスは超えられていないとすら思っている
瑠姫くんが成長していないわけではなく、このパフォーマンスがただ奇跡的なのだ。いつかこれを超えるものを見せてもらうのが、今は楽しみだ。

そしてこの曲だけは、私はいまだに昇華できないというか、今でも自分にとってのテーマソングのように大切に想っている。
日プ放送中の私はそろそろ就活という時期で、進路に大いに悩んでいた。やりたいことを取るのか、将来性を取るのか。でもこの曲を聴いて、彼等のパフォーマンスを見て、散ってもいいかもしれないと思った、それが美しくさえあれば。
当時の私は、自分の夢に対する気持ちを、瑠姫くんに大いに重ねていた。そして瑠姫くんがデビューし、その後のインタビューなどで紡がれる言葉や彼の考え方を受けて、約1年後に私も夢を追いかける決断をした。

余談ではあるが、昨年末に抽選に当たり、30秒間だけ瑠姫くんとオンラインで話す機会があった。話す内容はかなり迷ったが、瑠姫くんに刺激を受けたことを話すことにした。すると彼は
「1人じゃない、俺がついてるから、頑張ってね」
と言ってくれた。なんて心強い。
ありきたりな言葉かもしれないけど、彼に夢を重ねた私にとっては、それが一番の激励であり、支えであるのだ。瑠姫くんは分かっていなかったかもしれないけど(だとしたらやっぱり天才だけど)、この言葉に本当に救われた。

ファイナル当日は、実は私の誕生日当日で、友人が祝いがてら一緒に視聴してくれた。
二つのパフォーマンスが終わり、最後の投票が締め切られた。評価に関係ないテーマ曲の披露や、泣けるバラード(いきものがかりさん提供の「さよなら青春」)の披露などを経て、いよいよ結果発表。緊張は最高潮へ。

友人は先の佐野くん推しであったが、既に脱落してしまったために、当日は私の代わりに本田くんに投票してくれた。

私はひたすらに、瑠姫くんの名前が呼ばれること、そして、2人目の推しである本田くんの名前が呼ばれることを祈っていた。
当時のるきやすファンたちは、互いに協力しながら、「#花道の向こうで待ち合わせ」をスローガンに掲げていた
これは、名前を呼ばれたデビューメンバーが花道の向こうへ歩いて行き、用意された椅子に座るという恒例の演出に由来するものである。

結果、瑠姫くんは6位でその名を呼ばれた。
「華やかなビジュアルの中に、誰よりも熱い闘志を秘めています。」
「アイドルになりたい。彼がそう決意してから、およそ10年の月日が経ちました。
辛い思いをしてもなお、夢を諦められなかったのは、大きな舞台で見た景色が忘れられなかったから。様々な経験を経た今、センターの似合う最強のアイドルとなりました。」
その時に読み上げられた紹介文である。

絶対デビューすると信じていたけれども不安だったし、ひとまず安堵した。そして次に浮かんだ感情は、それまで順位を落とすことなくここまできた瑠姫くんの順位を、最後に2つ落としてしまったことの後悔と申し訳なさであった。
その後はこれからも瑠姫くんの夢を応援できるという実感が湧き、喜びと、感慨深さで胸がいっぱいになった。
一緒に見ていた友人と泣きながらハグした。本当に嬉しかった。最高の誕生日プレゼントだった。

デビューを掴んだのにはもちろん瑠姫くんの頑張りが一番にあるが、それを、投票という形で、国プとして支えられたことを誇りにすら思う。
だから、烏滸がましいかもしれないが、推し「と一緒に」夢を叶えた、と私は思っている。

他のデビューメンバーが感情的に泣き崩れる中、瑠姫くんは名前を呼ばれたときにわずかに笑みをこぼしこそしたが、堂々と優雅に、手を振りながら花道を歩いた。そしていつもの綺麗な立ち姿で、花道の向こう側に立った。
あぁ、この人はなんて美しいんだろうと心底思った。誰よりも夢を叶えたかったのに、叶えたのに、こんなにも凛としていられるのか。彼はステージ上では、常に「アイドル」でいようとしていた

彼の本当の感情が見えたのが、以下の動画の14:50のあたり。

舞台裏で、本田くんに抱きついている。顔は見えないが、その背中から大きな感情が伝わってくる。
本田くんは15位で、デビューできなかった。この時の気持ちを思い出すと、今でも辛い。私は、本当は、本田くんと一緒にデビューする瑠姫くんが見たかった。

日プが終わって、多くの人気メンバーが違う事務所や新しいプロジェクトでデビューを決めて行った。でも本田くんは、4ヶ月もの間、何もなかった。それどころか、所属していた地下アイドルのグループも脱退し、本当に一般人になってしまった。
「彼等がデビューするまでは自分は何もしない」と言っていたから、ただ待った。進路が決まっていないファイナリストも少なくなり、JO1もデビューし、それでも待った。
そしたらある日、吉本興業からのアイドルグループ「OWV」としてのデビューが決まった。
吉本興業といえば、JO1の事務所LAPONEの親会社でもあり、実質同系列からのデビューということである。つまり、今後も共演の可能性がかなり高い。
しかもメンツが、先に述べた反プリの浦野くん、ダンスが上手な佐野くん、そして触れてこなかったが才能に溢れていたが惜しくも(何故か)初期に脱落した中川勝就くんとの4人組。
この時、私の中の日プは本当の意味での終わりを迎えた。やっと本田くんを花道の向こう側へ送り届けられたのである。

2人はいまだ直接の共演はないが、一緒に会ったエピソードを随所で話してくれたり、同じ番組の違う回に出たり、今でも安定したるきやす供給が定期的に降ってくる。なんて幸せな環境なのだろう。
いつか2人並んだ姿を見るまで、本当の意味で「花道の向こう側で」の共演を、楽しみにしている。

ちなみにファイナルはるきやすがYOUNGで共演しており、立ち位置がシンメになったり、目を合わせていたり、クライマックスで2人が一緒に抜かれていたり。「さよなら青春」では瑠姫くんが歌っている後ろで本田くんがリップシンクしていたり。さらには、2人はずっとお揃いのイヤカフとブレスレットを着用している。まさにるきやすパラダイス(語弊)。
気持ちが落ち着いた今、また見れば感慨深いと思うので、私も再放送を楽しみにしている。

個人的には、この2人の友情は、彼等のものだけにしてずっと大切にしておいてほしい。ファンには見せなくていいから、そのカケラの一つでもたまに落としてくれれば、それで私たちは幸せである。

さて、最後に日プの後の話を少ししようとおもう。

⑦JO1としての活動

私とメンバーの鶴房くんの誕生日でもある12/11にデビューメンバーが発表されたのち、3/4に1stシングル「PROTOSTAR」(リード曲:「無限大」)を引っ提げてJO1はデビューした。
その後、2ndシングル「STARGAZER」(リード曲:「OH-EH-OH」、1stアルバム「The STAR」(リード曲:「Shine A Light」)をリリースし、オリコンやビルボードで1位を獲得。TGCに出演したり、オンラインライブをしたり、また韓国ではKCON、MAMA、Mカなどにも出演したり、精力的に活動中。

日本では圧力があるのか音楽番組になかなか出演できていないが、親会社の吉本パワーでバラエティ番組には多数出演している。
以前友人に「最近テレビでJO1見ないけどみんな元気?」と聞かれたほどである。意外と浸透しているのね。

JO1の何がすごいって、見るたびに成長が目に見えてわかるほどに、全員が常にメキメキとスキルアップしている。
この子達がこれからどうやって成長して行き、合言葉の「Go to the Top!」のように、てっぺんまで上り詰めるのかとても楽しみである。

瑠姫くんはというと、初めの方は人見知りを発動させなかなか馴染めなかったようだが、今では打ち解けた様子を見せてくれている。
パフォーマンスも、最初の方はパートや曲に恵まれずあまり目立てていなかった(パフォーマンスが悪いわけではなく、なんか合ってない感)気もするが、最近はキリングパートを任されることもあり、今後ますます楽しみだ。やっぱり一番楽しみなのは、いつかくるであろうセンター曲である
最近の曲でなかなか良いパフォーマンス動画を載せておく。

いずれもリード曲ではないが、人気も高い良曲だ。彼等にはお上品な曲がよく似合う。(もちろんゴリゴリの曲も良い。)

また、待ち望んだチッケムがこちら。

それと、個人的に瑠姫くんが楽しそうで微笑ましかった動画がこちら。

それと、デビューしてから明らかとなった、瑠姫くんの意外とポンコツな一面がわかるのがこちら。

番組中ではいつもクールで、本田くんに実はおしゃべりであることが暴露されこそしたが、基本的に何でもそつなくこなす子だと思っていた。
しかしデビュー後の番組などで、極度のビビりだったり、料理が壊滅的にできなかったり、お笑いに愛されていたり、それでいて、コメント力を褒められたり、さまざまな一面が見れた。
また、番組内でも見せていたプロ意識の高さ、ファンに対する感謝など、さらに深く知ることができた。
あとエゴサの神で、ファンの動向をかなり把握しているので、たまに怖いこともある(笑)。

これは定期的に瑠姫くんからメールが届くサービスであるが、最高の自撮りを添えて、いろんなことを送ってくれる。甘えん坊で、ボケたがりで、ひたすらに最高のアイドルであることがわかるので、興味があればぜひ登録してみて欲しい(有料ですが)。

これからも瑠姫くんは、夢のその先の、たくさんの景色を見せてくれるのだろう。そこでかっこいい姿、可愛い姿、いろんな姿を見せてくれて、ますます私のことを魅了していくと思う。
彼はもう私たち国プの手を必要とせず、自らの翼で飛んでいくのだと思う。たまにそのことに寂しくなったりもするが、瑠姫くんは絶対に私たちのことを置いて行ったりしない。いつもこちらのことを見つめ、手を繋いで一緒に行こうとしてくれる。
私たちが応援すれば、好きでいつづければ、彼は応えるように輝きを増し、羽ばたいていく。

YOUNGの瑠姫くんのパートで
「本気で願い続けた夢」
と歌う部分がある。彼はきっとこの一行に、いろんな想いを込めていたんだろうと推察する。
そしてJO1のOH-EH-OHには、これと対比するような瑠姫くんのパートがある。
「君と一緒に望んでた夢の世界」
そう、今の夢の世界は瑠姫くんとみんなで望んで、叶えた夢の世界なのだ。少なくとも私はそう思っている。

近いうちに、私もやりたいことに向かって新しい世界に飛び込む。その時もまた、彼に刺激と元気をもらいながら、頑張って行きたいと思う。
彼の夢への手助けをしている間に、私も自分の夢を見つけ、今では彼に憧れて、その夢に向かって歩き始めた。

触れられていないエピソードや他の練習生についてもたくさんあるが、大変長くなってしまったため、ここで筆を置く。
ということで、私の最高の推しと、彼の夢を一緒に叶えた話であった。

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