自分が悪いと思うこと

自分は悪くない相手が悪い、と思うこと。

それは人によっては簡単なこと。

けど、それは本当に自分は悪くないのだろうか。


自分も悪いけど相手も悪い、と思うこと。

多分、そうなのだろう。

しかし相手の悪いところを指摘して直してもらえたらいいが、そう上手くいかないことも多いような気がする。


自分が悪い相手は悪くない、と思うこと。

こう思う傾向の人もいる。

けど、それは本当に相手は悪くないのだろうか。


さてこうなるとどれも不正解のように思われる。

正解不正解なんてないのかもしれないけど。

でも、どれがいいんだろう。


相手にも悪いところはあったけど、自分も悪いし、自分が悪いと思っておく。

これがいいのかな、と、考えてみた。

自分が悪かったと思う部分を認め、たとえ相手に悪かったところがあっても、とりあえずは自分の悪かったところに目を向け改善策を考える。


これ、どうだろう?


相手が悪いと言っても相手が変わるかは相手次第になってしまう。

でも自分が変われるかは自分次第だ。

相手への期待もいいけど、相手に期待して状況が変わるのを待つだけより、自分に目を向けて状況を変える努力をした方がいいような気がする。


俺は今までは、自分が悪くても、自分の悪かったところよりも、人の悪かったと思う部分の方に目がいっていた気がする。

自分も悪いと思いつつも、自分のことよりも人の悪いと思う部分が引っかかって、その部分を指摘することで目を逸らしていたのかもしれない。

でも、色々あった今、人によってはようやくかよと思うことかもしれないが、自分も悪いが相手も悪いとなった時に、相手も悪いと思うがそれよりも自分の悪かったと思う部分をなんとかしよう、と考えることが出来るようになってきた。


いや、前から自分の悪いところは認めてたけど、その中で、自分の非を認めることよりも、もしくは認めつつも、相手の指摘が多かった。

けど、相手が指摘を望んでいない限りは、それは自分が相手を指摘したいだけのエゴなんだなと、そう思った。

だから、これからは気を付けよう、努めようと、そう思った、ってだけの話。

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