今年を振り返り感謝したい自分で在る

年末だし、今年を振り返ってみようかな、なんて思った。

今年は、自分を取り巻く環境が大きく変わった。

年始にひとつ大きな出来事があり、さらに、その一部の切り取られた情報や過去の別の出来事との切り貼りをされての噂の流布。

火のないところに煙は立たぬ。自分の行動の結果なので自業自得因果応報ではあるかもしれないが、一部だけを切り取られた情報や全てをごちゃ混ぜにされたその情報、それをそのまま受け取る人達、そんな状況が苦しかった。

そして、精神を病み、人が怖くなり、引きこもり生活となる。

それから5ヶ月、ちょっとした舞台への出演依頼が入り、それをきっかけに、また活動を始める。

その時はまだまだ精神的に不安定だったが、それからまた別の人から、舞台の演出を頼まれる。

その人も過去に辛いことがあり、その台本はその時の自分に重なる部分が多かった。

さらに別の舞台でも、自分のその時の想いを表現するような機会があった。

そうして徐々に、自分の中にあった負の感情は、外に出され、今はほとんどなくなり、残ったのは多くの人への感謝だ。

立ち直るためのきっかけをくれた人達。

支えてくれた人達や支えようとしてくれた人達。

離れて色々なことに気付かせてくれた人達。

いつまでも気にしてくれる人達。

今、関わってくれている人達。

全ての人に感謝の念を持てるようになったし、人を好きでいられるようになった。

全ては言い過ぎかもしれない。一時でも俺を好きでいてくれたり、慕ってくれたり、頼ってくれたり、そんな人は、全て、だけど。

たとえ、今は嫌われてしまっても、俺は、そんな人達みんな感謝しているし、俺はその人達の良いところを見て、好きでいることが出来る。たとえ好きまで思わなくても、嫌いにはならない自信がある。

もちろん、俺のことを好きでいてくれる人、今の俺を慕ってくれる人、頼ってくれる人、そんな人達にはとても感謝だし、大好きだ。

嫌われてしまった人には、こんな想いももう届けられないかもしれない、届けられても伝わらないかもしれない、でも、俺は、この想いを持ち続けるし、俺は、そんな自分でいたいから、そうするだけだ。

結局は、自分がどう在りたいかとか、どんな自分になりたいか、それだけなんだ。

俺は、一時でも自分を好きでいてくれたり慕ってくれたり頼ってくれた人を好きでいる自分でありたい、自分を必要としてくれる人や自分を求めてくれる人に応えたい、人の悪口を言わない人間でありたい、自分と意見や考えが違う人のことでも受け入れたり認めたりが出来る自分でありたい、人の良いところに目を向けてまずはそこから大事にしていける人間になりたい、色々なことに感謝の念を持てる自分でありたい。

色々あるけども、まずは、感謝。感謝が先に来てくれたら、なりたい自分になりやすいと思うし、在りたい自分で在りやすいと思うから。

なりたい自分になるために、在りたい自分で在るために。