新興国N、途上国D、貧困国P、感染拡大の脅威

Ⅰ.  新興国、途上国、貧困国での感染拡大
ー新興国N、途上国D、貧困国Pでの感染急拡大
・NDPでの感染、この1~2ヶ月で急拡大。
・世界の新規感染者に占めるNDPの比率は8割を超えた。

ー新規感染者は、米以外ではBrazil、India、Russiaなど新興国が上位。
これらは21世紀初頭にはBRICsとして注目を浴びた。
ちなみに人口、インド14億人、ブラジル2.1億人、ロシア1.45億人。

ー途上国、貧困国の人口はさらに多い。アフリカ、南米、中央アジア、中東など。
・途上国、貧困国の感染者は検査システムが未整備なので、実態が把握されていないおそれ。実態が明らかになるとさらに数倍にも増加する可能性。

Ⅱ.  劣悪医療と衛生、貧困、財政難と負債
ーNDP、とくにDP諸国に共通するのは劣悪な医療と衛生そして貧困
・これら諸国では、他の感染票や疾患による疾病率、死亡率がすでに高い。
・そこでCV感染が拡大すると貧弱な医療制度では対応できず、医療崩壊。
・医療サービスの貧弱さと衛生の劣悪さと貧困は相互に関連、相乗効果。

ー衛生の劣悪さ
・多くの国では、貧民街の狭い家に多くの家族や親類が同居。密な生活。
・スラム街では水道も石鹸も自由に使えない。1部屋に6~8人が押し込められる。
・水道(running water 流水)がなく、汲み水や溜水で、調理、身体洗い、汚水処理。
・不衛生な環境は感染病やその他の疾患の温床。

ー貧困は感染の原因でもあり結果でもある。
・狭い家やスラム街の劣悪な環境は貧困の結果であり貧困はまた感染拡大の原因。

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