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ZiDol/today is まにまに 販促活動


ZiDolの勢い、凄い。

語彙力を失う程、凄まじいのだ。
前回のZiDolについてのnote(こちらにZiDolの詳細について書いておりますのでお時間あれば是非)からかなりの時間が経ち、書いていないうちにいつの間にか、OCTPATHさん、OWVさんとの対バンライブ開催やONBAKU!FES.出演等、勢い留まることを知らず。

ZiDolの活動はここでも。ZiDolプロデューサーであるkentoさん(以下kentoP)がよしもと漫才劇場を1日ジャックしてkento fukaya presentsと題して過去に行った主催の6公演+単独を成功させたkento fukaya FES(2022年11月23日開催)。あれが3520円なの凄すぎ。どの公演も最高でした。(配信勢)

このフェスのトップバッターを務めた公演が、ZiDol誕生のきっかけとなったプロジェクト、the idol(じ あいどる)なのである。
この公演の最後でkentoPから告げられた重大発表の1つに、浦井さんセンターの新曲制作決定の報せが。その新曲が、タイトルにも記している『today is まにまに』という楽曲である。

今回は、ZiDolの新曲『today is まにまに』を、2月27日に行われた『ZiDol 1st ONEMAN LIVE』での初お披露目とアンコールのパフォーマンスと共に紹介させていただこうと思う。
2月21日から6夜連続でkentoPのYouTubeチャンネルにてプレミア公開された冬の合宿編の紹介については、今回は割愛させていただくが、kentoPが口にしていた通り、120%のお笑いを貫き通していてめちゃくちゃ面白いということだけはお伝えしておく。

ここからはライブを見てからだとより楽しめる内容となっている(特にダンス部分)ので、皆さん合宿編見て配信を買いましょう。ライブも合宿編見てからだとより面白いと思います。(宣伝)


新曲諸々のリンクを貼っておきます。チェケラ。

↓ZiDol 1st ONEMAN LIVE オンラインチケット(購入は13日の12時まで)

↓ZiDol 1st ONEMAN LIVE ダイジェスト映像(迷っている方はこれや後述しているFANYマガジン様の記事を見たらある程度の流れが分かるのでオスス。)

↓today is まにまに 各種配信サイト(何歳になってもドキドキしよう!という文章に胸がぎゅっとなった。青春したい。)

↓ZiDol クラウドファンディング(筆者は目覚ましボイス、浦井さんkentoPファーストテイク、リモート握手会、ありがとう配信を購入しました。財布の紐はかなり硬いと思っていたのだが、ここまで購入意欲を駆り立てるZiDolの凄さよ。)

↓ZiDol 冬の合宿編(全部、と言うとアレなのでワンマンライブでも盛り上がりの核となった、中谷さんの全力解放が見れる5話を筆者は推しておくことにします)


↓一部使用画像元:FANYマガジン様


※筆者は浦井さん、kentoP寄りの箱推しです。(Pも立派なZiDolメンバーだと思っている) センター抜擢とても嬉しかったし何よりかっこよかった………


①思わずノってしまうディスコチューン

合宿編(episode3)でkentoPも公表していたが、今回の楽曲はディスコ調で大人の色気爆発のダンスナンバーとなっている。
「前回の似非デレラとは全く違う」というメンバーやPからの発言もあったがまさにその通りで、様々なジャンルの楽曲を手掛ける馬瀬みさきさんの作曲技術に感服する。

双方から怒られてしまうかもしれないが、どこかSMAPさんや嵐さん、具体例を出すと乃木坂46さんの『I see…』やモーニング娘。さんの『恋愛レボリューション21』等を彷彿とさせる、様々な年代を虜にさせる懐かしいサウンドだと感じた。
筆者は「花ざかりWeekend✿」という楽曲が好きなのだが、同じディスコ調ということもあって、この楽曲の雰囲気も感じられて個人的にとても嬉しかった。ディスコっていいな………


そして、ディスコチューンには欠かせないベースの躍動感。これが堪らない。曲の中心として音が目立っているのは勿論だが、その中でも、サビ、アウトロで特徴的な徐々に音が上がっていくベースがとても心地良い。
さらに、所々でコーラスが挿入されたことにより、ディスコ感2倍増し。特にアウトロの「Good bye lady」の味が楽曲という出汁に染み染み。
ラスサビに入る前に聞こえる、ディスコチューンを代表する高揚感溢れるサウンドも素晴らしい。


個人的に感動したのは、ギターの小林ファンキ風格さん。お名前を存じ上げなかったのでTwitter等を調べてみると、馬瀬さんと同じくプリキュアに携わっていらっしゃる方で驚き。その他にも声優の伊藤美来さんや内田彩さんの楽曲のギターを担当していらっしゃっていて、明らかにとんでもない方であることが分かる。(語彙力)
サウンドの主となっているカッティングも勿論、サビ前に聞こえるギュイーンッ!!が凄く好きです。イヤホンで聞くと左耳からよく聞こえるので是非。

↓小林ファンキ風格さんは今期のプリキュアのEDでギターを担当していらっしゃいます。第1話リアタイしててサウンドお洒落すぎて衝撃的でした。(馬瀬さんはデパプリOP作曲編曲担当)


②プロデューサーのセンスが光る、独特なワードセンスがキャッチーな歌詞

前回の似非デレラでも特徴的だった、kentoP作詞の独特な歌詞。前回よりも少し抑えているような気がするが、そんな今回もしっかりkento節炸裂。

似非デレラの「ラッタッタ」に続き、今回のtoday is まにまにでは「チュチュチュチュイ チュッチュッチュイ」。振り付けも相まって、とてもキャッチーなフレーズである。
他にも、ディスコに欠かせないミラーボールを「ネオン球」と表現していたり、サビでは「マジで」という現代語を入れて英語が並ぶ歌詞とのアクセントを付けていたりとテクニックも繊細だ。
どうやってこのような曲に合う中毒性のあるフレーズを思いつくのだろうか。思わずPの脳内を覗きたくなってしまう。

kentoPの作詞力の凄さはこれだけではない。ZiDolの曲の共通項として浮かび上がり、そしてkento fukayaのコンセプトでもある「冴えない」というテーマ。このテーマを表現するとなると、どうしても面白可笑しくなってしまいがちだが、これを違和感無く歌詞として曲に溶け込ませ、挿入させることができる点だ。

そんな冴えない歌詞と考察をいくつか抜き出して挙げていく。ここからはあくまで筆者の一考察なのでご了承を。


(1)「夜に触れ落ちて おいで なんて 言えない」「夜に揺れ落ちて 恋ね なんて 言えない」「名も知らずに 瞬く間に 時間は滲み」

大人の空間(所謂ディスコやクラブ等)に入っていい感じの雰囲気にはなったものの、あと1歩が踏み出せない男女の葛藤を表現しているのではないかと考えた。
空耳で「時間は2時に」と聞こえていたが、物語の展開やディスコやクラブの時間を考えると、あながち間違ってはいないのではとも思ったりした。

(2)「君の夢の中で会いたい」「君の夢の中で溶けたい」

とてもロマンティックな歌詞に見えるが、君「と」夢の中で、ではなく、君「の」夢の中で、という点に注目していただきたい。
助詞を「の」にすることにより、まだ男女2人の関係性が完全に熟していないことが分かりやすくなるのではないだろうか。
「と」であれば、2人で会って大人の世界に溶けるのが確定事項となるが、「の」だと「君の夢の中に入って、あわよくば会って溶け合いたい」という願望になる為、「冴えない」というテーマとの親和性も抜群である。

(3)「仮初の泡沫」「good-bye lady tentative night」

仮初は「一時的でその場限りのこと」、泡沫は「儚く消えやすいものの例え」、「good-bye lady tentative night」を英訳すると「さようなら、お嬢さんとの一夜限りの夜よ。」というニュアンスの英文となる。
一夜限りの儚い恋模様が終わりを告げる、なんとも切なく、冴えない展開である。


ここまでkentoPが考えているかは不明だが、少しばかり考察を失礼して。3分半でここまで考察し甲斐のある歌詞を書けるPの作詞力に改めて脱帽。

MVでストーリーとか明らかになったら嬉しいなと思っている。今からとても楽しみ。


③楽曲、それぞれのメンバーとの親和性が高い5人の歌声

似非デレラの時も感じていた事ではあったが、今回の曲でも改めて感じることできた5人の声の良さ。
ソロパートでは個人の個性が鋭く光っているが、5人のパートは個性で尖りすぎず全員の歌声がしっかりとまとまって丸くなっている。kentoPのメンバーの采配力、プロデュース力は、ここまでも研ぎ澄まされていたのだろうか。とても感心する。

中谷さんが主旋律、稲田さんケツさん高見さんで高音〜中音域、浦井さんに至っては得意の低音から中音域だけではなく、ラスサビの「ネオン球を割っても」で高音も担当している。浦井さんの音域の広さがこの曲だけでも伝わるのではないのだろうか。
なんなら高音は全員しっかり出ている。凄い。

1番歌が上手い(by kentoP)中谷さんを中心に、浦井さん稲田さんを振り分け、高見さんケツさんをほぼソロパート無しのサビのみ歌唱にし、ダンスメンバーにしたという歌割りから、kentoPのガチ度が伝わり、なんともじわじわくるものがある。(高見さんケツさんの歌も素敵なのでもっと聞きたいよあたしゃ)

個人的に推していきたいポイントが複数あるので、ここからいくつかご紹介させていただきたい。

(1)三者三様の「ネオン球」

サビのこのパートを担当したのは中谷さん、稲田さん、浦井さんの3人。それぞれ歌い方が違っていて、聴き比べるととても面白い。

1番を担当した中谷さん。「ネオン球」の「ま」と1Aの「よこしまなお目で」の「ま」。この2つは似たアクセントだが、1Aとサビのサウンドの違いで歌声の味が微々たるものではあるが変化している。大人で低音が目立つ1Aと開放感溢れる明るいサビでの歌声の違いを是非聴き比べていただきたい。

そして2番を担当した稲田さん。また後で取り扱うが、似非デレラと違い、大人の女性らしく低音を目立たせて歌っているように感じる。そんな稲田さんの表現力に感銘を受けた。ネオン球の「ン」から「球」の1音1音の丁寧な発音。この声の流れが何とも色っぽい。

最後にラスサビを担当した浦井さん。1Aのソロパート等で低音が目立つ分、このパートにやられたファンは多いのではないのだろうか。(自分もその一人です)
「ネオンだ」までは地続きで、「ま」で強めに発音していて、このパートだけでも高揚感に満ち溢れているのが印象的。

ブレスを入れるタイミングが3人とも違ったり、まさに三者三様のパート。それぞれ何回も聞いて確かめてみてはいかがだろう。

(2)稲田さんの色気溢れる2A

後程述べるが、このパートのフォーメーションとダンス、まさに紅一点グループよろしく構図で心を掴まれたファンも多いのではないだろうか。
そして歌声も、稲田さんの色気が溢れていて素敵だった。今回の楽曲、全体を通してもそうなのだが、特に2Aはこれが見たかった、これが聞きたかったというオタクの欲望が詰まった、素晴らしいパートだと思っている。

「テキーラ混じり合う 艶やかな花に カモンベイベー 夜に揺れ落ちて 恋ね なんて 言えない」

女性目線のこの歌詞に稲田さんの低音と張りすぎていないしっとりとした高音がベストマッチ。特に「言えない」の「な」のアクセントに、形容できない良さがあってとても刺さる。

「カモンベイベー」の浦井さんのオク下ハモリとのハーモニーも美しい。合宿編でも浦井稲田ペアのシーンを沢山拝見することが出来たが、今回の楽曲を通してこのペアを推したくなったファンも多いのではないのだろうか。浦井さんと稲田さんが持つ大人の色気と楽曲の調和が凄まじい。


(3)「マジで」に添えられるがなりスパイス

先述した通り、大人な歌詞との程よいアクセントとなっている「マジで」という現代語。
1、2番のサビとラスサビにあるこの歌詞。どのパートでもがなりは聞こえるのだが、これが目立つのがラスサビだ。

ディレクションでがなりを入れようという話になったのか、歌っている中で自然と入ったのか詳細は不明だが、歌詞だけでもインパクト抜群なのにも関わらず、アクセントを付けてさらに印象づけているのが凄い。
この曲の主軸となっている人物の感情が「マジで」に詰まっていて、がなりで顕になっているのがより伝わり、曲が引き締まったように感じた。


歌声も勿論、この5人の個性溢れる歌声を纏められる楽曲を作るkentoPや馬瀬さん等のスタッフさんの技量にも驚かされるばかりだ。

④オタクの欲望が詰まったダンスパフォーマンスと表情

分けると少々分かりづらくなってしまう為、一纏めにしてしまったのはご了承を。

アイドルに欠かせないダンスパフォーマンスと表情。表情に関しては流石芸人さん。表情で感情を伝える力やその歌詞に合った表情が出来る適応能力が素晴らしいと感じた。
一方ダンスパフォーマンスも、似非デレラに続きAyumi先生(らねっと)が担当。オタク側の私達の願望を見透かしているのではないかと思うくらい、夢のようなダンスが沢山。堪らない。

ここから先はワンマンライブでのパフォーマンスの要素が多く含まれる為、是非ご覧になってからお読みいただきたい。有料配信の画像を許可無く載せるのは、マナーとして良いことではないので文章で頑張って説明しています。見たら伝わる、多分。

後日、kentoPのYouTubeにて投稿されるであろうDance Practiceを見てからでも楽しめる(はず)。投稿され次第、文章改定します。

(1)大人の色気溢れるイントロと間奏

赤の照明に照らされ、浦井→他4人の順で全員が振り向き、指パッチンをしながら前にゆっくり4歩進む。この流れだけでも胸が高鳴るのだが、その後から始まる振り付けに注目。1小節毎に手の位置や形が変わっていて、左右にステップを踏みながら、最初は帽子を抑えるパントマイム、次の小節では親指、人差し指、中指を立て、最後は手をポケットに入れる。これぞ大人のかっこよさという王道の振りではあるが、5人がやるからこそとても心を掴まれた。

親指、人差し指、中指を立てたポーズはこれ(筆者の指失礼)

そして2番に入る前の帽子の鍔を持ってゆっくり後ろを向く振りと1番最初の背中を向けながら腕を上げる様は、まさにマイケル・ジャクソンのようで惹き込まれた。

これです。どちらもかっこいい。

(2)「カモンベイベー」の靱やかな腕捌き→「お目で」「落ちて おいで」「落ちて 恋ね」の手首と腰の動きの流れ

これも王道的な振り付けではあるが、5人がやってくれたのがとても嬉しい。
靱やかで色気が滲む腕の振りから、激しく動く振りの緩急が見応え抜群。

全員素敵なのだが、流石センター。浦井さんの腰や腕の角度がとても綺麗なので是非。

(3)サビ前のメリハリある振付

「名も知らずに 瞬く間に 時間は滲み 今夜は」まで

「時間は滲み」の腕時計を触る振り等も捨て難いが、その後の溜め→「今夜は」までの手首の振りと顔の動かし方にやられた。
サウンドが派手になるのと同時に振付も激しくなるのがとても格好良い。

これ(FANYマガジン様より拝借)

そして実はこのパート、ワンマンライブでは高見さんが、初お披露目では8弦デカベース、アンコールでは犬ワンと、今まで活動を追ってきたファンなら誰しもが沸くであろう振りをアドリブで挿入しているのだ。前々からやろうと考えていたとしてもユーモアの塊。
筆者は配信で拝見し、初見ではデカベースしか気づかなかったが、アンコールの犬ワンに気づいた時は自ずと気持ちが高揚した。高見さんの代名詞とも言えるファンサービス力が振りにも活きていて流石だなと感じた。(アドリブでいきなり披露したのもあってか、ライブ終了後メンバーに問い詰められてしまったという後日談まで推せる)

(4)真似したくなるサビのキャッチーな振付

1番では浦井さんセンター、2番では高見さんセンターで展開されたサビ。つい追いかけてしまう表現力を爆発させる浦井さんのセンターも、全体を引き立てる安定感抜群の高見さんのセンターも、どちらも見応えが素晴らしかった。

振付を順番に解説していく。
まず「君の夢の中で会いたい」「君の夢の中で溶けたい」。シンプルだが腰の動きも重要になってくる振付で、綺麗に見せるには少々テクニックが必要。

次に癖になるフレーズとして歌詞パートでも述べた、「チュチュチュチュイ チュチュチュイ」。振付もとても真似しやすくとても印象深い。
ただこの振付にもコツが。実は「チュチュチュイ」で全員が首を小刻みに横に動かしているのだ。ライブ後に話題になった、浦井さんの首のアイソレーションの上手さ。それが活きているのがまさにここと言えるだろう。こんなにさらっと綺麗に出来るものなのかと見ていて感心したポイントだ。

その後の「カモンベイベー マジでベイベー」の振り。足と腕の動きが早いテンポで展開し、個人的に1番混乱しそうなパートだ。これも5人とも動きが滑らかで驚いた。

次に「ネオン球」パート。あくまで考察だが、「止まらない」でくるくると手首を動かしてミラーボールを表現しているように見え、歌詞合わせの振りがとても細かいなと感じた。

「仮初の泡沫」の振りは、他のパートの振りとは打って変わって上品さが求められる部分になっていて良いアクセントとなっている。
初お披露目、アンコールで見れる稲田さんの女性らしい動きと、初お披露目で見れる浦井さんの「泡沫」の色っぽい表情をここでは推しておきたい。

最後に「good-bye lady tentative night」の振付。「lady」の手を動かす振りや「night」で腰に手を当てて帽子を脱ぐ振りがとても上品で格好良い。この振付はラストにも登場するのだが、シルエットがとても綺麗で素敵だった。Ayumi先生の振付構成に頭が上がらない。

(5)紅一点のグループならではの2Aフォーメーション

ライブでも歓声が上がったこのシーン。センターの稲田さんを男性陣が囲むという構図は紅一点ならではで、「いつかこんな構図があったらいいな」と思っていたのもあってまさに夢のようなフォーメーションだった。

そしてこの2Aでは稲田さんが持つ女性の色気が爆発。特に初お披露目の上半身の官能的な動きや表情には、稲田さん推しでなくても魅了されたファンは多いのではないだろうか。(筆者もその1人)

なんと、稲田さんのダンスはアウトロにも注目するべきポイントが。手首を動かしながら左右にステップをする振りで、指パッチンをしながらステップをしていおり、更にアウトロの振りの魅力が引き立っているように見える。細かな仕草にも気を配る、稲田さんの律儀な一面が窺えるので是非リピートを。

(6)ケツさんの世界一短いダンスソロ

ダンスを紹介するにあたって、ここは欠かせないポイントだ。
合宿編(episode3)でkentoPからダンスリーダーと発表されており、どんなものになるのかと胸を躍らせていたファンも多いのではないだろうか。

蓋を開けるとダンスソロの時間はまさかの2秒。ソロの前に周りやケツさんが煽っていたこともあり、「ダンスこれかあ!!」とはなったものの、余韻に浸る間もなく次のパートへ。ただこれが何ともケツさんらしい、ケツさんにしか出来ないソロパートだったと言えるだろう。

「ダンス苦手だけど大丈夫!?」等とメンバーから豪語されていたが、そんなケツさんでも出来る格好良い振付を考えたAyumi先生も影の立役者。
そしてソロパート中のメンバーにも注目。全員が暖かい目でケツさんを見守っていることが分かる。特に稲田さんと高見さんには笑顔も見え、同期の朗らかで仲睦まじい雰囲気を感じ取ることが出来る。

沢山の暖かい支えがあったからこそ出来たソロ、短い時間だがしっかりと堪能していきたい。

(7)センター浦井さんの所作や振りの角度から溢れ出る色気

ここまで振付の見所について述べてきたが、この楽曲の殆どの振付は、繊細な腰の動きがキーとなっているなと感じた。ここが上手く出来るか出来ないかで雰囲気が大きく変わってくると思う。

全体を通して感じたのは、浦井さんの腰の動きがとても官能的だということだ。イントロやAメロ、サビの動きは特に印象深い。男性らしくて素敵だなと思ったのと同時にこれは人気増えるよな…とも感じた。表情や顔、体の角度も魅力的で、所作も普段の上品な一面が垣間見える形でこれまた素晴らしい。


(4)でも少し触れたのだが、高見さんのセンターはメンバーを引き立て、全員で雰囲気を作っているという印象を持ったが、浦井さんのセンターは楽曲自体を我が物にし、見る者を魅了させ、自然に自分へと目線を向かせる力があるなと感じた。
具体例を出すと、高見さんは乃木坂46の生駒里奈さん、浦井さんは欅坂46の平手友梨奈さんセンターの雰囲気。生駒さんは制服のマネキン、平手さんはサイレントマジョリティーを見ていただけると、センターの雰囲気を掴みやすいだろう。

芸人、アイドルとしてのポテンシャルの高さは普段の活動からも見て取れていたが、今回の浦井さんのパフォーマンスには驚かされたファンも多いだろう。



ここまでZiDolの新曲『today is まにまに』の魅力をワンマンライブでのパフォーマンスを交えてお伝えした。

少々紹介が偏ってしまった部分はあったが書いていて、ZiDolは誰がセンターでも違和感が無いグループだなと感じた。そして、今回で曲の幅が大きく広がり「こんな一面もあるんだ」「こんなことも出来るんだ」といったような新たな魅力を開拓することが出来た為、これから先きっと作成されるであろう稲田さん、ケツさん、中谷さんのセンターの楽曲もより楽しみになった。

6月まで活動休止となるのは少し寂しい気持ちではあるが、今後の展開も発表されており、非常に楽しみだ。
これからも芸人としてのメンバーの活動と共に、ZiDolという腰の重いアイドルグループを応援していきたいと思う。


最後に、the idol season2という素晴らしいコンテンツをご提供くださったスタッフの皆様、メンバーの皆様、プロデューサーのkento fukaya様に心からの感謝を。ありがとうございました。

そして、こんな駄文長文にお付き合いいただきまして、誠にありがとうございました。重ねて感謝申し上げます。

ではでは。



P.S.浦井さん稲田さんのデュエット曲が欲しいです。(合宿編episode6の2人のハイタッチは‎マジ国宝級。愛おしすぎる。)

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