東邦音楽大学 パフォーマンス総合芸術文化専攻へ 進学します
今日は、3/11。
私は、7日後の3/18に、卒業式を迎えます。
せっかくなので、今までの振り返りと、これからについて、記録しておこうと思います。
私の高校生活は、一言で言うと「波乱万丈」でした。
通っていた高校は、今の時期には同学年で慶応に受かった人や、一橋に受かった人や、東大や京大に受かった人などの話が耳に入るような、進学校です。みなさん、凄い。
けれども私は、高校生の間、勉強はほぼほぼやりませんでした('ω')
ではなにをやっていたかというと、
1年生のときは芸能人養成所に通い卒業し、
2年生のときはアイドルをはじめ、そして辞め、
3年生のときは人生の方向性を失って一時期不登校になり、最終的に這い上がりました。
しかもそれだけじゃなくて、その背後には、1年生のときは自分の年齢の2倍の人とお付き合いしてボロボロになったり、両親との不仲に苦しんだり、色々なことがありました。
高校生活中の8割以上は、悩んで、いろんなことで傷ついて常に心はボロボロだったし、学校と他の養成所やアイドルの両立が出来ず身体も常にボロボロでした。
慢性的な微熱に悩まされる時期も、
電車の中で、他の人がいるのにもかかわらず何故か涙が止まらない時期もありました。
こんな風に書いたら、ただただ大変だっただけの3年間に思えるかもしれません。
実際、大変でした。
でも、それ以上に、大変だったからこそ、苦しかったからこそ、得られたものがたくさんありました。
得られたものはここに書ききれる量ではないのですが、ほんの一部を、書いておこうと思います。
自分の夢について
私が芸能人養成所に入ったのは、自分を表現するのが好きだったからです。
歌うことも、演技することも好きでした。
でも、養成所に入り、初めて自分の表現に点数と順位がつけられる環境になり、「好き」という気持ちだけでは前に進めなかったときもありました。
逆に、アイドルのときは、好きだからこそこだわりが強いため、自分がいる環境などを考えたときに、自分がやっていることは本当に誰かのためになるものなのかと自信が持てず、どんな気持ちでステージに立てば良いのか分からないときもありました。
けれど、そんなたくさんの経験のおかげで、
私は「何故」歌いたいのかを知ることが出来ました。
私は、自分の順位や点数のために歌うことは出来ないし、お金のために歌うことだって出来ません。
多くの人に届かなくっても良い。
けど、自分の歌で、誰か一人の力になりたい。
目の前のあなたに、笑顔になって欲しい。
そしてその気持ちを共有したい。
これが、今私が歌う上で、というよりは生きる上で、軸になっている想いです。
この想いをカタチにするために、私が次に行くことを選んだ学びの場が、東邦音楽大学パフォーマンス総合芸術文化専攻です。
ここの存在を知ったのが11月、受験すると決めたのが1月、試験日が2月…と、時間が無い中でしたが、無事合格することが出来ました。
人と人との関係について
今、自分が生きる上で軸になっている想いに辿り着くことができたと書きましたが、
それが出来たのは、本当に、本当にたくさんの方々のおかげでした。
出会ってくれた全ての方。
ずっと近くにいてくれた友人、弟。
人としてたくさんの成長の機会をくださった今までの彼氏さんたち。
お世話になった色々な方面の先生方。
大変なときに力になってくれた祖父、祖母、いとこの家族。
今、自分のまわりには、こんなにも私の幸せを思ってくれる人がいるのかと、驚きとともに、涙が止まりません。
それを1番感じたのは、アイドルを辞め、自分の夢に対する挫折感に向き合えず、また、両親とも向き合うことが出来ず、【不登校】というかたちの逃亡をしたときでした。
私を見て怯える人がいたくらい、1番手のつけられない時期でした。
でも、私のまわりにいる方々が、それぞれのできる最善で、私のためを思って動いて下さりました。
それを実感するのは、少しときが経ってからのことだったのですが…
本当に、一人一人の方に対して感謝しています。
たくさんのご迷惑と心配をおかけしました。
あのときのことを無駄にしないよう、自分の経験から学べることをきちんと学び、自分の力にして進んでいきたいと思います。
そして、1番は、両親。
父は、自分の中の想いを相手に受け取りやすく発信するのが苦手な人で、私は、父は私のことはどうでも良いと思ってるんだと思い込んでた時期もありました。
けど、今は、「お父さんうちのこと大好きやな。笑」って実感する瞬間がたくさんあります。
母とは、たくさんぶつかってきました。幼い頃は、私の価値基準全てが母になっていたので、そこから抜け出すのは大変でした。
でも、今は、お互いの長所と短所を認め合い、お互いを尊重する関係性が築けているなと感じます。
そして、「私はあなたのことを愛してる」と、1番真っ直ぐにぶつけて来てくれた人でした。
母のおかげで今の私があります。
本当にありがとう。これからもよろしくお願いします。
過去の自分に伝えたいこと
大変な3年間でした。
色んなことがありました。
けど、そのどれもが正解で、全て意味あることだったからこそ、今、私はちゃんと自分のことを理解して、自分の活かせる道に進んでいこうとしているのだと思います。
だから、全部正解だから、安心して。
苦しむときは苦しんで、悩むときは悩んでねって思います。
というか、未来の私が、あなたの歩んできた道全部正解にしてあげるから!
…そんな気持ちでいます。笑
最後に
これからもいろんなことがあると思いますし、今まであったことも、ここに書ききれているわけじゃないけれど、
新しい場に進む区切りの時期ということで、振り返ってみました。
今までお世話になった方々に、私、今こんな感じだよ!って届いて欲しいなって気持ちもあります。
学びの環境は変わりますが、私自身は今までと何も変わりません。
たくさんの人の力を借りつつ、一歩一歩進んでいきます。
その過程の中で、たくさんの人といろいろなものを交換しあえたら嬉しいです。
最後まで読んで下さり、ありがとうございました!
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