#5 今もふわふわ

昨日は、のぶちゃんのお父さんのお誕生日。木曜日だったので、やぎや'sメンバーと共にお祝い。
平日なので少し早めに集合場所へ向かうと、茂みの向こうにみんなの姿が。ギターはこっちに置いてあるけどみんなは向こうの方に立ってる。その中にスーツ姿の男の人が見えるけど、誰か来てはるみたい、、。みんなのいる所まで行くと、その男性
「どうもどうもおはようございます」
秋生「わーーーーーー、えーーーーーー！！」
なんとその方、その声は部長課長の部長！！東京からはるばるみかのはらに現れた部長。ラジオから聞こえるその声の主は、まるで普通に現れてにこにこしてる。よくよく聞いてみると、実はマスターと部長の間で、密やかにサプライズ計画がすすんでいたとのこと。全然気付かんかったー。夜中に起きてコーヒーを準備して京都駅迄迎えに行ってくれたマスターの愛。「みんなを驚かせちゃおう！」といたずらっこのようにワクワクしてる部長とマスターの姿が今になって想像できる。それからは、部長と共にギターでのぶちゃんパパのお祝い。急なおしかけにも「来るー？」とまるで普通に待っててくれたさよにゃー。パパパパパっと作ってくれた梅ジャムバターバナナパンが美味しすぎて。長細ーい木のボードがとっても艶やかで嬉しそうにパンを乗っけていて、そのパンをほおばるみんなは「美味しい」ってにっこり笑顔で。
そして、マスタータクシーでミステリーサークル前まで移動、みんなでその円を形作ってる麦畑を確認。ミステリーサークルでの部長の足元は、黒いピカピカのじいちゃんの長靴。なみこさんがなかなか落ちない泥と格闘してる間に、私たちさよにゃーのバナナのパンとコーヒーいただいてたんやねぇ。なみこ愛よありがとう。次に向かったやぎやでは「いらっしゃーい」とそれはそれは嬉しそうな管理人さんがお出迎え。「みんなもうお腹チャポンチャポンよねぇ」とお腹の具合を気にしてくれて。
ナウちゃんガムランリーダーの合図で突如始まった部長とのガムランセッション。何も決めてないのに、目合わせてお互いのリズムを感じながらただガムランを叩くナウちゃんとガウディ、それに乗っかってひたすらドラムをボコボコ打つ秋生。ああ楽しかったなぁ。部長の出発10時まであともう少し。
「お茶飲む時間あるー？」と管理人さん。
丁寧に丁寧に、できたての新茶を淹れてくれる。
急須の1/3までお湯を注ぎお湯呑みに順番に淹れてゆく。分けて淹れるほどに旨味が出て奥深い味に。
そうして淹れてくれた管理人さんのお茶は透き通った緑色で苦味もええ塩梅で何よりまろやか。みんなで飲むお茶美味しかったなあ。それからマスタータクシーは一行を乗せて部長のお見送り。スギナのブーケを片手に手を振ってくれる部長。部長とのご対面、楽しかった時間、そしていつもの日常へ。
部長のことばより
「みかのはラジオ」を通じて皆様に出会えたこと、小さな幸運の積み重ねで辿り着いた大きな奇跡ですね。
ほんまやなぁ、これまでのささやかな幸せがあるから喜びはより大きなものに。全部過程があって、それはいつしか奇跡になる。みんなで作ってきた喜びやったり楽しさがある日驚くぐらいのワクワクや興奮に変わる瞬間。人生って楽しいなあ。人との出会いってええなぁ。日常がこんなに楽しくなるなんて。その魔法は自分の気持ち一つなんやなぁ。
さぁ、次はどんな奇跡が起こるのか？
昨日の興奮がまだ冷め切らずふわふわしてる雨の日の朝でした。