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#4 さかなクンのお母さん

先日、ネットでさかなクンのお母さんの子育てにつつの記事を読んだ。目から鱗が落ちたような、ハッとさせられる事がいくつか。
さかなクンは一時期“タコ”にどハマりしていて図鑑のタコの頁を読み耽ってはタコの絵を描き続け、寝ても覚めてもタコのことで頭がいっぱい。夕食は毎日のようにタコをリクエスト。それでもお母さんはイヤな顔ひとつせず、お刺身、煮込み、酢の物など味付けを変えて、1ケ月ほども毎日タコ料理を作り続けたそう。好奇心の芽を摘むことなく、タコを愛する息子への労力を惜しまなかった。なかなかでけへんよなぁ。。
小学生の頃のさかなクンは、50種類ほどの魚を入れた10本の水槽を畳の部屋に置いていた。ある時、水槽の重さに耐えきれず、畳は沈み黒ずんで腐ってしまう。そんな時さかなクンのお母さんは「水槽って畳に置いちゃダメだったのね。」とケロッと言うだけで、誕生日にはさらに新しい水槽を買ってくれたそう。好きならとことんの母の姿勢はいつもどんなときも変わらなかった。母カッコ良すぎやろ。
勉強そっちのけで授業中に、魚の絵ばかり描いていたさかなクン。担任の先生から「お宅の息子さんは問題児だ。」と言われることが多々あった。そんな時も、さかなくんのお母さんは全く動じることなく、「あの子は魚が好きで、絵を描くことが大好きなんです。だからそれでいいんです。」
(中略)「成績の優秀な子がいればそうでない子もいて、だからいいんじゃないですか。みんながいっしょだったら、先生ロボットになっちゃいますよ。」お母さんの言葉は一貫していて、子どもの才能を信じて突き進み、その姿勢は少しもブレなかった。我が子を無条件に信じる。心をグラつかせずにそうできるってすごいな。。
さかなクンからの言葉。お子さんが夢中になっている姿を見たら、どうか「やめなさい」とすぐ否定せず、「そんな面白いの?教えて。」と聞いてあげてみてください。(中略)その小さな芽が、もしかしたら将来とんでもなく、大きな木に育つかもしれません。
好きなこととか、楽しいことって絶対辞めないもんなぁ、大人でも子供でもそこはいっしょやなぁ、としみじみ思ったある晴れた日の午後でした。

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