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どんだけ買い占めれば気がすむのじゃ

【2020/03/03】

デマや集団心理によるパニックで、マスク、トイレットペーパー、ティッシュだけでなく、生理用品の買い占めが起きています。まだマスクやティッシュは友達同士で助け合って何とか出来ても、生理用品は開封したものを何人かで分けるのも、人から貰ったりあげたりするのも難しいので、必要量以上の買い占めは絶対にやめてください。

生理用品と言えば、生理用品や赤ちゃんの紙おむつは生活必需品でありながら、なぜか軽減税率対象外になっているのが不思議です。かたやスコットランドでは、生理用品が無償化されたらしいのに。良いなあ。

震災の支援物資に生理用品がない!ってニュースを見た時も思ったけど、そんなものが無くても生きていける人たちが采配をしているならなのか、いつも社会から忘れられてしまうよね生理用品。

女性は生理用品が無くても無いって言い出しづらいし、持ち歩くのもかさばるし、トイレに行くときポーチを持って行くのにも気を使って結構大変なので、いつか日本でもトイレットペーパーと同じように、女子トイレに備えつけになれば良いなと思います。生活必需品で削れないものなのに、毎月女性だけお金がかかるのも何だかなあ。

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「生理の貧困」という言葉があります。実は、児童虐待されている少女の中に、親から生理用品やブラを買ってもらえない子たちが大勢います。知識もなく、その場しのぎで乗り切っている子も、貧困で、ギリギリ食料品は買えても生理用品までは買えないという親も。

海外でも、子どもの貧困と生理用品は大きな問題です。

イギリス

https://newsphere.jp/national/20190328-2/

フランス

https://laundrybox.jp/magazine/poverty

アメリカ

https://www.carenet.com/news/general/hdn/47418

その他/日本

http://neutmagazine.com/tampons_in_the_world

貧困層の少女たちにとって、生理用品を毎月買わなければならないことは大きな悩みの種。特に日本は、そもそも生理用品の話を他人にすること自体がタブーとされているので、あまり表立った話題になりにくいし。問題も表面化しづらいです。でも、諸外国と同じように悩んでいる(しかも、誰にも相談出来ずに)少女は大勢います。もし政治家のかたがこれを見てたら、「生理の貧困対策」もお願いしたいな。

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何はともあれ、生活必需品を買い占めるのはやめて欲しい。買うのは必要なぶん、「自分が使うぶん」だけにしてください。どんだけ買い占めたら気がすむのじゃ。

【新着記事】
「生理用品を軽減税率対象に!」 大学生の私が署名を集めているわけ✍️

キャンペーンを立ち上げた谷口歩実さんに寄稿していただきました。

「生理はみんなのもの」という、彼女の思いが伝わってきます。https://t.co/4FiVEoeMoP

— ランドリーボックス @生理🌙にまつわるメディアコマース (@laundryboxjp) January 6, 2020

こちらは、生理用品を軽減税率の対象に!という運動をされている谷口さんと、生理用品を公共施設のトイレに!という運動をされている、まるさんの記事です。僕は2つとも署名してきました。おふたりの活動を応援したいので、皆様もぜひ、賛同いただけたら嬉しいです!!

3月8日は #世界女性人権デー 🌸
身体の違いから来る不利益をなくし、
差別や争いをなくし、思いやりを持ち
女性も男性もどちらでもない人も、
全ての性別のひとが暮らしやすい
あたたかな社会をつくりましょう✨✨

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春名風花🌸


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