旅暮らし、第二章。
やっぱりわたしは、身軽な方がいい。
2年ほど暮らした港町を、今日で離れます。
独立してからは、拠点を持たずに生活していた。
できるだけ海外にいたかったし、行ってみたい国がたくさんあって、この生活が自分には合っていたから。
2年前の秋、福岡県糸島市に滞在することになった。糸島で1ヶ月ほど過ごしたあと、1ヶ月かけて、キャンピングカーで九州をまわった。12月のキャンピングカー生活、想像以上に寒かったな。
ーーー 年末。
もう少しで、九州での生活が終わる。ここにいる理由が無くなってしまうけれど……もう少し、ここにいたいと思った。
知り合いはほとんどいないし、街のこともよくわからない。福岡での仕事もない。
だけど、福岡はきっとおもしろいし、なにより居心地がいい。
そうして、3年ぶりに家を借りた。福岡市内の港町。
築35年の古いアパート。南向きの窓から差し込む光が好きで、即決した。
それから、ルームシェアしたり、DIYでテーブルを作ったり、旅人が遊びに来たり……。”拠点がある”ことで、できることが増えた。
福岡のデザイン会社でも働くことになって、仕事の幅が広がった。
行きつけのお店ができて、知り合いが増えた。
「福岡はきっとおもしろい!」って直感は、大正解。
だけど、家を借りて暮らすと、どうしても重くなるというか、身軽ではなくなってしまう。居心地はいいし、気持ちも落ち着いていて、嫌なところなんて何もないのだけど、それでも”次”に行きたくなるのは、性格なのでしょうか。
「今年は、行ってみたかった国に行こう!」という気持ちもあり、約2年暮らした港町を離れることに。
モノが少ないとはいえ、2年も暮らしているとそれなりにモノは増える。少しずつ集めたお気に入りたちをしばらく使えないのは悲しい。
次に日本で拠点を持つときは、もっと長く暮らせるようにしたいな。
というわけで、本日で福岡生活が一旦終了します。
福岡で仲良くしてくださった方、
2年前、なんとなく好き!という直感で福岡に来て、みなさんに出会うことができて、本当によかったです。ありがとうございました。
福岡が大好きなことには変わりないですし、またきっといつか、戻ってくる気がします。
それから……福岡で家買わない?みんなで暮らせる場所を持つのに興味ない?みたいなお話しがあったら、ぜひ誘ってください🪴
バイバイ、またね!
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