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食と農と風景

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”研究と日々の暮らしのあいだに”がテーマのマガジン。食と農と農村風景に関連することを書いています。#毎日の風景をつくるごはん
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#エコラベル

#82 世界中のワインのエコラベルを集めてみたら

#農産物認 #事例 #論文まとめ Inventory of environmental certifications throughout the world 2019年に発表された世界中のワインのエコラベルを調査した研究論文(フランス語)を紹介します。論文はこちら↓ V. Lempereur, M. Balazard et C. Herbin(2019) Inventory of environmental certifications throughout the

#79 発見クルベジ!~亀岡発、地球を冷やす野菜~

#事例 #農産物認証 前回の投稿で「亀岡の風景をつくるごはん」について書きましたが、わざわざ亀岡に行ったのは、クルベジが本当に売られているのか確かめたい!という目的でした。直売所4、スーパー1か所をまわったった結果、スーパーで発見することができました。 クルベジクルベジは農産物のエコラベルの一種で、以下のように説明されている。 クルベジとは、CO2を削減する営農の取り組みに対して、資金提供者を募り、当該営農にによる農産物に「クルベジ(Cool Vege®)」というブラン

#27 環境にやさしい農業

勉強の記録として「環境と農と食」をテーマに書く。 第一回目のの投稿の目的は、「環境にやさしい農業」について整理し、エコラベルの可能性について考えることだ。 背景農業は自然環境に大きく依存した営み・産業である。それ故に自然条件や気候に大きく左右される。これが世界中どこでも生産できる工業との大きな違いであり、得られる収入にも差が生まれる原因である。 戦後、こうした工業との賃金格差を埋めるために政府は農業の”近代化”に舵を切った。農業の近代化とは、人や家畜から機械への転換、緑

#15 風景をつくるごはん【糸島】

糸島市糸島市は玄界灘に面する福岡県最西部のまち。人口は10万人ほど。姪浜で福岡市営地下鉄から筑肥線に乗り換えてちょっと行くと海が見えてきて、九大学研都市、周船寺を通り過ぎて、波多江駅から糸島市に入ります。 伊都菜彩伊都菜彩はJA糸島が運営する直売所で、波多江駅そばにあります。 2016年度の「日本農業新聞のJA直売所アンケート」で売上高日本一だったそうで、第二位の和歌山県の直売所の売り上げ高約27億円に対し、伊都菜彩はなんと40億円! その規模の大きさといい、混雑具合と