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大田NPO活動団体交流会 2020/10/10


大田NPO活動団体交流会 2020/10/10

風雷社中 茂野さん挨拶

ユースコミュニティーの濱住邦彦さん
子どもの生活実態調査、大田区では踏み込んだもの。
20%が貧困家庭。就学援助を受けている家庭も20%ぐらい。

事例;中学生
不登校になっている子どもも複合的な問題。
離婚、養育費がもらえない。母が低賃金。不器用学習障害。引きこもり(ネット住民)
ゲームが楽しい。学校に行かない。コミュニケーション取らない。

学習の場、こども食堂などで
離婚した経緯を子ども心の傷。大人や社会が信用できない。それも今後の課題。

ユースコミュニティーの学習支援の特徴。
・専門教室の設置、地元企業や商店街の支援。
・支援者の集結。百五十人のボランティア。平均年齢28歳、若い力で応援。
一般塾と同じ専門教材の活用。教育関係3社からの支援
通信教育の提供。

場所;自主事業6カ所。
委託事業4カ所。
260人くらいの生徒。

特別授業プログラム。
体験活動で生活スキルを育成。
平和島ユースセンター、ケーキを作る。
複数年に一回はキャンプをする。共同生活。

課外プログラム。
地域への貢献。ふれあいフェスタ、コラボ祭りなどブースを出す。地域に触れ合う機会。

切れ目ない支援のために年一回同窓会をしている。

支援従事者育成のための研修。サポーターに。
大学生を中心に区の人を講師に呼んで学習。生活保護制度について学ぶ。

コロナ禍における子どもと保護者の状況
休校中に学習格差ができた。課題が多い。プラスアルファでやる子は少ない。
生活リズムの乱れ。スマホをいじっておきれず。学校がないので決まった時間に起きない。
昼夜逆転、昼頃起きるなど。
家庭不和。喧嘩が増えた。

保護者
収入が減った。非正規雇用で仕事が減らされた。お米が買えない。
自分が何に該当するのかわからない。その制度に該当するかしか役所は教えてくれない。
ワンストップの窓口が必要。

コロナ禍で苦労したこと。
4−6月は休止。今は再開。人を雇っているので経営が厳しくなった。
コロナ禍だからこそNPOの真価を発揮しないといけない。オンラインで会議。

オンラインで学習支援。アプリや端末など。教育委員会のICTの支援員がいた。大学生いた。
P Cやタブレットの確保。
相談活動の強化。ひとり親家庭は親戚付き合い、近所付き合いがない。孤立しがち。
社協の緊急小口資金やジョボタの住居確保給付金など紹介。
地域ネットワークを生かして、食材の融通。子ども食堂がワンコイン弁当の紹介。
オンライン学習 ブレイクアウトルーム。を活用した個別学習。英語は相性が良い。

オンライン学習の成果と課題。
子どもの二極化が起きた。やる気がある子はいいが、やる気がない子の差がでた。
子どもとの関係性を作る。アイスブレイクなど。

生活支援と地域連携。課題
食糧をのべ500世帯に配布。
外国人世帯への支援の難しさ。連絡が取りづらい。

NPOが地域で果たす役割。
スピーディーにできるのが良い。
ただ規模や継続性に問題がある。
タブレットなど。
一緒に実現をする。

NPO活動懇談会では、ずっと子育て支援の問題をテーマにしている。


質疑応答
フェア民の奈須さんへの質問NPOのお金が企業に??
→営利、非営利の違い。株式会社は株主に分けられる。

平野
学習格差をどうするか?学習に興味がない人にどう興味を持ってもらうか。発達障害の現場。ゲーム、コミュニケーションゲームなど。
→学習支援とともに居場所。リラックスできる。アイスブレイクゲームなどカードゲームなど。いと、は。アマゾンで売っている。
意欲を出すために関係性づくりをまずしていく。自主事業は最良でできる。
子どものカラーで分けている。一緒に学ぶ。クラスを分けている。。子どものレベルやニーズに分けて。ボランティア二十人を勉強だけでなく、遊びで現場のミスマッチをなくす。

北澤
共通体験が大事。キャンプなど。学習意欲を増すために、人との関係が大事。
顔の見える関係性が大事。ひとり親の相談窓口が大田区にあった時は、同じ人でないと表現できないのでは?
→関係性を作るのは時間がかかる。大人の愛に増えている。
地域の大人が子ども関わる機会が減っている。昔は大人が注意していた今はない。
辞める時は、教室でしっかり辞めるというように伝えている。ボランティアの先生に。
いきなり来なくなると子どもはまた捨てられたと思う。関係性を丁寧にしている。

清水
NPOの限界、大田区全体にできない。生活実態調査を見て愕然をした。
所得が高くても子どもと関われない。相対的貧困が多い。21%の子どもが心配。
大田区に対する支援事業に対する考え
→気を遣っている。リーフレットには載せてない。貧困や教育格差など慎重に。
寄付のためには載せた方がいいが、慎重にやっている。
どこで選別するのか、難しい。年収1万高いだけで、外れる。
委託事象への区の要望。他の団体からも。
大田区の福祉課はそんなことはないが、現場に相談しながら進めている。

椿
学校に通知を出した。中学三年生を中心に。ゆいっつでキャンプの時は激励をしている。
貧困の子どもは自己否定が強い。街が応援してくれるのが分かれば子どもは頑張れる。
160人の子ども。社会に出て努力は無駄じゃない。自己肯定感
→7年やって子どもに触れていくうちに自己肯定感。相手を認めている。話す。聞く。
仲良くなっていく。大学生を一つの目標にしてもらう。みんなでサポート古き良き昭和のような。多世代で。
ユースコミュニティーのOBからも見えてくる?
→生徒の子どもが支援者になることもある。地域の人と触れあることで自己肯定感が高まる。

Hさん
地域で子育て支援。学童保育。地域での人材発掘。色んな人がいる。そういう人が活躍できる場所。元持っていたスキルなど保育士、大工、安心して安全な地域が出来ていくのでは。委託契約をするが言われることが多い、委託館児童館の。拘束が強くなる。
学童保育、学校一点主義。学校が安全だからと思っている人がいる。余っていて校舎が余っていて、三密。地域の中に安全な場所を作っていく必要がある。遊んだ人が帰ってくる。児童館に若者が。だんだんの子ども食堂など。区がお金を出して欲しい。
クリスマス会、ハロウィンは宗教的なことでダメという児童館がある。

SGさんは→委託を受けるときに制限がある。羽田さんのキャラで跳ね返している。
問題がある。委託になると規則を作って。多様性がある場所で制限されている。
放課後ひろば。

Kさん
昔から貧乏はいた。旅行にも遊園地にも行かない人はいた。見て見ぬふりをしていた人がコロナ禍で炙り出された。NPOもいっぱいいっぱい。2年で助成金は終わり。別の助成金を何処かから引っ張ってくる。委託を増やすな。子ども食堂に対しても国や自治体から言われて大変。どんどん広げていくのは限界がある。私たちの活動をなくすためにはどうすればいいか。考えないといけない。もう出来ないと行政側にいわないといけない。協働も限界がある。学習支援、食の支援。非正規で職が切られる。社会を変えていかないといけない。一緒に訴えていく。













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