厄災の黙示録 プレイしての感想(ネタバレ全開注意)

先日発売されたゼルダ無双 厄災の黙示録をプレイしてメインストーリークリアしたので取り急ぎ感想を書きます

当然ながらネタバレ全開なので少しでもこのゲームを楽しみたい人はもちろん、ブレスオブザワイルド未プレイの方は今すぐゲームに戻るんだ やろう






ここからネタバレ







普通に厄災封印しちゃうんだねー!!?まあブレスオブザワイルド本編世界よりも充実している布陣で迎え撃ってるしそりゃそうか……

買う前はバッドエンドじゃないにしても、何かしらの希望を未来に託すような予想を立てていたため、いい意味で裏切られました。このゲームほんと読めないな……。

ということでスクショを見ながらちょっとずつ振り返っていきます。

(以下、ブレスオブザワイルド本編を「本編」、厄災の黙示録のことを「黙示録」と呼んで扱います)


2章

初手ミファーを助けにいきました。本編初プレイ時もゾーラの里から攻略したのと、その時のミファー助けたかったなあ……という気持ちがあまりにも強かったので……

この時点で四英傑のステージもミファー→リーバル→ウルボザ→ダルケルの順番でいこうと決定。余談だけど本編初プレイ時はダルケル助けないで厄災倒しました。許してダルケル。

・「リンク また背が伸びたんだ でも変わらないね」

本編の日記にあったライネルに襲われたときに助けてもらった時よりは後のお話なんだろうな。すごいよく見てるよねミファー。ごめん全裸で攻略して。

・ライネル初登場

もう戦わされるのか!ってなったライネル。でも黙示録のモーションに慣れてからは逆に戦いやすい相手になった。本編でジャスト回避やパリィを何度も死にながら覚えた経験が生きている……。

・幼いシド登場

やっぱこの姉弟に弱いな自分……シド王子はこの頃から勇敢でかっこいいんだね……。あのニコっと笑う仕草も健在。セリフがないのに活き活きしてるよなあ……嬉しいファンサービスだ……

・ヴァ・ルッタ搭乗

わああああああああああ!!?!?!神獣に乗れるうううううううう!!?!?!?!?

めちゃくちゃ驚いてしまった。無双アクションゲームでまさか巨大ロボに乗るなんてことある??? 広大なハイラルの世界を地形ぶっ壊しながら進軍する様はもはや神か悪魔か。本編では巨大なボスでダンジョン扱いだった神獣がこうも強烈な性能してたなんてね……。マルチロックミサイルや極大レーザーとかめちゃめちゃテンション上がってしまった。なぎはらえー!!!

・リーバル登場

どうも。全裸で雪山に登ってリトの村の皆さんから不審者扱いを受けました。リンクです。

リーバルがいきなりリーバルトルネード決めてる!!!!1!えらい!!かっこいい!!!1!ってすでにテンション上がってしまいました。黙示録世界で失敗するとこ見せてないのは気合なんだろうな。かっこいいやつだよお前。

・VSリーバル

くっそつよい!!リトの村人とかもそうだけど初めて攻撃モーション見る相手への対応がめちゃめちゃ大変!!魔物とたたかうばかりではないんだねこのゲーム……!と衝撃を受けた。

なかでもリーバルは初見でステージボスだったから何度も死にました。いいねえ……お前と武を競い合いたかったんだ……何度やられても嬉しさのほうが勝る。歴代に名を残す名手は伊達ではない。

撃破後のムービーもめちゃめちゃかっこいい……。自由落下するバクダン矢で視線誘導→背後から蹴り→バクダン矢爆発で視界制限→煙を突っ切りすれ違い様に背後から射撃……こんな芸当してくるのだから普通の二足歩行の生物では太刀打ちできない……。

と思いきや、リンクは煙で見えてないリーバルの気配をすれ違う瞬間ほぼ捉えているんだから改めてリンクのバケモノっぷりが際立つ。しかもその後のトドメの一射も弾いてる。ゼルダの「待ってください!」という声がなければどちらもタダでは済まなかったのでは……とここだけで激アツ。

・「しかし…… 選ばれたっていう姫付きの騎士が こんな案山子みたいなヤツだとはね」

う~~~んこのねちっこいカンジ実にリーバル~~~~~!!!(すき)

こんな事言ってリングを見下してるけど日記では何だコイツ……みたいにめちゃめちゃ困惑してるの知ってるとニヤニヤする。このシーンのリンクがちょっと締まった表情してるのが新鮮。リンクはもっと能面なイメージあったから100年前のリンクのイメージを勘違いしていたかもしれない。

そのあとテラコに割り込まれ一気に和やかなムードに。自分としては二人にはこれくらいバチバチしててほしいけれどリーバルが呆れたりする光景はなかなか見てて楽しいな。ここで「自分も姫を守る騎士だ」って言ってるテラコの背景を知ると あー……ってなるよね……年季が違った。

・ウルボザ登場

なんかもう初手でニセモノってわかる雰囲気。ゲルドの皆さんはゼルダ姫に剣を向けて外交問題に発展するとか考えなかったのか。考えないか。脳みそまで筋肉詰まってそうだし。

姫のピンチに颯爽と登場するウルボザ姐さん。ニセモノが「ゼルダ姫」って言ってて姐さんが「御ひい様」って言う。わかりやすい。でもこの「御ひい様」呼びも、ゼルダ母がらみのエピソードなのでやっぱりグッと来ちゃうやつ。戦闘後の神獣の繰り手になるのもすぐ承諾するあたり、ゼルダ姫にとって血を分けた家族のような存在だよね……。かっこいいな……。

・コーガ様登場

初登場時のテロップですらお遊びたっぷりのコーガ様すき。若い衆に任せる!!で最初から憎めない敵役として存分に光っていた。この後も下にセリフの字幕がないのにちょくちょく相槌うってたりして終始和ませてくれるいい敵キャラだったね……

・スッパさん登場

どちらさまですか!? めっちゃかっこいい……リンクとウルボザ二人が守勢に回る時点で手練れなのが一瞬でわかる。

コーガ様はヘッドとしてはだいぶヌケてるところがあるけれど、あの愛嬌があるところがカリスマになってこういう優秀な人を引きつける魅力になってるんだろうなあ……。こういうタイプの人って裏切るのが割と相場だけども、プレイ中はなぜかそんなこと全然おもいませんでした。


で、このあたりまでで神獣がこなかったから あれ…もしかして乗れるのルッタだけ……?ってちょっとビクビクしてました。全部の神獣操作したかったんだもの!!!


・ダルケル登場

もう二つ返事でオッケー出してる。ダルケルはほんとに竹を割ったようなという表現が似合う。話が早いぜダルケル。そのぶんあんま情緒がないぞダルケル。まあこういうダチが居なくなるとめっちゃ寂しいんだけどね……。

ロース岩食べるエピソードやってくれたのは嬉しかった!!これ映像つきで見たかったんだよなあ!……ほんとに食らいついてる光景がシュールすぎる……改めてリンクのバケモノっぷりが際立つ(二回目)

・ヴァ・ルーダニア登場

きちゃーーーーーーー!!!!お楽しみのスーパーロボットタイムだ!!

ルーダニアはカウンター(あんまり使わない)や踏みつけが特徴的だった。ルッタに比べて操作がなかなか難しく、移動砲台のような操作感だった。でもそのぶんうまく動かせた時の嬉しさはつよい。でもルッタみたいに迎撃機能ほしかったな……。なんやかんや極大ビームで薙ぎ払えるから楽しいんだけどね!!


こうして英傑が全員集合し、シナリオをすすめていく。街の防衛でもスッパさんが出てきた。かっこいい……戦闘ムービーの緩急の使い方がスタイリッシュだよね。

・だいぶ飛んでコログの森防衛戦 ヴァ・メドー搭乗

きちゃあああああああああ!!メドーだああああ!!!すげええ!空からレーザーを撃ちまくってるううう!!!楽しいいいい!!

バリアとレーザーはたしかに本編でも使ってたけど、ZRの乱反射とか空爆とかかっこいい……こんなのと生身で戦ってたのかリンクとテバさん……いやここまでの神獣もそうなんだけどさ……。

このステージ出撃前のムービーで、リンクがリーダーなことにめっちゃ不満そうなリーバルが実にリーバルらしい……どっちが上かはっきりさせたいんだね……リーバルだって努力してきたもんな……。

・コログの森突入 ボックリン登場

「ええ。いつ何が現れてもいいように そなえておかな……」(ファーッ)

シュールギャグかよ。迷いの森に入ってもいろいろ言い合ってる一行の裏で踊ってるボックリンがシュールすぎて会話が頭に入ってこない……。魔物と戦えないから一行についてくることになったボックリン。まあお前はそういう役回りだよな…

からの  お前戦えるのかよ!!!!??? 仲間になるのかよ!!???

えっ プレイアブルキャラクターはリンク、ゼルダ、インパ、英傑の4人の合計7名だけではないんだ……と驚かされることに。驚いてばかりだ……。

・迷いの森踏破

マスターソード抜きます。……普通に一発で抜いたわコイツ。アストルとかいう黒幕くさいやつ棒立ちで見てるし。敢えて抜かせてんのかって思うくらい静観してた。てかこの時点でハート10個以上あるから自然と抜ける条件満たしてるんだな……

マスターソードおなじみのHP満タン時の強化要素も健在。もう草刈り剣なんて言わせないぜ!なんだかんだコレ以降はずっとマスターソード振ってました。

・ふさぎ込むゼルダ姫

マスターソードも手に入れて、神獣の操作もバッチリで、英傑の任命式も終わった。ミファーがダルケルと訓練してリンクのために頑張ろうとしてるのがかわいい。インパとテラコが言い争ってるのに巻き込まれるリーバルがかわいい。幸せな空間だ……。

でもリンクがマスターソードを手に入れてから、ゼルダ姫はどんどん力に目覚めないことに焦りを覚えふさぎ込んでいった。

本編のイメージから、ゼルダ姫はリンクに対してもっとツンケンしてるイメージだったけれど、割と普通に対応してたからちょっとした違和感を覚えてた。

でもマスターソードを手に入れてから態度が硬化していったから、やっぱりコンプレックスが強かったんだな……ということがよくわかった。黙示録世界ではウルボザさんに優しく励まされるしこういう支柱が居てくれるのは心強いね……ウルボザさんいい人だわ……。

しかし、遺物の研究をすすめるもハイラル王に咎められ修行に励め、王族としての責務を果たせ、と言われるのを見て、コレはまずいパターンでは……?となる。無才の姫とはいわれなかったけれども、運命は変えられないのだろうか。このときのハイラル王の心情も知っているから色々切ない。お母様との思い出の品を渡さなかったらまた歴史が変わっていたのだろうな……。


イーガ団掃討作戦 ヴァ・ナボリス搭乗

やっぱ乗れますよねー!!ヒャッハー!!! ナボリスはなんとYのモーションが他の神獣と違って突進してすべて踏み倒すガチ性能してた。ZRの範囲攻撃も恐ろしい強さだしなんだこいつ……。本編で突進やってきたら悪夢もいいとこだわ……。ナボリスは一番爽快感ある神獣になりました。どれも楽しいけど!

そしてコーガ様を倒しアストルと言い争う場面。スッパさんかっこいいな……。スッパさんがアストル恫喝してるときに「そうだぞ!」って便乗するコーガ様の小物臭さほんとすき。


・自分にとっての厄災が来てしまった。

我慢しきれなくてついTwitterでつぶやいてしまったけれど、大妖精のミッションこなしたら大妖精四姉妹が仲間になりました。


うn


ナニコレ


本編でも見た目はアレだけど防具強化とかしてくれたからきっといいことあるに違いないと想ったんだ。

まさか仲間になるとは思わないじゃん。しかも四人同時。一人でも圧が強いのに。四人。


ニンテンドーとコーエーは正気か??????????


あまりの衝撃に一度操作しまったけれどもうなんかすごい。遊んでるだけで精神がゴリゴリ削られる。どっちがモンスターかわからない。厄災よりよっぽどおぞましい何かが誕生してしまった……。9人目のプレイアブルキャラクターがこうなるなんて思いもしなかった。マジでこのゲーム驚いてばっかり……。


・勇気の泉での修行→厄災復活

このあたりのストーリーは本編でもあったと思うのであんまり感想らしい感想もないんだけど、インパが姫を励ましている姿はなにか心にくるものがあった。ウルボザさんといいインパといい、黙示録世界の姫は人に恵まれてるね……。

そして厄災が予定よりも早く復活。やはり歴史は改ざんを許さないのだろうか……とこのときは思った。

ハイラル城潜入→脱出のステージはとにかくワクワクした。ハイラル城内は本編でめちゃめちゃ探索しまくっては宝探しに興じていたのでアスレチックの気分。ハイラル王の書斎から近衛の両手剣が出た時は本編の知識が生きて嬉しいのなんの。リモコンバクダンで壊れるカベを特定したりもやったけれど、もしかしたらまだスルーしてるギミックとかあるかもしれない。食堂の暖炉にマグネキャッチやったりシャンデリアに王者の弓が引っかかてないかつい調べちゃった。楽しい。

そしてハイラル王がかっこよくガーディアンをぶった切りリンクに姫を託して玉砕。王ーーー!!!  ちゃんと娘を思ってるっていう姿を示すことができてよかったね王……。パラセールでホッホッホッホーウしてたのは忘れてあげるよ王……。

ガーディアンは乗っ取られ、英傑たちは神獣に閉じ込められ、姫は未だ力に目覚めず……。と本編とだいぶ近い流れになってしまった。でもその後テラコが光ってなんか4つの光を打ち出した。そして大丈夫そうな神獣が映ったので……まだ大丈夫!とちょっと希望を持てた。

でもその後ステージセレクトのところで、「英傑たちは神獣に閉じ込められてる…。」の表示でものすごい嫌な気分になった。もう失いたくない……。


・神獣奪還編 未来の英傑たちの召喚

ココが今作最大瞬間風速だった。例によってミファー真っ先に助けたいから最初はルッタとルーダニアのステージに向かったんですよ……。

水と炎のカースガノンに追い込まれるミファーとダルケル。この光景ですごい心がえぐられる気持ちになっていたその時ですよ。

光の彼方から飛んでくる祭事の槍。

颯爽と水のカースガノンの攻撃を打ち払う赤い背中。

「二度も奪わせはしないゾ!」


ああああああああああ!?!?!?!?シド王子いいいいいい!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


えっ!?えっ!?マジで!??そんなことってある!!?!?!?


しかもすぐに「シド……?」ってミファーも気づくし……。キラッて笑う前にわかっちゃったんだよ……?すごくない……??? 

どうしてくれんの!!どうしてくれんのさコレ!!もう情緒グチャグチャだよ!!夜中の1時にこんなの見たから寝れなかったよ!!!

もちろんそのあとのユン坊も嬉しかった。ちゃんと語尾がゴロになってるし守りのちからも使いこなしてるから本編で成長した姿で助けに来てくれたんだね…と嬉しかった。

いやまさかこんなことするか厄災の黙示録……終始驚いてばっかりだったけど間違いなくココが最高潮だった。完全に予想外だったもの。やってくれたな!

しれっとテラコのお陰で、繰り手意外の人も神獣の中に入れるようになったとか言われてるし。マジで高性能すぎないかこやつ……。TIPSでもシーカーストーンのちからが全員使えるようになったりシーカータワー起動したり、ハイスペックがすぎる。

しかしこのステージやってる間、英傑のライフがすこしずつ削れていくのが見えるのプレッシャーだった。なまじ難易度高くしたからしんどいのなんの……。

水のカースガノン戦、ふたりがかりでも苦しそうな二人の背中に間に合った瞬間の嬉しさと言ったら……。まあこの後ミファーがバシバシやられて本編初プレイ時の思い出が蘇ることになる。COMはもう少し防御をおぼえてもろて……。

カースガノン撃破後

ミファー「信じてたよリンク、きっと来てくれるって……!」

もうこの瞬間を迎えられただけでこのゲームやってよかった……ってなった。他の英傑も助けたかったけれどミファーはゾーラの里の話もあって本当に助けてあげたかった……。

撃破後のシド「姉さんを助けることができた…! しかもキミと共にまた戦えるなんて 最高だゾ!」

シド王子いいいいいいい!!!!!!!!

もうまず姉さんを助けたかったっていう気持ちがすごい伝わってきてよかった……よかったね……ってなった……。

キミと共にまた戦えるなんて最高だゾ!なんてこっちのセリフだよ……。本編初プレイの時も、馬ぐらいしか一緒に冒険する仲間が居なかった広大なハイラルで、初めて一緒に巨大な敵に立ち向かったシド王子がこんなふうにめちゃめちゃ褒めてくれるし喜びを分かち合えたことが忘れられなくて……。シド王子もそんなふうに思ってくれてたのが本当に嬉しくて……。いちいち泣かせに来ないでほしいんですけど!!!

ダルケル救出戦

ああああああああああ!?!?!?!?シド王子プレイアブルキャラクターになってるううううううううう!?!!?!?ってところでもうSwitchもってゴロゴロのたうち回っていた。わたしはスナザラシ。

てことはユン坊もプレイアブルキャラクターじゃん!!?マジかよこのゲームマジか!?やってんねえ!!!!キマってんねえ!!!!!!


バチクソテンション上がってしまいました。となると後の二人は……テバさんと……ルージュさま?いやでもルージュ様どうやってたたかうのん……?

炎のカースガノン戦

ユン坊逆に助けられてんじゃん ウケる。ゾーラ姉弟でエモ散らかしたせいでこっちはあっさり。いやでもこの二人が揃って戦っているの改めてすごいわ……夢にも思わない……。

次にウルボザとリーバルのステージ。こちらも進めたらやっぱりテバさんだ!かっけえ!!激アツ!!

そして光の彼方から飛んでくるルージュさm……

パトリシアちゃんかよ!!ルージュ様がパトリシアちゃん乗りこなして戦うの想像してなかったよ!!まあ本編やってれば乗るのまではわかりそうなもんだけどパトリシアちゃん『で』たたかうのは予想外だったよ!!かわいいな!

もうこの辺から余裕が出てきたのか、各カースガノンにどうやって英傑たちが追い込まれていったのかがわかってめちゃめちゃ楽しくなってた。そうか……風のカースガノンはバクダン矢吹き飛ばしちゃうのか……飛び道具無効とかそりゃ倒せねえわ……本編ではズバズバ刺さってたのにね……。

本編で各カースガノンにはシーカーストーンの機能が刺さるギミックしてたから、その先入観が抜けずとりあえず相手のモーションにシーカーストーンのアクション振って死んでを繰り返してました。こいつらつええ……英傑たちも死ぬわそりゃ……。

風のカースガノン撤退、追撃のヴァ・メドー戦

ここも敵の攻撃がきつくて視点切り替えも忙しくてめちゃめちゃしんどかった……。てか風のカースガノンこんなにしつこいとか何だあいつ!本編ではバクダン矢で瞬殺したのに!!

それとここの戦闘開始前のムービーでもテバさんが囮役を買ってガーディアンのレーザーを避けながら惹きつけていたのが印象的だった。リーバルとは違った魅せ方をしてくれるなあ……好き……。

このあたりでドンドン仲間がふえてきたところで、後回しにしていたミィズ・キヨシアの試練をクリアしたら……オイオイオイこいつもプレイアブルキャラクターだったわ……何回驚かすんだよ……。もう未来の英傑でサプライズが最高潮になっていたけれどまたも予想外なことが起こったな……。


・ヴァ・ルッタ搭乗 アッカレ砦奪還

ミファー「それにしても、こんなに立派になったシドと戦えるなんてね」

シド「オレも…… …………」

ここのシドの 「オレも……」の三文字に込められた重みが凄い……。そうだよな……姉さんを守って、一緒に戦いたかったのはシドも一緒なんだよな……。それが叶ってはいるけれども、二度も奪わせないと言ってる以上、一度目はやり直せないし、英傑シドの居る世界の姉さんは戻りはしないことはシドもわかってるんだろうね……つらい……。

・ヴァ・ナボリス搭乗 ハテノ砦の戦い

戦闘前に弱気になってるルージュに向かって、目線をあわせてあげて「お前が助けに来てくれたおかげで、あたしは生きてるし、このナボリスだって動かせる」ってウルボザさんが言うの……すごくいいよね……。

ルージュは母が早世したから族長として自信がないけど、一族でも偉大なウルボザと話して、対等に凄いって同じ目線で話していることの良さよ……。こういうのをセリフではなく動きで見せる演出が深い……。

そしてゼルダ姫がついに封印の力に覚醒。厄災に立ち向かうための最後のピースが揃うことになった。

その後の演説のなんと奮い立つことか。無才の姫と呼ばれ己の無力さに悩み続けていたゼルダ姫だからこそ、力なき一人一人に言葉が届くというか……ずっと苦しんでいた姿を見てきたからこうして凛として立ち上がってくれたのがめちゃめちゃ嬉しかったね……。燃える演説だった。

からのコーガ様の土下座。……お前もプレイアブルキャラクターかよ!?というかスッパさんはどうした……?

・はじまりの台地 救援戦

めちゃめちゃしんどかったステージだけど、回生のほこらに来て、あのハイラル城を眺める高台やパラセールおじさんが暖をとっていた焚き木や、壊れる前の健在な時の神殿を見て、めちゃめちゃ感慨深い思いに浸ったステージだった……

この数日はシナリオ追うのに必死だったけれど、滅ぶ前のハイラルのディテールを眺められる作品なんだし、難易度最低にしてゆっくり歩くプレイングもしてみたいな……やる時間あるかな……サクナヒメもやりたい……。

クリア後 時の神殿にて ハイラル王の姿が

いきてるんかーーーーい

ゼルダ姫が渡した思い出の品はまさかの巨大ガーディアンシールドだったという。なるほどなー……こりゃ読めなかった。王も自分が悪かったと認めてごめんなさいできた。ちゃんと言えたじゃねえか……。聞けて良かった……。

あんなに厳しく言われてたのに「御父様は どんな時も誰より私を想ってくださってました」って言えるゼルダ姫は凄いな……。本編では叶わなかった親子の語り合いがすごくいいシーンだった……けど、後ろで泣いてるコーガ様で笑ってしまった。コーガ様のそういうところ好きだなあ!


……ハイラル王もプレイアブルキャラクターかよ!!?!?!?何回驚かすんだよこのゲーム!!!!!!

しかも操作してみたら普通につええ……ゴリゴリの武闘派だったとは……。パラセールおじさんフォームもあったりクエストに木こりの話しがあったり王のクエスト報酬に防寒着あったりして、ほんと細かいところでニヤニヤさせるなあこのゲーム!!

・ハイラル奪還作戦

このあたりまで来るといよいよお話も大詰め。(でもめちゃめちゃしんどい)

総力が集結しゼルダ姫の演説とともに開戦の火蓋が切って落とされる。やっぱ燃えるよねこういうシチュエーション!アベンジャーズ・アッセンブル!!!!

この辺はもうとにかくめちゃめちゃ戦闘が辛かった。1ステージクリアするのに1時間とかザラだったし集中力も切れてたけど気合でクリアしていった

・VSテラコ

まあこやつもガーディアンであり、敵にそっくりなやつがいるって時点でガノンにハッキングされてこうなるだろうな……という予想はしていた。

でも倒した後で、幼いゼルダ姫が自分の手で直した大事な存在であり、お母様が亡くなった後も大事にしていて、姫としての責務を果たすためにお別れをした昔のお友達だったことがわかった

(このゼルダが思い出す演出、本編のリンクっぽい演出なのいいよね)

(でもなんで回生の祠に入ってるわけでもないのに忘れてたのよ姫)

(それとこのときの王の行動は本編で日記読んでると心情がわかって辛いな……ってなれる)

テラコを喪った悲しみにも耐え、力強く立ち上がるゼルダ姫。この時背景が燃えてるのと敢えて顔を見せないことで、強い怒りと闘志に燃えてるようにも見える演出が素晴らしかった(ちょっと怖かったまである)

でもその後テラコ再起動してガノンに特攻したのは元気だなおまえ!ってなった。部品一個残るところで「コレは後で修理されるフラグ…!」って謎に頭が回ってしまった自分の脳がにくい。

で、厄災ガノン戦……黙示録の厄災は巨人型なんだね。本編の厄災はガーディアンを素体にカースガノンと融合したカンジだから、黙示録はテラコとアストルが素体みたいなカンジ?(あっさりしんだよねアストル)

シーカーストーンのマーク出るまではガン逃げガン盾……て戦法だったけれど、回復アイテムも切らしてて頼みの綱のミファーも使用できなかったからめちゃめちゃ苦しかった……。ガノン戦は本編より苦しかった……。


・厄災封印 エンディング

こうして厄災を打ち破り……普通に封印しました。すげえ!物語が綺麗にハッピーエンドになった!冒頭でも触れたけれどまずここが予想外でした。

でも、考えてみればこの物語は悲しい結末をたどった本編があって、そこから未来の英傑が助けに来たからこそ、最高のハッピーエンドに向かっていったんだと思う。そう思うと、本編世界でのがんばりは無駄じゃなかったしすべて意味のあることなんだな……とおもっています。

ゼルダ世界って基本パラレルなんだろうけれど、パラレルワールドにしてもちゃんと本編の出来事を尊重してる。最後にゼルダ姫も「この奇跡を」って言ったのも積み重ねが起こした奇跡なのかなって。

・またも泣かせにくるゾーラ姉弟

ミファー「いつか きっとまた 会えるよね!」

シド「……。ああ、オレはこれからも ずっと 姉さんのそばにいるゾ!」

心優しいミファーのことだから、英傑シドの世界にはもうミファーが居ないことを知ったら、ミファーを悲しませてしまうことをわかっているんだろうね……。

お別れのときまで笑顔の二人を見て……もう言葉が出なかった……。シドの話し方がね……もうね……。


ありがとうニンテンドー ありがとうコーエー……いいものを見させてもらいました……。




・あとがき

スタッフロールも終わってもう一度起動したらテラコ復活のミッションズラッと並んでわらった。もうちょっとこう余韻というか!

ということでストーリーなぞるだけで大変たのしまさせていただきました。再三再四言ってるけれどこれはぜひブレスオブザワイルドをある程度遊び尽くした人にやってほしい!って思う。

反面、ブレスオブザワイルドって結構骨太だから人に気軽にオススメするのもタイヘンだよね!っていうジレンマを抱えています。

本編のifストーリーなので、なかなか前提が多い作品であるとおもうんだけど、少なくとも1万字書いてるくらいにはのめり込んだ作品になりました!三連休どこ……

でもブレスオブザワイルド本編に比べればまだまだライトな作品だし、遊び尽くしては居ないからちょくちょくやっていきたいなー。ストーリー目当てだったからコレから何しようね?いい武器探す?この辺はそのうち!


以下、キャラ使用感レビュー

○リンク

・片手……初期はイマイチだったけど5段目の強攻撃の追撃で強制的に怯ませられるのが強かった。マスターソードの範囲も強いので基本的にゴリ押ししてた。盾や弓も便利で派手さはないけど普通に強い

・両手……めちゃめちゃ強い。でも被弾がすごいリスク高くなるのでお手軽ではないと思う。爽快感はトップクラス。

・槍……ちょっと地味かな……?悪くはないけどマスターソードと両手剣が強くて陰に隠れがち。

○ゼルダ

・シーカーストーン……本編でも足を引っ張ってるって言ってるくらいなのでなかなか苦しい使用感。二段目の強攻撃の二回目でトロッコ爆走するのは笑った。モーション自体は見てて楽しい

・覚醒ゼルダ……爽快感はさておき超強い。ゲージ料理食べて確保してZL+Yのゼルダビーム撃ってるとめっちゃ焼き払える。

○インパ……安定して強い。印回収の手間こそあるけれど手数で圧倒できる。対雑魚からボスまでそつなくこなすのでめちゃめちゃ頼った。

○リーバル……一人だけ別のゲームやってる。対ザコ殲滅と飛行ガーディアン相手にはめっぽう強い。でもボス相手にはなかなか苦しいので相性がハッキリしてる。

○ダルケル……鈍重なイメージがあるが実際使ってみると早いスパンで広範囲の攻撃を行うので結構バランスはいい。ただ他のキャラが尖ってるのでどうしても陰に隠れがち。

○ミファー……高難易度では間違いなくMVP。敵に突っ込むCPUを回復する貴重な手段だったし、生命線だった。本体の性能もややトリッキーだけどなかなか強い。それゆえ使用が禁止されるステージで大いに悩むことに……。

○ウルボザ……ハマると強い。水場では大暴れしてくれる。でもゲージ管理ちょっとタイヘンだし爽快感はイマイチ?盾もあるのがありがたい。

○ボックリン……一回しか使ってないけど敵が見えないしちょっとわかんない……

○大妖精…… 

○シド……加入が遅くて使う機会なかったけど、トリッキーながらなかなか強力。モーション次第では強いかも。

○ユン坊……バリアの種類で変わるとはなかなかおもしろい。こちらもあまり使えてないのでこれから試していきたい

○テバ……対ザコ殲滅ではリーバル並で地上でもそこそこやれる。リーバルもそうだけどザコでゲージ回収してボスは必殺がセオリー。シーカーストーンのモーションも地味に使いやすい。

○ルージュ……パトリシアちゃんがなかなか言うこと聞いてくれない。移動の速さはトップクラス?使いこなしたら楽しそう。

○コーガ様……まだ触ってない スッパさんは……やられちゃったのかな……。

○ハイラル王……普通につよい……まだやり込めてないけど直感的に強いのを感じる。

○ミィズ・キヨシア……めちゃめちゃトリッキーなタイプ。難しくて扱うの早々に諦めてしまった。これからゆっくり育ててみる


こんなところかな……感想も使用感も全部現時点のものなのでコレからいくらでも変わりそう!

そしてもうこんな時間じゃん!!わたしの三連休かえして!!(楽しかった)

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