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投資というもの

投資をする意味

r>gという言葉がある。資本主義社会では、資本が生み出す収益は、労働が生み出す収益より大きいということ。自分は、これを実感するために投資をすべきだと思う。あと、投資をしていないと、為替により、自分の資産価値が、上下していることを実感として理解できない。だから、日本人は、銀行にお金を預けっぱなしでも、特に不安に思うこともなく、円安になって、多少物価が高いなとか、政府に文句を言う位で、特に行動に移さない人が多い。これからインフレに向かう日本では、お金を持っているだけでは、資産価値は、年率4%とかで、目減りしていってるのに誰も気にしない。円安も考えると、それよりもひどい。同僚と飲み会で話していて、これが一応、大手企業でそれなりの地位についているレベルの人間の感覚なのかと思うことが多い。1年ちょっと前の自分を考えると、全く同レベルなので、文句を言う筋合いでも何でもないんだが、今となっては、日本は金融教育を完全に失敗しているなとは思う。あとは、実際に自分の資産が、経済動向によって、上下していると、否応なく、その分野の経済動向に、ある程度の興味は向く。最初のころはともかく、いつまでも、資産の上下だけを気にして、ドキドキしてしまうようであれば、投資は、向いてないかもしれない。下がったら、余裕資金を追加投資するかどうか検討するかー位でいい。

1万円の価値

だからといって、若いうちから、節約をして、すべて投資に回して資産を築けというつもりはない。若いときの1万円と、年をとってからの1万円ではそれを使ったときに得られる価値に大きな差がある。例えば、20万使って、海外旅行に行くとして、若いときと年をとってからでは、得られる体験価値は雲泥の差だろう。若いうちは、体験にお金を使って、人的資本を大きくするほうが重要だと思う。正直、金額でいうと、投資で動く金と比べれば、ポイ活で得られる収益は大きなものではない。だが、資産ゼロからでも得られる利益ではあるので、若い人にはポイ活をしながら、自由に使えるお金を増やし、ついでに投資もかじって、上で書いたようなことを実感をもって理解できるといいんじゃないかなと思って、つらつら書いているのが現状である。つまり、若い人向けに書いてるので、知ってる人にとっては当たり前のことしか書いてない。もう少し進んだらテクニック的なことも書くかも。

投資とギャンブル

たまに投資とギャンブルを同一視している人がいるが、それは違う。それを示すのに最も、分かりやすいのは還元率だろう。ギャンブルにおいて還元率とは、賭け金に対して手元に戻ってくる払戻金の平均の割合のことを言う。下に、還元率を示すページを張っておく。

見てもらえばわかるように、宝くじとか最低である。伊達に、愚か者の税金といわれているわけではない。それに対して投資はどうか?
長期投資・・・100より増える
短期投資・・・100のまま
一応、上のように言われている。だから、FXとか、短期投資は、ギャンブルに近いといってもいい。ちなみに、自分はギャンブルが嫌いだ。自分の運が良いと思ったことがないので、基本やらない。最初、自分も投資をギャンブルのように思っていたため、やるつもりは無かった。今は、金融資産の90%以上を投資に回している。それは今は、投資をギャンブルだと思っていないからでもある。

リスクプレミアム

言葉の意味はググってもらうとして、何が言いたいかというと、資本主義社会においては、適切なリスクをとる人間が、全くリスクをとらない人間から富を奪っていく構造になっているということ。基本的には、それが詐欺でない限りは、リスクを大きくとればリターンも大きくなるし、リスクが小さければ、リターンも小さい。適切なリスクというのが人によって違うというのが肝になるわけだ。ちなみに、詐欺まがいの金融商品は世の中にはあふれかえっているので、まず、それらを避けたうえで、どこにBETするかは自分で考えることになる。投資もそうだし、転職とかもそう。そこの判断や、情報収集を人に任せるようなら、そのうち騙されてカモにされるしかない。されたらされたで、若いうちなら、いい勉強になったねで済むかもしれないが、年をとってから退職金とかでやられると、本気で人生詰みかねない。だから若いうちの金融教育が重要だと思ってこんなことを書いてるわけだ。暇なのかな、自分・・・・

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