中小企業診断士✏️口述試験について
まきこです🐶✨
1回目から口述試験の話をします!
というのも、まさに今日終えてきたからです!!
忘れないうちにメモがてら記録します。
令和4年度、誰かの役に立ちますように✨✨
はじめに✏️
二次筆記試験の発表後、早ければ翌日に簡易書留で口述試験の案内が届きます。
令和3年度の口述試験、都内の会場は立教大学だけのようでした!🏫
準備したこと✏
💮TACの無料講座を聞く
二次合格発表の数日前に配信されました。
講師は例年高久先生。横浜TACのベテラン講師です。
二次の基本的な概要を抑えるのにバッチリですが、正直対策はここまで必要ないんじゃないかな?と思いました。
模擬面談はTAC生しか申し込めないのでご注意を。
💮与件音読を録音してひたすら聞く
与件の内容は頭に入れておくことが必須です。
例えば、『3代目は祖父と父のポリシーに反する行動をとりましたが、それは結果的に成功だったでしょうか?』と聞かれた時に、何の話かわかるようにしておかねばならないです。
他にも、『C社がOEM生産を受けるメリットはなんでしょう?』と聞かれた時に、どの製品をどの方式で生産しているか頭に入っていないと、答えられないのです。
特に緊張してると、聞き慣れない単語は頭に入ってこないので、与件に使われている単語に慣れるという意味でも大事です。
与件の写経やタイピングもいいですが、わたしは音読をながら作業でずっと聞いていました。
携帯で録音できるアプリをダウンロードして、与件を読んで自作して、通勤時やお風呂に入りながら聞いていました!
💮勉強仲間と問題の出し合い
一問一答スタイルで、zoomやLINEビデオを使ってお互いに質問を出し合いっこしました。
使用したのはLECやTACの一問一答問題集です。
LECの問題集は有料だと思いますが、キーワードと一問一答がかなりわかりやすく纏まっていてとても重宝しました!!
最初は慣れなくても、アウトプットすることでだんだんコツを掴めてきます。
出来ればビデオオンにして、人の顔を見ながら話すとよいと思います。
ちゃんと内容を把握してからやろうとしがちですが、頭に入ってない状況からガンガンアウトプットしていくのがオススメです!
💮一問一答の質問を録音して自主トレ
質問だけを録音して一人でブツブツ話して練習しました。
勉強仲間が質問の録音を送ってくれたのだと声色が違くて新鮮味があり、これもよかったです。
解答のコツ✏
️💮質問の反復
基本です。質問された後に、『〇〇についてお答え致します。』と言えば、時間稼げる、頭の整理ができる、質問の確認ができる、といいことずくめ🤩
長い質問だと緊張して頭に入ってこないこともあるので、『〇〇の質問という理解で宜しいでしょうか?』と聞き返すのもよいと思います。
💮終わりに『以上です。』と言う
基本です。いつ終わったのか、相手にしっかりと伝わります。解答が締まる感じもします。
💮長々と話し続けなくても大丈夫
当初は2分話し続けなければいけないのかと思ってかなり緊張していましたが、そんなルールはありませんでした。
1つの質問に対して、質問から終わりまでが2分程度、ということです。
面談の時間は1人10分なので、冒頭2分がイントロダクション(説明、名前と生年月日確認)、事例に関する質問が2分×4問、となります。
あまり解答が短すぎると追加の質問をされてしまうので、それを避けるためだと思いますが、長々と周辺の話をしてしまうと、なんの質問をされたのか忘れてしまうので、普通に答えればいいと思います。
もし解答が短くなった場合には、『A社の場合だと〜』と具体例を加える方が自然だと思います。
勉強仲間には5分で終わって、追加質問がない方もいました!
💮質問を聞き返す
追加で質問された時に、どうしても答えが出ない時はもともとの質問を聞き返すというのは効果的だと思います。
特に質問が長い時は、質問を一部の要素しか拾えていない可能性もあります。
改めて質問を聞くことで、新しい要素が拾える可能性がありますし、時間も稼げるので頭の整理ができると思います。
当日の流れ✏
面接官の人数や教室移動の流れは、上述したTAC様の無料配信動画でわたしの100倍わかりやすく説明されていますので、そちらをご参照ください😌✨
30分前には会場入りするように、ハガキの案内に指示がありますが30分前になるともう移動が始まります。
イカゲームみたいに列になってぞろぞろ動く感じでした🦑
移動が始まってからは体感15分くらいで、すぐ面談が始まってしまうので、ちょっと余裕を持ちたい人は1時間〜45分くらい前に会場入りするとちょうどよいと思います。
面接本番の様子✏
️わたしは事例Iから2問、事例IIから2問出題されました。かなりスタンダードな質問だったと思います。最後の質問は解答が短いかな、と思いましたが、追加質問もされず、8分ほどで終わりました。
わたしは11時台から開始でしたが、10時台で受けてた方と全く同じ質問でした。同じ時間帯の人は同じ質問にしていたのかもしれません。午後はまた質問が変わっていたようです。
2事例から2問ずつがスタンダードなようですが、事例IVから4問出された方や、4つの事例全てから出題された方もいるようなので、心構えはしておいた方がよさそうです!
💮面談で質問されたこと
👩ファミリービジネスのメリットについてお答えください。
🐶ファミリービジネスのメリットについてお答えします。まず、計画的な後進育成を図れるというメリットがあります。A社の場合でも、3代目を広告代理店での経験を積ませた後、広告制作部のトップに据え、A社を俯瞰する社長へ承継するというかなり計画的な後進育成を図っています。また、大胆な経営判断をとれる、迅速に遂行できるといったこともファミリービジネスのメリットと考えます。A社でもファブレス化を図っていますが、当時はかなり大胆な経営判断であったと思います。これを遂行できたのはファミリービジネスであるという点も大きかったと考えます。以上です。
👩A社はプロジェクト制を採用していますが、年功序列制度を適用しています。そのデメリットについてお答えください。
🐶年功序列制度のデメリットについてお答えします。まず、従業員のモチベーションが低下するというのが大きなデメリットと考えます。年功序列制度には長期的に評価出来るといったメリットもありますが、プロジェクト制を採用する場合には、より個々の成果を評価して従業員のモチベーションをあげる必要があるのではないでしょうか。例えば、成果主義や能力主義といった評価制度を一部適用し、従業員のモチベーション向上を図ることを提案致します。以上です。
(デメリットがモチベ低下しか思いつかず、その他要素と施策を話してごまかした。)
👴 B社についてお尋ねします。新型コロナウイルス蔓延の影響で、自宅での昼食需要が増えていますが、どのような施策をとるべきでしょうか。
🐶昼食需要増加に対する施策についてお答えします。 B社はX市を流れる豆腐づくりに向く水源を確保していること、またそれによって高品質な豆腐の製造を行っており、豆腐丼や手作り豆腐セットといった顧客から高評価の製品を有していることが強みです。これらの商品を昼食時にテイクアウトできる体制を整えることを提案します。また、置き配対応も行い、移動販売で昼食時に届けられるような体制も整えます。導入には、高齢者へは電話で、若年層の方へはIMを使用して訴求し、おすすめ商品についても定期的に紹介することを提案します。以上です。
👴大手オンラインストアでの販売をするにあたってどういった商品を取り扱うべきでしょうか。
🐶大手でのオンライン販売を行う際の商品についてお答えします。手作り豆腐セットを販売することを提案致します。豆腐はあまり賞味期限も長くなく、与件文には豆腐に旅をさせるな、という言及もあるほどです。手作り豆腐セットであれば、お客様が自分で豆腐を作ることから、出来立ての風味を楽しむことが出来ると考えます。以上です。
(あれ、短いよな、、大丈夫かな、、)
👩 (隣の面接官に対して)えーと、他に何かありますか?
👴いや、私の方からは何もありません。もういいでしょう。
👩はい、それではご退出ください。
最後に✏️
口述試験の準備は1週間あれば十分だと思います。
ただ明らかに、試験の順番は最初の方が有利です。
これは二次試験の申し込み順で決まるみたいですが、東京だと、二次試験の会場順→申し込み順となっていたので、申し込みが早くても二次試験の会場が立教でなかった方は午後になっている人もいました。
運の要素もありますが、申し込みは早めに行いましょう!!
ここまで読んでくださり、ありがとうございました😌🧡
わたしは面談が超絶苦手で、合格後の1週間ハゲそうなほどストレスを感じてましたが、それでも当日はなにかしら話せたので、口述試験前にこれを読んでいて不安に思っている方がいらっしゃったら、絶対大丈夫です!安心していってきてください!!
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