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富士S2021〜ハル式PSR指数ランキング〜

皆さん、おはこんばんにちは!ハルクんです。今回は富士SのPSR指数ランキングと考察をご紹介したいと思います。

PSR指数ランキング
1位 8枠16番ダノンザキッド 川田将雅54kg (父ジャスタウェイ母父Dansili)

血統8位 コース適正6位 近走成績1位 騎手2位

東京は東京スポーツ2歳S以来となるが、コース適正としては大箱コースになるのはプラスに働きそう。2000mでは折り合いが厳しい場面を見せていただけに1600mに距離短縮するのは歓迎。安田隆行厩舎は1600m以下に良績がある厩舎というのもポイント。長期休養明けでぶっつけの条件となるが、よくよく考えてみればそんなに悪くない条件…むしろ好条件なのではないだろうか。一度は世代トップになった馬の逆襲が始まる。

2位 4枠8番ラウダシオン M.デムーロ57kg(父リアルインパクト母父Songanddaprayer)

血統8位 コース適正1位 近走成績2位 騎手4位

この馬の本質は1400mが適距離だと思う。が東京適正はかなりのもの。昨年の富士Sはスマイルカナとシーズンズギフトがやり合うのを見ながら離れた3番手で競馬。ベストポジションで競馬ができており正直展開が向いた感は否めない。近走では1200mへ距離短縮してみたりとマイル適正からは徐々に離れていっている印象。ただでさえ中距離適正が求められる東京1600mでは、筋肉量が増え硬くなりつつある今の状態では少々厳しいか。指数では、昨年までの成績が反映され2位にランクインしており実績は十分。

3位 5枠10番アルジャンナ C.ルメール56kg(父ディープインパクト母父Tiz Wonderful)

血統2位 コース適正12位 近走成績2位 騎手1位

春のマイラーズCの2着馬であり、ルメール騎手が継続騎乗するとあって買材料は十分揃っている1頭。東京コースは(0-1-0-2)だが東京優駿は距離に敗因を求めてもいいだろう。前走のエプソムCはルメール騎手にしては珍しくペース読みを誤ったような騎乗であり、直線はズルズルと失速してしまった。東京での負けには明確な敗因を付けられることから見直しが可能な1頭と思われる。前走の凡走が響いてか今回はかなりオッズ妙味がある為、馬券に組み込んで損はない1頭だろう。

4位 1枠1番ソングライン 池添謙一52kg(父キズナ母父シンボリクリスエス)

血統8位 コース適正1位 近走成績6位 騎手ランク外

新馬より左回りでは全て馬券内とレフティの片鱗を見せている本馬。NHKマイルCでは一旦抜け出して一瞬勝ちが目の前まできたがタイム差なしの2着。勝利したシュネルマイスターはその後、安田記念3着、毎日王冠1着と一気に名を挙げた。そんな馬とハナ差決着ということで評価しない訳にはいかない1頭。前走はスタート後不利がありながらも勝ち馬と0.2秒差の3着であり休み明けだったにしては十分な成績となった。今回も斤量52kgと斤量差を活かして立ち回れば勝機が見えてくる。

5位 8枠17番サトノウィザード 戸崎圭太56kg(父ロードカナロア母父アグネスタキオン)

血統8位 コース適正9位 近走成績2位 騎手3位

前走は長期休養明けであったが鮮やかな差し切り勝ち。上がり最速の33.0を使えたことも評価できる。近走はブリンカーを着用していたが前走の関越Sではブリンカーを外して出走。最後まで集中を切らす事なく走れていたことから精神面での成長が見られた印象。この馬はスタートのみが課題。近走はほぼ出遅れており最後方からの競馬を余儀なくされている。スタートさえ決まればこのメンバーでもかなり上位に食い込めるだけのポテンシャルは持ち合わせている。軸には不向きだが、一発を秘めている怖い馬。

5位 7枠14番ワグネリアン 福永祐一57kg(父ディープインパクト母父キングカメハメハ)

血統1位 コース適正6位 近走成績9位 騎手5位

今回は指数5位が2頭いる為、指数6位は存在せず。先々週マカヒキが奇跡の復活を遂げ話題となった。この馬も久しく勝ちから遠のいている為、ここでの復活が期待されているのは間違いない。特に金子オーナーのディープ産駒が2週連続で重賞を勝っていることからも期待せずにはいられない1頭。オカルトは置いておいて真面目に考察する。まずは、近4走は全て阪神内回りであり、瞬発力タイプの本馬にとっては全く合わない条件であった。今回の東京替わりはプラス以外の何者でもない。距離が1600mへの短縮となっているが全く気にしてはいない。ラウダシオンの欄でも話したが東京1600mは中距離適正が求められる。他場の1600mではもう一歩届かない馬でも東京1600mでは馬券に絡むというパターンが多い。例としては今年のヴィクトリアマイルで2着だったランブリングアレー。ランブリングアレーは1800〜2000mを主として走っていたが東京1600mでは見事に差し脚を活かして2着に好走。(他に中山・京都の1600mに出走しているが共に凡走している。)以上のことから今回ワグネリアンが好走する可能性は非常に高いと感じている。ダービー馬であり本来ならば他馬との格は1〜2枚程度違うハズだが、初距離や喉の手術明けということからもやや人気は控えめ。ここで好走すれば次走は間違いなく人気に…買うなら皆んなが半信半疑の今回が狙い目。

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