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あんたの身に何がおきてんの?〜クロスオーバーカップリング、おきてんについて〜

※熱がある中書いていますが、私は真面目です。妄言・支離滅裂な要素があると思います。摩多羅神に関しては私は一般人に毛が生えた程度の知識しかない為、詳しくなったらさらなる記事を作ります。

まず、おきてんとは何か?

東方Projectの摩多羅隠岐奈(またらおきな)

連縁Projectの瑞風天堺(ずいふぉんてんかい)
のクロスオーバーの組み合わせです。

コンビでもあり、カップリングでもあるようで。
私は最初はコンビ視していましたが、今はカップリングとして扱っております。

そう、実はこのカップリング。
クロスオーバーカップリングだから当然かもしれないですが

私、桜雲葉夕(おううんはゆう)が創造主です。

しかも推し同士の組み合わせって訳でもなかったんです。天堺のことを知ろうとして元ネタの天海のことを調べるにつれ、江戸摩多羅神について調べることが近道だと気づきました。彼の信仰のあり方を知るには、彼が関わっていたとされる玄旨帰命壇の本尊である摩多羅神を知ること即ち、天海を知ること。推しの天堺のあり方がわかるかもしれない(連縁のキャラクターは元ネタの人本人ではないけど、天堺が天海の生まれ変わりとすれば信条を絡めた二次創作ができる)。そう思って摩多羅神の文献を集めていたら見事に摩多羅神に取り込まれていき、摩多羅神そのものを理解したくなってきました。と、共に、東方の摩多羅神、摩多羅隠岐奈の魅力に囚われていった訳です。だから元はただの天堺推しでした。

二人について

・究極の絶対秘神 摩多羅隠岐奈

初出は東方16作品目
「東方天空璋 〜 Hidden Star in Four Seasons.」 6面ボス並びにEXボス
種族:秘神
能力:あらゆるものの背中に扉を作る程度の能力

幻想郷を造った賢者の一人。
元ネタは名の通り摩多羅神
かなりたくさんの神や習合している(ざっくり)。

詳しくは検索すれば見つかる為省略。

・古き独裁者の片割れ 瑞風天堺

初出は連縁3作品目 「連縁霊烈傳 〜 Reactivate majestical imperial」EXボス
種族:ヒト
能力:結界を造る的な能力

結界屋「アズマテラス」に所属する見習い結界師。
元・无現里(むげんり)の支配者の片割れでもある。片腕とも共犯者とも呼ばれます。
(无現里とは?
 連縁Projectにおける主な舞台。外の世界から隔離されており、「神々の禁足地」「エデンの園」「失われし地平線」「虐げられし流刑地」などと呼ばれることもある。妖怪や神や妖精、ヒトが住んでおり、感覚的には幻想郷と大差ないが、かなり広い国。技術が発展しているところは発展しており、科学と魔力が融合して独自の発展を遂げているところもある(デーヴァナガラ))
片腕に関しては「その呼ばれ方は気に食わない」などと言うが、共犯者に関しては否定しません。

その独裁者、支配者というのが
不可解な袴・闡裡鶴喰(せんりつるばみ)
のことです。

鶴喰についても調べれば日本語のwikiが出てくる為省略しますが、原作をプレイしたり天堺の考察を見たりするとわかる通り
天堺はありえんぐらい鶴喰にとてもとても大きな感情を抱いています。

連縁第1作品目に无現里があるんですが、无現里にて鶴喰は主人公達に神主という役目を押し付けて外の世界に旅立ってしまう訳ですが

その後に出てきた天堺が
「鶴喰は元気そうにしてたか?」
と身を案じたり
鶴喰を馬鹿にされて
「嘘はいけないな」
と怒っちゃったりして

仲間に鶴喰についての話を振られると語り出す

そして鶴喰がいなくなったこの世では隠れて生きたい。隠居暮らししたい。労働の意欲は鶴喰といた頃に使い切ってしまった。

まさに
「鶴喰ガチ勢」

それが天堺でございます。

結界を造ることは得意でも直すことは苦手です。
結界は会話の中に仕込むことができ、効果は弱いですが嘘発見器にもなるんだとか。

性格は真面目で融通がきかない、オブラートに包むことを知らない、排他的。そうでありながらも優しく、情があります。自機になった際ちびっ子妖怪である仲間達(片埜宿禰(かたのすくね)、乞骸セセ(きつがい-)に「ご飯ちゃんと食べてるか?」と問いかけ、宿禰とセセに危険になったら退けと言う保護者的な属性も兼ね備えています。(だから甘ちゃんなんだよと言われる場面もあります)

みんなからのあだ名はメロン。
見た目が夕張メロンだからね。
(原作者が気づいて呼び始め、无現里では鶴喰が最初に呼び始めたみたい)

ちなみに天堺はメロンと呼ばれるとキレます。
「ブッ飛ばす」
とも言います。メロン好きなのにね。面倒くさいね。


そんな摩多羅神鶴喰ガチ勢メロンを何故組ませようと思ったか、経緯を語っていきたいと思います。


すべては天堺の元ネタから始まった

天堺はスペル牌(スペルカードと同じようなもの)に
日光東照宮モチーフのものが使われています。
陽明門とかグリ紋とか三猿とかね。

並びに「黒衣の宰相」
これはご存知の方はわかると思いますが
かの大僧正、慈眼大師天海の別の呼ばれ方でもあります。

三池の刀も出てきます。
家康の愛刀、ソハヤノツルキと繋がりますね。

だから私は天堺を知るに当たって、日光東照宮について調べましたし現地に伺いました。その時は天堺の概念……あ! 鶴おる! つるてんじゃーん。としか思っていなかったのですが

天海と家康に関する本を図書館で読んだ際
日光東照宮にはかつて摩多羅神が祀られていたことを知りました。
(今も摩多羅神の象徴とされる抱き茗荷紋のお神輿があって、目にしたのですが頼朝卿のものだと書いてあったので少しだけしか見ませんでした)

そこから摩多羅神に関する本を集め、読んでみたところ……「天海は何を思って日光東照宮に摩多羅神を祀ったのか?」について書かれているなど、興味深い内容がたくさん!(読みかけなので追々読んでいきますが)

一説には家康公を東照大権現として祀る際、家康公がこの世に神として生まれ直せるように大地母神たる摩多羅神を選んだとあり……

天海にとっては摩多羅神は七母天……女神だったのかな、などと妄想を膨らませたわけです。

なら、男神となった摩多羅神が女神に変じた摩多羅隠岐奈を天海が元ネタである天堺が見ても何の違和感もないでしょう。

隠岐奈がもし後戸の国を介して无現里に行ったら?

无現里で天堺に出会ったら?

もし天堺が天海の生まれ変わりで
隠岐奈がそれを察していたら?
「(天堺の)過去を知っている」と持ちかけていたら?
无現里にくる前の記憶がない天堺が本能的に隠岐奈を知っている、としたら?

天海が見た摩多羅神は、玄旨帰命壇の本尊としての姿と言われています。地母神としての役割を求めていると言われています。
摩多羅神と共に祀られていた山王権現も、読んだ本では「天海に位置する」と書かれていました。天海も摩多羅神と一緒に祀られていたことが余計に私の妄想を駆り立てたのです。

鶴喰が外の世界へと旅立った今、心に穴が空いた天堺のその隙間を埋めるのが信仰心だったとしたら?

心の隙間を埋めたのが隠岐奈の存在だったとしたら?

そんなIFが、説が積み重なってできたのがおきてんとなっています。 

先述の通り、まだ摩多羅神についてそこまで詳しくないのでこれから発展するカップリングとも言えましょう。

よければ摩多羅神や天海について詳しい方は連縁を調べて、連縁について詳しい方は摩多羅神について調べて、わかったことを創作という形で出していただけると私が非常に潤います。


私が現状おきてんに求めていること

それは主に仏教を通じた「救い」
前世からの「縁」

境の神である隠岐奈と、境を名に宿す天堺
奇しくも必然か、運命か

そんな感じの壮大なのもいいんですが

1番求めているのは
「前世から待ってた」
ですね!

前世の記憶を宿した天堺が、隠岐奈と出会い何度も交流を重ねるうちに前世の天海が出てきて、「こうして話ができることを待っていた」という感じの!

体調が治って新刊の内容がまとまったらその内書くかもしれません。

こう見るとカップリングではなくコンビの要素が大きいのですが、カップリング視しているのは私の夢の中で男体化した隠岐奈が女の天堺とアレしてたからなので特に意味はありません。それに通常のおきてんでカップリング視してもし天堺に恋情が芽生えたとしても抱く勇気があると思うか? うん?


まとめ

・おきてんは元ネタ絡みのカップリング(コンビ)で、色々な説やIFを重ねてつくったもの。
(クロスオーバーカップリングなのでそもそも原作で面識はない)

・つるてん(鶴喰×天堺)が
「お前(鶴喰)の帰りを待ってる」
としたら
おきてんは
「前世から待ってた」

・カップリングというよりコンビ要素が強い 男体化隠岐奈は趣味


実はおきてん、2024年5月19日から始まった生まれたてのカップリングです。
大事に愛でていただけると嬉しいです。

あわよくば描いて、書いていただけると
全身全霊で舞いますし摩多羅神履修のモチベーションにもなるのでよろしくお願いします。

ここまで読んでいただきありがとうございました。

熱が38°C近くある桜雲葉夕

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