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高校生物1

生物選択の受験生
高校生物を学び直したい大学生 など

筆者のノートを覗いてみませんか。

今回は

・ベルクマンの法則
・植物の食害への防御

をまとめてみました。

1.ベルクマンの法則

ベルクマンの規則と聞くと、熊を連想する人多いんじゃないでしょうか。よく例で扱われるのは熱帯のマレーグマと北極熊ですかね。

ちなみにこの規則は、体温を一定に保つ必要がない変温動物には当てはまりません。

体長が大きくなるほど、体温が低下しにくくなります。なので、太った人は痩せた人よりも体温が下がりにくいと考えられます。もしかすると、夏場に食欲がなくなるのも、体温調節の一部なのかもしれませんね。

ベルクマンの規則と似た規則に、アレンの規則(1877)があります。

ノートにあるように、熱放散速度は体表面積に比例します。

そのため、恒温動物の近縁種を比べたとき、寒冷地に生息する種ほど、耳や尻尾などの突出部が小さい傾向にあります。これを、アレンの規則と呼びます。


2.植物の食害に対する防御

○上のイラストの解

人→トマトなどの葉を構成する細胞

缶プロテイン→システミン(タンパク質)

人が吐き出した星→ジャスモン酸(植物ホルモン)

ここでは、ジャスモン酸は昆虫の消化酵素の働きを阻害する物質と、細胞壁を頑丈にする物質の産出を促進します。さらなる食害から身を守るための物質の産出を促進しているのです。

また、ジャスモン酸はメチル化されると、揮発性になり、周辺の他個体に同じく作用します。

その他の主なジャスモン酸の働きは以下のようになります。

1.生育阻害
2.ジャガイモの塊茎の形成促進
3.エチレン合成経路に関与(エチレンは果実の成熟、落果・落葉を促す)
4.幹が傷ついたさいに傷口から出るガム物質の蓄積


いかがでしたか?
分かりにくい箇所があれば是非コメントをしてください。また、扱ってほしい項目も教えていただけると嬉しいです。
また、ノートを覗きにきてくださいね。

参考
「生物基礎•生物のすべて」 大森徹・伊藤和修
↑イラストや図が多く、説明も詳しいのでおすすめです。

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