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デッキ解説 : バトスピリーグseason2使用 呪契約

こんにちは。

TierOne〜ティアワン〜 はるきです。

season2 優勝🏆

バトスピリーグ、今回もたくさんの応援ありがとうございました😊


チームで優勝する事が出来てとても嬉しいです!
次回も頑張りますので引き続き応援の方よろしくお願いします!


今回は、僕が【契約編:界1章】からずっと研究し続けており、バトスピリーグでも使用した【呪契約】デッキを徹底解説したいと思います。

【戦績】

黒蟲魔王杯 優勝🏅
マエキタ杯 3位🥉

※当時疲れすぎていて黒蟲魔王杯の漢字を間違えていました。


【呪契約】というデッキはとても奥が深く、人によって構築がかなり変わってくるデッキでありますので、僕の構築/プレイングスキルも1つ、参考にしていただけたらなと思います。


◼️はじめに

今シーズンは、"非公認大会各種・広島CS・バトスピリーグ"と様々な場面を《相棒武者オボロ》と共に戦ってきました。

現環境上位のシェア率は

【獄契約】
【蒼契約】
【秘契約】
【超星】

の4つが占めていると考えています。

その他のデッキは全体の3%前後で、様々なデッキが混沌としています。最近は《創界神テスカトリポカ》《創界神ゼウス》《創界神ラクシュミー》などの創界神のデッキがよく見られます。
※バトラーズツアーcycle1のシェア率を元としています。


現環境でしっかりと勝ちを得るためには、この上位4つのアーキタイプに不利を取らない事が大切になってくると考えました。

その中で、現環境における【超星】デッキのトレンドが《超龍騎神グラン・サジット・ノヴァ》を使った型である事から、煌臨に対抗するメタはかなり刺さりがいいものだと考えました。

◼️呪契約の概要

【呪契約】は《相棒武者オボロ》を起点に盤面を破壊しながら手札を貯めていき、《血斬鬼将オニ・オボロ》の連続アタックや、《血鬼神将ゴク・オボロ》のライフバーンで勝つデッキです。

そもそも【呪契約】というデッキは、

・低コスト帯を横に並べるアグロ型

・ダークタワーを使った煌臨メタ型

の、2タイプが存在するものだと考えています。

今回僕は、上記でも記載した通り、現環境でシェア率の高い

【獄契約】【蒼契約】【超星】【秘契約】

を厚く見る"ダークタワーを使った煌臨メタ型"で構築しました。


◼️デッキリスト原案

原案

◼️解説


僕が【閃刃】発売後に使っていた【呪契約】の構築。

《三賢神ラルヴァンダード》や《魔界七将デストロードXV》でコアブーストして、《月鬼城》を絡めた大量ドローで、《血鬼神将ゴク・オボロ》と小型を揃えてライフバーンで勝つ構築であります。

相手のターンは《ダークタワー》で煌臨を縛り、自分のターンでは《ヴァンピーアヴォルグ》のSコアロックや、《血鬼神将ゴク・オボロ》の裏契約煌臨でSコアをトラッシュに送る効果で、煌臨を縛ります。

ネクサス破壊枠として、《三賢神ラルヴァンダード》《ダークタワー》で軽減をとりながらコアを回収出来る《道化竜メルトドラゴン》を採用しました。
ドローエンジンが豊富なこのデッキにおいて、3コア回収はかなりのアドバンテージであります。

相手の《ダークタワー》を破壊したり、【蒼契約】の《マーラサーミズ深海都市》を破壊して、《ダークタワー》の煌臨ロックを通します。

◼️非公認大会で使ったデッキリスト

黒蟲魔王杯優勝🏅

黒蟲魔王杯では、トレンドの【超星】デッキに対してしっかり勝率を上げるために、《ゴッドブレイク》を採用した型を使用しました。

メタだけでなく、《三賢神ラルヴァンダード》《ダークタワー》から軽減が取れるので、0〜1コストの1ドローってだけでも使い勝手はかなりいいです。

主流の【獄契約】に創界神メタが入っていなかったり、【蒼契約】の《青の世界》が減らされており、創界神を使ったデッキがちらほら現れている傾向にあります。 
そんな雑多環境を勝ちやすくしてくれるカードであります。

しかし、この大会のタイミングで、《道化竜メルトドラゴン》が【獄契約】から《辺獄の四塔》が減らされている傾向にあるのに加え、【秘契約】相手に一切使えないので、引いた時の動きの鈍り方に違和感を感じていました


◼️バトスピリーグでの使用リスト

《道化竜メルトドラゴン》を使えない対面で引いて、リソースが枯渇して負けるのがもったいと感じたため、【秘契約】相手に強く、ネクサスも触れる《次代機獣ブリザ・ライガ》を使用した型を使いました。

《月鬼城》で《超星使徒スピッツァードラゴン》を縛れるのが強力です。

《無幻魔神ジャグラスジャグラー[ウルトラ怪獣2020]》とは違い、《相棒鮫シャック》で無効化されなかったり、後1ターン目の《相棒魔卿ジャバド》を飛ばせたり、【秘契約】の[神速]に反応して発動できるなどの点を評価して採用しました。

読まれにくい[アタック後]バーストはかなり刺さりがいいです。


◼️採用カード解説

・相棒武者オボロ

契約カード
煌臨を2体並べるわけではありませんが、 2枚目があると、アタック時に自身を破壊し、カウント+2と1ドローが出来たり、《月鬼城》で破壊して2枚ドロー出来たりします。
コストも軽いので、ゲーム後半では《血鬼神将ゴク・オボロ》のライフバーンの弾にすることが出来ます。
3枚確定枠。


・ヴァンピーアヴォルグ

相手のSコアをロックし、煌臨や転生を抑制します。
【蒼契約】【獄契約】には突破されやすいですが、【秘契約】などの除去が少ないデッキには刺さりやすいです。
《ダークタワー》で縛りきれない自分のターンで相手の煌臨を縛りながらカウントを増やしに行けます。
《相棒武者オボロ》と同じくコストが軽いので、ゲーム後半では《血鬼神将ゴク・オボロ》のライフバーンの弾になります。
また、Sコアがリザーブにないと効果で破壊されないので、裏契約煌臨でSコアをトラッシュに送った後に、《血鬼神将ゴク・オボロ》のバーンダメージを入れた際に撃たれる《覇王爆炎撃re》で破壊されず、1打点を作ることが出来ます。

確定枠ではありませんが、かなり強力なカードでありますので採用を推奨。


・道化竜メルトドラゴン

ネクサスを破壊するカード
《次代機獣ブリザ・ライガre》と選択枠です。
【秘契約】以外でネクサスを使わないデッキがほとんどないので、基本強く使える。
《鎧闘鬼ラショウ》《無幻魔人ジャグラス ジャグラー[ウルトラ怪獣2020]》などの採用がよく見られますが、相手依存だったり、Sコアをトラッシュに置かなければならないなどと使いにくいと感じたため、非公認では自分のターンで撃てる《道化竜メルトドラゴン》を採用しました。
かなりドロー力が高いデッキでありますので、《三賢神ラルヴァンダード》《ダークタワー》から軽減がとれて3コア戻せるのはかなりのアドバンテージです。

相手の《ダークタワー》を破壊したり、【蒼契約】の《マーラサーミズ深海都市》を破壊して、《ダークタワー》の煌臨ロックを通します。

かなりのパワーカードでありますが、事故札になりうるカードのため2枚のみの採用。


・三賢神ラルヴァンダード

コアブースト・ドロー・手札保護・ライフバーンとかなり使い勝手のいいカードであります。
カウントが増えやすいデッキでありますので、かなり着地はしやすいです。

《月鬼城》とケンカしやすいカードではありますが、この"1コアブースト"がかなり強力なので確定枠であると考えています。
《ダークタワー》で赤軽減を取れれば1コストで出せます。2体目の《三賢神ラルヴァンダード》がいれば、0コストで出せます。

相手の《ダークタワー》禍で煌臨をするための手札保護も付与する事が出来ます。

また、カウント5以上になると、相手にコアを与えない1点バーンが使えるのも強力です。
この1点バーンを絡めて勝つ試合もかなり多いです。

3枚確定枠。


・オンミョウジャ

系統[血晶]をもつドロースピリット
《月鬼城》と合わせて大量ドローをするカード
アグロタイプの【呪契約】にはあまり採用されないイメージがありますが、"単体でのドロー枚数が《禁竜タ・ブー》と同じ"なのでかなり強力です。
レベル2の維持コアも2個と少なく、《魔界七将デストロードXV》のコアブーストの弾としても運用しやすいです。

ミラージュ効果も優秀で、《月鬼城》が引けていない時にメインステップで自分のスピリットを破壊できたり、防御として構える事で相手の打点計算を狂わせる事が出来ます。

《オンミョウジャ》《禁竜タ・ブー》のような大量ドローができるカードはゲーム中に1回は絡めたいため、3枚採用。

・禁竜タ・ブー

大量ドローをするカード
フル軽減ノーコストで出す事が出来るので、《血鬼神将ゴク・オボロ》の弾にもなりやすい。
また、《血鬼神将ゴク・オボロ》の破壊効果で届かないコアが6コア以上乗ったスピリット/アルティメットを破壊する事が出来ます。
3枚確定枠。

※使用時のコツ
破壊時効果は、途中で引いた《三賢神ラルヴァンダード》の召喚タイミングを逃さない為に

〔カウント+2する。その後、自分はデッキから1枚ドロー出来る。〕

の効果を1番最後に使って下さい。

例)
月鬼城の効果で禁竜タ・ブーを破壊した時の効果解決処理順

月鬼城で1ドロー

相棒武者オボロの効果で1ドロー

カウント5以上同名ターン1効果で1ドロー

コアが3個以上のスピリット/アルティメットを破壊。相棒武者オボロで1ドロー

カウント+2して1ドロー

三賢神ラルヴァンダード召喚

この順番で解決する事で、途中で引いてきた《三賢神ラルヴァンダード》の召喚タイミングを逃さずに召喚できます。

・ケムリヒグマ

《相棒武者オボロ》を復帰させるカード
煌臨して相手の盤面を破壊したり、煌臨時で自身を破壊して《相棒武者オボロ》を使い回し、カウントを一気に貯める動きをしたりします。

《血斬鬼将オニ・オボロ》《血鬼神将ゴク・オボロ》でアタックする際に、横に立てた《ケムリヒグマ》を破壊する事で、煌臨元の《相棒武者オボロ》を召喚し、後続のアタッカーを用意する事が出来ます。

3枚確定枠。

・魔界七将デストロードXV

序盤はコアブースト。終盤はアタックステップ終了メタとして使います。
大体1体目は自身をレベル2で召喚し、コアブーストをします。
横に《オンミョウジャ》《禁竜タ・ブー》が入れば巻き込んで大量コアブーストをします。
こちらも先程の《禁竜タ・ブー》と同様に、途中で引いた《三賢神ラルヴァンダード》の召喚タイミングを逃さないように破壊時のカウント+1の効果を1番最後に使って下さい。

魔界七将デストロードXVの効果でレベル2のスピリットを破壊コアブースト

相棒武者オボロの効果で1ドロー

巻き込み破壊をしたオンミョウジャ・禁竜タ・ブーのドロー

魔界七将デストロードXVの破壊時効果でカウント+1

三賢神ラルヴァンダード召喚


・血斬鬼将オニ・オボロ

メイン煌臨で打点を増やす事が出来るカード。
メインステップで破壊時効果を持つスピリットを破壊する事が出来るのが強力ですが、フィニッシュ性能としては《血鬼神将ゴク・オボロ》より劣り、ゲームに絡めなくても勝てる試合が多く、手札事故の要因になるため1枚のみの採用。

不採用カードの候補でもあります。

・血鬼神将ゴク・オボロ

フィニッシャー
裏契約煌臨でSコアを奪い、《ダークタワー》の効果を受けないタイミングでの煌臨を縛ります。
ライフバーンを2回飛ばして勝つ試合が多いので、3枚採用。


・次代機獣ブリザ・ライガre


バースト枠
ネクサスを触るカードはデッキに組み込んでおきたいと考え採用しました。
【呪契約】におけるバーストは、縦引きドローが豊富な上に《月鬼城》で《超星使徒スピッツァードラゴン》を縛れるため、かなり強力に使えます。

アタック中の《深海皇子ガブル・シャック》を返し、そのまま《オラクルXXオーバージャッジメント》で耐えます。

《道化竜メルトドラゴン》のように自発的に使うことは出来ませんが、読まれにくい&開きやすいバーストのためこちらを採用しました。

・紫の世界

初動札
アルティメットのデッキ相手では仕事がないように見えますが、ドローしながらのネクサスシンボルはやはり強力なので3枚採用。

相手のアタッカーのコアをトラッシュに送り、防御札を構えにくくします。

・月鬼城

デッキの核
相手の《EVANGELION  Mark.06 -カシウスの槍-》を縛りながら、メインステップで《オンミョウジャ》《禁竜タ・ブー》を破壊し、ドローを加速させます。
減らす理由がないので3枚確定。

・ダークタワー

煌臨メタ
環境に煌臨を使うデッキが多いので3枚採用。
《月鬼城》禍での《三賢神ラルヴァンダード》や、《道化竜メルトドラゴン》を軽減するという意味の採用でもあります。

・ゴッドブレイク

創界神&デッキ破棄メタ
トレンドの【超星】に強く出れるように採用しました。
メタだけでなく、《三賢神ラルヴァンダード》《ダークタワー》から軽減が取れるので、0〜1コストの1ドローで、デッキを回すという意味もあります。
自由枠でありますので2枚のみの採用。

・オラクルXXオーバージャッジメント

防御札
《三賢神ラルヴァンダード》を採用する事で、2コストで撃てる事が多いです。
《相棒武者オボロ》のデッキにおいて1番防御性能の高いカードでありますので3枚採用。


◼️採用候補カード

・審判蛇ツイノムシバミ

相手の召喚時に反応したり、自分の煌臨に反応して使えるバースト
ドローエンジンになりつつ、[血晶]を持っているので、《月鬼城》との相性もいい。
レベル2の維持コアが2個なので、《魔界七将デストロードXV》のコアブーストの弾としても運用しやすい。
《血鬼神将ゴク・オボロ》の破壊効果で届かないコアが6コア以上乗ったスピリット/アルティメットを狙える。

確定枠ではないのと、序盤の煌臨をロックする《ヴァンピーアヴォルグ》を優先して採用したかったので今回は不採用。


・鎧闘鬼ラショウ

ネクサス破壊枠
Sコアをトラッシュに送らないといけないのが使いにくく感じたため、能動的に動けてコア回収も出来る《道化竜メルトドラゴン》を採用。
召喚時にデッキを破棄し、《月鬼城》を落とすというメリットはありますが、若干コストが重いのに加え、回収札を入れているわけではないので、重要なパーツを落としてしまうのがもったいないと感じた為不採用としました。


・ヘラ・パスト

トラッシュ回収枠
《鎧闘鬼ラショウ》と相性がいい
《禁竜タ・ブー》《魔界七将デストロードXV》などを使いまわせる。
転生すれば《白晶防壁re》を打ち消す事が出来ますが、そこまで都合よくコアがたまらない印象を受けました。
トラッシュから回収して使い回すより、デッキを回すカードを多く採用し、デッキ全体で勝つ構築にしたかった為不採用としました。


・絶甲氷盾re

防御札枠
《ゴッドブレイク》と入れ替え枠
《ダークタワー》の効果で、《神海大帝ケーニッヒ・シャック》が煌臨しにくくなっているので相性がいい。
バーストに伏せる事でライフを回復し、《オラクルXXオーバージャッジメント》で耐える回数を増やせます。


・零ノ障壁

防御札枠
【獄契約】と対面した際に、序盤にライフを削られすぎると《オラクルXXオーバージャッジメント》で耐える回数が減ってしまい、《獄風伯ヌーヴェル・ヴァーグ》を超えて決め切らなければならない盤面が存在するので、1枚だけ採用しても可。

有利対面ではあるので、無くても勝てる自信があったので今回は不採用としました。


◼️各対面で意識する事


・蒼契約

《ダークタワー》の煌臨ロックを通すために、基本《相棒鮫シャック》は破壊しません。
破壊による上振れが見込めるorフィニッシュターンにのみ破壊します。

ライフを3点まで詰め、《血鬼神将ゴク・オボロ》のライフバーン効果を通します。
相手の《白晶防壁re》の要求枚数を上げて決め切ります。


・獄契約

《相棒魔卿ジャバド》を破壊し、《ダークタワー》の煌臨ロックで縛ります。
相手に煌臨するタイミングを与えてはいけないため、アタックする際は《ヴァンピーアヴォルグ》のSコアロックや、《血鬼神将ゴク・オボロ》の裏契約降臨を使ってからアタックします。

《獄炎の四魔卿ブラム・ザッファーグ》に召喚ロックをかけられる前にカウントを7まで貯めておく事が大切になってきます。

《獄土の四魔卿マグナザッパー》を踏むタイミングが多いので、常にリザーブに防御札を残しておく事も大切です。



・超星

《ダークタワー》で《超龍騎神グラン・サジット・ノヴァ》の煌臨を止めます。
《煌星第三使徒ガニメデ》で破壊されてしまうので、複数枚貼る事も大切であります。

それだけだと、《超神星龍ジークヴルムノヴァX》の[超界放]で詰めるプランを取られてしまうので、《ゴッドブレイク》で遅延します。

基本の受け札がアタックステップ終了なので、《魔界七将デストロードXV》を絡めてリーサルをとりに行きます。


・秘契約

《オラクルXXオーバージャッジメント》を沢山抱えてダメージレースで勝ちます。
[神速]で出てくるスピリットの防御を超えにくいため、《三賢神ラルヴァンダード》と《血鬼神将ゴク・オボロ》のライフバーンで勝ちます。

ミラージュの《インクリース》で《相棒武者オボロ》の効果を消されてしまうと決め手に欠けてしまうため、2枚目はできる限りキープします。

除去手段が少ないデッキのため、《ヴァンピーアヴォルグ》の通りが良いため、相手の《相棒虫ガタル》は積極的に破壊します。


※かなり簡潔に書いているので、質問等がありましたら気軽にメッセージしていただけますとお答えします。

◼️おわりに


バトラーズカップ2023やバトスピチャンピオンシップの一次予選も始まりますので、一度使ってみてはいかがでしょうか?

皆さんのデッキ構築の参考になる事が出来たら幸いです!

バトスピリーグは総合優勝狙って頑張りますので応援よろしくお願いします!


今回はここまで!それではまた👋

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