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[Vol.238]3/7.G2.弥生賞ディープインパクト記念-血統傾向の考察と推奨馬-

こんばんわ🌙
多趣味なVirtual競馬好き御坂晴海です🐴

昨晩は配信の後ウマ娘を裏であれやこれやと迷いながら育成をしていたらAM3時を回っていまして、今すぐにでも寝れそうです💤

本当楽しくて作りこまれてて発表から3年かかったゲームということもあって、やりこみ要素◎ですね!
そんなウマ娘に負けない競馬の盛り上がる季節

そう、クラシック戦線!

3月に入りいよいよ世代の猛者を決める戦いの火ぶたが切られます。
その前哨戦の1つ、弥生賞ディープインパクト記念を今回はお届けします。


💡近年は皐月賞直行が多し!本番同舞台も結果直結とはならず?

上位5着馬までに皐月賞の優先出走権が与えられるレースではありますが、近10年の勝ち馬が皐月賞でも勝った例はなく、もう1年さかのぼった2010年の勝ち馬ヴィクトワールピサが最後となっています。

一応トゥザワールドやマカヒキといった後のダービー馬こそ
このレースの勝ち馬にはいますが、皐月賞と同じ舞台も好走馬がそのまま本番でも上位入線するのは意外と少ないんですね。

∬ ・ω・)ノ えれなふぉんだよ。
皐月賞や菊花賞みたいなレースは近年前哨戦を使わない”直行ローテ”が多くみられるのは厩舎の育成ノウハウや外厩の設備充実といった育成施設の拡充が背景にあると思ってるんだ。
一昔前(それこそヴィクトワールピサまで)は前哨戦を”叩く”というローテが多かったけどそこを使う間でもない仕上がりのいいお馬さんは賞金の余裕もあったりとかでそのまま本番に向かうケースが多いんだ。

最近は賞金面で直行が出来ない子が上位入線で得られる優先出走権を求めて出るというケースも多いですね。
素質馬となるとここで全力を出さずに優先出走権をひとまず手にする
みたいなやり方も陣営次第では見られそうですよね。

ちなみに弥生賞が行われるのは
中山芝2000m(内コース)右回り
4度のコーナーをこなす小回りコースに加え、2度の急坂を越えなければなりません。

後ろからの捲りも決まるコースながらも基本は前目につけた先行馬が強く、
過去10年で4コーナー8番手以後で通過した中で連対圏に入ったのは

2016年:マカヒキ(1着)8番手から上り最速33.6s(良)
2015年:ブライトエンブレム(2着)10番手から上り最速35.2s(稍重)
2014年:ワンアンドオンリー(2着)8番手から上り最速35.5s(良)

と近5年で見ると1頭しか連対圏をとらえきれていません。
(複勝圏内に広げてみてもやはり近5年はマカヒキの1着のみで
 捲りに期待するのは厳しそうです💦)


では次に血統傾向へ移りましょう。


📒弥生賞ディープインパクト記念の血統傾向

過去10年分の血統傾向は以下の通りです。

弥生賞

ここから見えてきた血統面のポイントは以下の通りでした。

①父がディープインパクト系統&サンデーサイレンス系
→父ディープインパクト系は近5年連勝中🌸
→父サンデーS系(ディープ系含む)の過去10年上位30頭中
 :1着8回、2着7回、3着6回
このうち特に優秀なのは
ディープインパクト系:1着6回、2着1回
ハーツクライ系:2着4回(主な後継種牡馬ジャスタウェイ)


②父キングカメハメハ系×母父サンデーサイレンス系
→過去10年上位30頭中:1着1回、2着1回、3着3回

このうち2013年3着馬コディーノ以外は4コーナー5番手以内で通過
(前目につけれる傾向②のお馬さんはチェック!)


③母母が国傾向欧州型orダンチヒ系
→過去10年上位30頭中:1着7回、2着7回、3着8回


*お詫びのようなお知らせ
今回よりダンチヒ系をいろいろと細分化して
デインヒル系、グリーンデザート系(=欧州型)
ダンチヒ系(ダンチヒの直仔系やチーフベアハートなど=米国型)
と分けて表記していくことにしました。


レース名に昨年から「ディープインパクト記念」とついた通り
ディープインパクト産駒が毎年のように好走していますね。

そして今回ポイントには取り上げなかったのですが
面白い点が1つあって、馬場コンディションによって求められる傾向も変わってくるということ。

簡潔に言うと
良馬場母系が米国系(ストームバード系やヴァイスリージェント系等)
稍重・重母系が欧州系(サドラーズウェルズ系やグレイソヴリン系等)

今年はやや天候が不安定で、当日も雨予報となっています。
そのため良だとしても稍重寄りだったり、稍重となったりすることも
考えられますね。

土曜日の夜まで当日の天候の見通しを立てた上で傾向の活用を予想に転用していこうと思います。



💡出走予定馬から条件に入る子は?-推奨馬探し-

現時点で12頭が登録されています。
先ほどの傾向に当てはまるお馬さんを探していきましょう。


①父がディープインパクト系統&サンデーサイレンス系

スペシャルトーク:父リーチザクラウン(祖父スペシャルウィーク)
ソーヴァリアント:父オルフェーヴル
タイセイドリーマー:父ハーツクライ🌸
ダノンザキッド:父ジャスタウェイ(祖父ハーツクライ🌸)


②父キングカメハメハ系×母父サンデーサイレンス系

タイムトゥヘヴン:父ロードカナロア(祖父キングカメハメハ)
            ×母父アドマイヤベガ
ホウオウサンデー:父キングカメハメハ×母父サンデーサイレンス


③母母が国傾向欧州型orダンチヒ系

ゴールデンシロップ:母母ニジンスキー系
シュネルマイスター:母母グレイソヴリン系
スペシャルトーク:母母欧州ミスプロ系
ソーヴァリアント:母母フェアリーキング系
タイトルホルダー:母母ネバーベンド系
ダノンザキッド:母母エタン系
ホウオウサンデー:母母ヌレイエフ系
ワンデイモア:母母リファール系


💡上記から見つかった今回の推奨馬3選

ソーヴァリアント@大野拓弥騎手騎乗予定
2戦目こそ禁止薬物検出によって失格となりましたが実質1着馬で、実力は後述するダノンザキッドに引けを取らないです。距離もすでに2200mを中山競馬場でこなしており、コースへの適応力も問題なしでしょう。
半姉には昨年の秋華賞2着のマジックキャッスル、半兄ソーグリッタリングは重賞勝利こそないものの7勝を挙げています。
オルフェーヴル産駒との相性も同じステイゴールド系の半兄で活躍が見込める血統でしょうし、勝ち負けに絡めるのではないでしょうか。

条件①③に該当


ダノンザキッド@川田将雅騎手騎乗予定
ホープフルS勝ち馬で3連勝の勢いそのままに4連勝を狙います。
戦ってきた相手もワンダフルタウン、タイトルホルダー、オーソクレースといった好メンバーで今回のメンバー最上位なのは間違いなし。
てっきりジャスタウェイ自体が晩成寄りなので、ホープフルの時もどうなのかな?と疑いの目を向けていたのですがまぁ強いのなんの...。
ここは前走の勝利を素直に評価し、直行せず叩きを選んだ陣営の堅実ぶりを評価してみたいです。
最終追切のニュースも目にしましたが、併せ馬を3馬身近く突き放す内容で抜群ですね💦どんな走りをするのかすでに楽しみでなりません。

条件①③に該当


ホウオウサンデー@岩田康誠騎手騎乗予定
近親馬にはフルーキー(チャレンジカップ)、マンオブスピリット(京都新聞杯2着)とあまりクラシックでは強気には選択できない牝系をしています。それでも新馬戦の前走は今回と同じ舞台でフルゲートの内よりのわくから道中脚をためながら追走、しっかり馬群を抜いて勝利している素質を見せました。管理する奥村調教師さんは「完成度はまだまだだし、ここはチャレンジです」と挑む側のコメントをしています。
ここは上位入線できれば本番で台風の目となりそうです。

条件②③に該当


枠順発表までの間の予想の参考に是非
今回の血統面の傾向該当馬をご活用くださいませ!


おしまい

今回はここまで!
次回はチューリップ賞の血統傾向と注目馬をピックアップしてお届けします!
昨晩の寝不足を取り戻すべくしっかり今夜は睡眠をとります💤

それでは今回も最後まで閲覧ありがとうございました!
また次号もよろしくお願いします(_ _ )”

(Twitterのフォロー(@misaharu_nico)や投稿へのスキも
 よろしくお願いします)

*御坂晴海*

最後まで閲覧ありがとうございました。サポートについては受け付けない方向で活動を続けていこうと思います。お気持ちだけでありがたいことこの上ありません。是非次回以降も閲覧&気に入ればスキ押しをよろしくお願いします☀