[#18]ゆる~く競馬 東京優駿(日本ダービー)
おはようございます、御坂晴海です。
今年もやってきました 日本ダービー。
思えば初めて競馬中継を意識して見たのが2018年の天皇賞春頃だったので､今年で5回目のダービーを見届けることになります。
今回はそんな2022年の日本ダービーをゆるっと予想＆全頭短評の2本立てで綴っていきます。よろしくお願いします。
今回はゆる予想＆短評を見出し画像の両サイドの2人
えれなふぉん(翡翠エレナ)と新人アシスタントちゃん(名前はまだない)
の対話形式でお送りします。
エレナ）よろしくね。
新人）初仕事がダービー予想…(焦)｡よろしくお願いします！
🐴5/29 東京11R G1.東京優駿(日本ダービー)
芝2400m 左回り 18頭立て
新人）まずはこちらの出走表から
🔍出走表を見てみる
エレナ）
人気の中心になりそうな前走皐月賞好走馬たちのほとんどが外寄りの枠に入っちゃった感じだね。ただ5着だったアスクビクターモアが2枠3番で前走に続き内枠に入ったね。
新人）一方 前走皐月賞以外では､アスクワイルドモアとセイウンハーデスが1枠。ピースオブエイトとプラダリアが3枠...と前哨戦・トライアルに出走して勝った子達が揃って内枠に布陣しています。
エレナ）
過去10年(2012~2021)の日本ダービーを見ると
1枠が3-2-1-14(勝率15％､複勝率30％)、
対して8枠は1-0-1-28(勝率3.3％､複勝率6.7％)と大きな差があるね。
新人）
1週前に行われたオークス(2012~2021)では
1枠は1-2-2-15(勝率5％､複勝率25%)、
8枠は0-1-2-27(勝率0％､複勝率10.0％)の傾向でしたが
大外ゲート⑱スターズオンアースが勝ちました。
もっとも色々なイレギュラーがありましたから､私としては8枠は強気に行きにくいと考えます。
(それでもテン乗り､距離延長､大外枠､発走時刻遅れを乗り越えた力は感服しました...！😳)
🔍ローテを考えてみる
過去10年(2012~2021)の主な前走ローテーションとダービー好走馬
▷皐月賞：7-8-5-66（コントレイル、ドゥラメンテなど）
▷京都新聞杯：2-1-1-19（ロジャーバローズ、キズナなど）
▷毎日杯：1-0-0-5（シャフリヤール）
▷青葉賞：0-1-3-19（フェノーメノ(2着)など）
▷プリンシパルS：0-0-1-8（コズミックフォース(3着)）
新人）
2014年からは前走皐月賞馬が2頭以上馬券内に入っています。
他路線からの参戦も気になりますが､予想の中心は皐月賞組になりそうです。ただし皐月賞で二桁着順だと0-0-0-21と厳しいラインです。
ニシノデイジーやディープボンドなど､複数馬が皐月賞二桁着順から立て直して4･5着に来ていますが余程でないと...と考えます。
エレナ）
マテンロウレオ、ビーアストニッシド、デシエルト、キラーアビリティ。
この5頭が厳しめのラインに該当するね。
その他のローテだと前走3番人気以内で前哨戦を勝っている傾向が強いね。
新人）
ピースオブエイト(毎日杯)とプラダリア(青葉賞)の2頭が均衡したオッズの中を4番人気で勝った点をどう捉えましょうか…💦
と、とりあえず晴海さんのゆる予想を見ていきましょう！
📰日本ダービーゆる予想
✨ゆる予想
◎ ⑬ドウデュース：武豊騎手
〇 ⑮ジオグリフ：福永祐一騎手
▲ ⑫ダノンベルーガ：川田将雅騎手
△ ⑰ロードレゼル：D.レーン騎手
△ ⑱イクイノックス：C.ルメール騎手
△ ⑪ジャスティンロック：松山弘平騎手
注 ⑦オニャンコポン：菅原明良騎手
☆ ②セイウンハーデス：幸英明騎手
エレナ）
本命は武豊騎手騎乗のドウデュース。早くから3歳秋に凱旋門賞を目指していますし、秋初戦を想定して愛チャンピオンSへの予備登録済み。
晴海曰く「皐月賞がかなり後ろから立ちまわされたけど､最後えげつない脚使ったのが”ただでは負けない”強さを感じた。」とのこと。
新人）
上位印のほとんどは皐月賞の上位組で固まっていますね。
負傷明けでコンビ再結成になるジャスティンロックと松山騎手やシルバーステート産駒のセイウンハーデスにも熱視線を送っていましたね。
そんな晴海さんの全頭短評に移ります。
💭全頭短評
①アスクワイルドモア：岩田望来騎手
2つ目の重賞勝ちを決めた望来騎手、初めての日本ダービーということで上がってしまわないか少し心配なところ。レコード勝ちはもちろんすごいものの、翌日の古馬戦で0.5s更新されてたのを見るとタイムが出やすかったのかな？と疑問｡
エレナ）
父キズナと同じローテーションだね。母父ゼンノロブロイもダービーで2着と好走あるのかな？
②セイウンハーデス：幸英明騎手
シルバーステート初の日本ダービー出走産駒。2000m戦をこなして勝っている点はいいし､先行力と1枠を活かせるのは強みになってくれるはず。
2走前でスタニングローズ(オークス2着)と頭差の接戦をしているし､人気薄の中ノビノビとリズムを作れるか。
エレナ）
決め手勝負だと不利なタイプって見ているから､後半戦でどれだけ先行力をキープ出来るかだろうね。ウマ娘的にはマンハッタンカフェやマルゼンスキーが母方の血統にいるよ！
③アスクビクターモア：田辺裕信騎手
東京コースは1800mを2度経験しているけれど､それぞれジオグリフとドウデュースの3着に。小回りコースでコーナー加速するタイプぽいからここはどうだろうか？(有馬記念や菊花賞で見て見たいな)
新人）
東京で既に対決した2頭との差が府中に戻る今回より厳しいと見ているようです。それでも追切の動きは紙面でトップ評価されているのは侮れませんね。(私が追切を見た感じだと､更に良い子が多かった印象です｡*感覚)
④マテンロウレオ：横山和生騎手
皐月賞は上り2位ながらも12着大敗。その前の弥生賞も上手くいかない風に見て取れました。もしかするとデビュー2,3戦好走して､古馬になってからもう一段成長するタイプのハーツクライ産駒なのかも...？
新人）
馬主の寺田千代乃さん所有の”マテンロウ軍団”は今年すでに重賞で2勝。マテンロウレオもその1頭ですね｡
⑤ピースオブエイト：藤岡佑介騎手
昨年のダービー馬シャフリヤールと同じ毎日杯からのローテーション。シャフリヤールと異なるのは左回りが今回初の点。3戦とも異なる立ち回りで勝っている潜在性の高さは魅力ですが､東京で決め手勝負だと他が上を行く印象がどうしても強いところ。距離はこなせそうなので､ここ次第で秋かな？
エレナ）
異なる脚質で3戦3勝は魅力的だよね。乗り手に合わせた脚質とパフォーマンスを出すって考えたらとても賢いのでは！？
⑥プラダリア：池添謙一騎手
単勝5～6倍で拮抗した4番人気で青葉賞勝利。青葉賞の前にも2400m戦を使っていて勝っているので距離面は確かな実績。ただ青葉賞の先行上り34.2sが頭に「？」がよぎります。やっぱり皐月組の決め手が大きいイメージを持っているからだと思うのですが。
新人）
青葉賞からダービー馬が出ないのは”偶然”なのか､それとも一種の”予定調和”なのか。不思議ですよね。
⑦オニャンコポン：菅原明良騎手
馬名や父馬のウマ娘化などがものすごくかみ合って応援の声が多そう～って思っている印象。皐月賞6着も３～６着がクビ差決着だから大差ない奮戦ぶりを見せました。距離は大丈夫として､差し脚勝負と舞台チェンジで有利に向きそうな上位組にどこまで迫れるか。楽しみすぎる1頭！
新人）
鞍上の菅原騎手はこれが初ダービー。今年は既に昨年以上の重賞出走を経験していて確実に勢いのある騎手に見えます！
⑧ビーアストニッシド：和田竜二騎手
デシエルトとこのビーアストニッシドが展開を作ったり左右したりしそうで気になるところ。逃げて最後の長い直線で捕まらずにゴールを切れるかどうか、やっぱり決め手持ちが上回りそう。
エレナ）
父アメリカンペイトリオットは昨年産駒デビューの新種牡馬。長い距離へのデータはこれから集まるけれど､果たして...。
⑨ジャスティンパレス：M.デムーロ騎手
立ち回りが終始遅く決め手にかけた皐月賞からの巻き返しはどうなのかなぁと少し心配なところです。ホープフルは印を打ったけれど､C.デムーロ騎手の積極策と合う考えたから。この子の脚質とM.デムさんはちょこっと嚙み合わないかも。
エレナ）
ミルコ騎手は勢いがあると強い反面、出だしで躓いたらズルズル...というイメージがあるかも。土曜日は3鞍で7着-4着-3着でしたが果たして。
⑩マテンロウオリオン：横山典弘騎手
キャリア5戦の全てが1600m以下の短距離･マイル戦。父ダイワメジャーと聞くとどうしてもマイル以下のイメージが強いし、距離適性で比べると他の子の方がチャンスもあるように考えます。
新人）
昆厩舎と横山騎手の相性の良さも合わさって人気薄の中でひときわ不気味に輝く存在です。(もちろん不気味というのはいい意味で)
⑪ジャスティンロック：松山弘平騎手
し烈な抽選対象を勝ち抜いて参戦となり、「最も運のある馬が勝つ」と言われるダービーではとてもアツい存在。ただ位置がかなーり後ろめなのが他の決め手持ちと比べると悩ましく、ぎりぎり印から外しました。
新人）
5戦全てでメンバー上り上位を出し、松山騎手騎乗の3戦では上り1位。末脚を出すために息ぴったりに見えます！✨
⑫ダノンベルーガ：川田将雅騎手
共同通信杯1着⇒皐月賞4着からの巻き返しを目指す1頭。枠と立ち回りの苦しさなどが重なってドウデュース以上にパフォーマンスを出すのが難しかった印象。2戦2勝の東京コース戻りで好走必至で見てます。
新人）
私はこちらを本命視！遅めのデビューとローテにゆとりがないのが少しだけ心配ですが、春の大一番はここなのでお釣り無しの活躍を...！
⑬ドウデュース：武豊騎手
ワグネリアンやマカヒキといったダービー馬を送った友道康夫厩舎！そして武豊騎手！好きポイントが多いのと皐月賞であれだけ「無理かもぉ…」な位置から追い込んで3着確保の動きの良さは「す、すこだ...！」。
よって本命！(後、豊さんにウォータナビレラの無念も晴らして頂けたら！)
エレナ）
友道厩舎からはポタジェやワールドプレミアと晴海の好きすぎるタイプのG1馬も出ているので余計にかかり気味の模様。
⑭デシエルト：岩田康誠騎手
祖母や母にG1馬を持ち、叔父には2冠馬ドゥラメンテ。父には昨年から産駒を送り出しているドレフォン。母父キングカメハメハの同じ組み合わせで皐月賞をジオグリフが勝ったものの、走り方からここへの適性は全く別物だと考えます。
エレナ）
ダートで行くかと思っていたら若葉ステークスで逃げ勝ってスピード力の高さに驚いたよね。岩田騎手も惚れこんでいるみたいだし､距離の壁にどう立ち向かうのか気になります。
⑮ジオグリフ：福永祐一騎手
後半戦の決め手が炸裂した皐月賞の快勝を見せた力は、ダービーの舞台でも大きな武器になるはず。母アロマティコが2000m台のG1で2度3着に来ており、半兄のアルビージャも条件戦ながら東京2400mで実績あり。決め手がひときわハマったレースが概ね小回りコースのため、ドウデュースの次に評価。(共同通信杯を斤量57.0で先行し2着は強かったですが)
新人）
祖母はナスカ、ジオグリフの馬名意味は”地上絵”。とても探求心くすぐられる名前ですね。綺麗な栗毛の馬体もとても素敵です。
⑯キラーアビリティ：横山武史騎手
皐月賞で本命視したものの大敗。ホープフルで魅せたような終盤のノビが感じられませんでした。短期間で戻せているかどうか怪しいし、皐月賞二桁着は厳しいラインがあると前述したのでここは潔く。（でもその見解をいい意味で裏切って欲しいと思うところもあります。）
新人）
横山武史騎手､少しずつ復調気配にあるように見えます。
不利な傾向には当たりますが､2歳G1馬ですから確かな力を期待します！
⑰ロードレゼル：D.レーン騎手
早いペースのまま先行し、最終的にはプラダリアに差されて2着。ダービーを無理をさせずに進めてくる...ことはなく、短期来日中のレーン騎手を迎えられたのはラストの直線で一杯一杯まで伸ばしながらゴールにたどり着くのに絶好の機会...なのでは！？
エレナ）
父ディープインパクト、母父キングカメハメハの日本の王道血統！って感じがいいですね。
⑱イクイノックス：C.ルメール騎手
大幅な休み明けで挑んだ皐月賞は驚きの2着。力の強さを(いい意味で)分からされた1頭です。当初は本命予定だったのですが､父と母父共に秋以降の本格化傾向が見られたので､ここは上位の力を評価しつつ大外枠を加味して控えめに。
新人）
父キタサンブラック、母父キングヘイローとウマ娘色の強い血統です。
ここから推しの実馬を見つけていくのも今ドキの楽しみ方ですね。
おしまい
長くなりましたがここまでです。
えれなふぉんはともかくとして、新人ちゃんはどうでしたか？
こういった掛け合い形式は不慣れなので、拙い部分多めになってしまいましたが少しでもダービー予想を楽しむ要素になれば幸いです。
世代の頂点を決めると言われる日本ダービー。でもダービーの後も彼らの走りは続いていきますし、未来の日本競馬を彩るエースたちの走りをしっかり焼き付けたく思います。
今年もどうか良いダービーでありますように。
最後まで閲覧ありがとうございました。
また次回もよろしくお願いします。
エレナ）
またね！
新人）
ありがとうございました！
き…緊張した～…💦
最後まで閲覧ありがとうございました｡サポートについては受け付けない方向で活動を続けていこうと思います。お気持ちだけでありがたいことこの上ありません。是非次回以降も閲覧＆気に入ればスキ押しをよろしくお願いします☀