まち歩きプログラム「遥さんと街歩き」シリーズ -2012年~2022年 活動まとめ-
「遥さんと街歩き」とは
「遥さんと街歩き」は、2012年春に始動し、2022年に10周年を迎えたまち歩きイベントです。奈良のまち歩きからスタートし、2年目から大阪に開催場所を移して、そのままシリーズ化されました。
主催は奈良県内のシニア・ネットワーク団体「健やか交流塾」、講師(コースづくりと街案内を担当)は鈴木遥。企画運営は、健やか交流塾内で様々なまち歩きやアウトドアイベントを行っている雑学クラブです。
開催概要
毎年春と秋に新作のまち歩きコースをお披露目するペースでイベントを企画し、2012年から2021年までの10年間で、大阪を中心に17コース(大阪13コース、奈良2コース、京都2コース)のまち歩きを実施しました。
※年2回の新作発表ペースで3コース分少ないのは、主にコロナ禍でのイベント自粛の影響によるものです。
<開催事例>
<イベント告知>
上の画像(イベント告知)のように、「遥さんと街歩き」のメインタイトルに、毎回開催地やテーマを示したサブタイトル(例えば「大阪の近代名建築を巡る」)が付きます。
2021年までの10年間で「遥さんと街歩き」の参加者は、延べ730人ほど。毎回1~2名の新規参加者を除いて、ほぼ全員が初期からのリピーターです。
「遥さんと街歩き」での実施コースを他の主催団体のイベントでも案内するケースを含めると、これまで街案内した人数はさらに多数にのぼります。
「遥さんと街歩き」では、毎年春と秋に新作の街歩きイベントを実施し、2012年から2021年までの10年間で17コースをリリース。延べ730人を案内しました。
運営方式
イベントを主催する健やか交流塾(通称「健やか」)の活動拠点は、橿原市にある奈良県社会福祉総合センターです。建物内の「奈良県社会福祉協議会 すこやか長寿センター内」に事務局があります。
「健やか」の設立は2006年。県全域のシニア層を対象に、カルチャーサロン形式で数多くのインドア・アウトドアイベントの開催やボランティア活動などを活発に行っています。
ネット発信は一切せずに、当初は県の広報紙などを活用しつつ、ほぼ口コミだけで会員数は「遥さんと街歩き」が始動した頃に650人超え、その後最大で800人にまで増えました。
会員は定期的に発行される”イベントカタログ”のなかから参加したいイベントに往復はがきで申し込みをします。
「遥さんと街歩き」であれば、講師の私と雑学クラブの担当スタッフとで企画内容を詰めた上で企画会議に提出→カタログに内容を掲載→会員にカタログを発送→担当スタッフが申し込みを受け付け→開催、の流れです。
私は2011年末に健やか交流塾内のとあるグループの企画でこのセンターに講演に訪れ、その場でまち歩きグループ「雑学クラブ」からスカウトされました。
そこから「遥さんと街歩き」は東京スカイツリーの開業と合わさるように2012年5月に始動し、まさかの"長寿イベント"に。回を重ねるごとに参加者の高齢化、担当スタッフの世代交代、コロナ禍といった状況をたどりつつも、2022年に10周年を迎えることができました。
18コース目となる10周年記念イベントは大阪城で実施。街の喧騒を離れて、初の城歩きイベントになりました。
「遥さんと街歩き」はその後も継続中です。
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