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Vの宴2023 、超楽しかったね[レポート記事]

こんにちは。harukaroboです。
最近全く表で活動できてないので、たまにはnoteでも書いてみようかなの気分です。

さて、先日川崎にて #Vの宴2023 というイベントが開かれたことは皆さんご存知だと思います。昨年より始まった「宴」のVtuberイベントですね。
年一開催となっており今年も5月の開催でした。

1年経つと新型コロナの5類化で深夜の風当たりも少し良くなったような(お陰でGREENの声量制限が消えましたね)、MU2023は開催日がズレて羽田最後の一大音楽イベとなったり、Vtuberシーンも避けては語れぬ引退話やトレンドの変遷があり、遊びに来られた方も何かしら変化を感じた1年だったのではないでしょうか。

私は昨年の #Vの宴2022 には演者としてGREENフロアに立ち、その時沢山感想やツイート等して頂いたのがとても嬉しかったので、今年は一イベント参加者としてこの体験を文字に描き起こしておこうと思います。
ゆっくり順を追ってお話しますので、お付き合い下さい。

この記事の前半部はVの宴2023開催直後に勢いのまま書いた文になります。
本当に勢いでアウトプットしてるので蛇足な上口調が揃ってないです…

2024/03/09追記

川崎、遠いんだわ

さて、そもそも今回はチケットを買ったのも割とギリギリで、直前まで1ツイートもしてなかったので、当日まで何も準備してない上に知り合いとの待ち合わせもできなくて、とりあえず「今年も遊びに行くぞ!」とだけ考えながら昼時にふら~っと家を出た。

どれくらい無心かというと川崎に行くのに誰かとのエンカを期待したのか東京駅に行くわ歩いて浅草線に乗るわ、更に乗っていた列車をわざわざ降りて後続の豪華列車を待つし、挙句の果ては川崎に着いて即ゲーセンである。

去年はMU2022に参加した後、演者音出しのためダッシュで会場を後にし演者組と現地合流していたが、今年はそうではない。なんなら知人の大半は演者なので、準備やある程度グループで先に動いているだろう。私はイベントの前の過ごし方を知らなかった。

そういえば、去年はずっとセトリを組んでは自宅のDDJか高円寺のDOMや新宿ミュージックマンでスタジオ練習なんてしてたなぁ…..と思い出すと、この1年はしっかり音楽シーンに向き合えてなかったかも….なんて思うわけで。

Spotifyとイノタクイヤホンで電車に揺られながら(京急は揺れないが)、1年のシーンの違いに追いつけんかったらどうしようなんて不安と共に京急川崎とDICEを後にチッタ方面へ向かった。

取れなかった整理券

アニソンDJバー、月あかり夢てらすで開催されるBLACKステージの入場整理券は20時開始と告知されてたので、1時間前からチッタ周辺で晩飯を考える。地下道の店も魅力的だったが….

肉の欲求に勝てなかった。ツイート時点で20時まであと30分。悠長にラムを焼いている場合ではなかったが、美味しそうな期間限定メニューがあれば喰らうしかない。

そうして50分頃に退店し道路向いの月夢へ向かうと……..
行列。明らかに裏路地で有り得ない行列。同時に並んだのがVJで度々共演している72K(なにか)さんだと分かるとこの列がやはり宴のものだと察すると共に挨拶と雑談をする。

そうして時間になってゆっくり列が動くと~~~~……
止まった。あと少しの角で。終わってしまった。オープニングアクトのすいまさんが慌てて待機人数を数えに来ていたぐらいにはまだ後ろに列が残っている。どう考えても開演に間に合わない。
72Kさんは様子を察して先にチッタの最前を取りに行き、私はせめて2番手モラルタさんなら….とオープン後も健気に並んでいた。

動かない。なんならすいまさんの枠一杯優先チケットを取れた人が列をなしている。どえらいキャパオーバーである。
流石にこの様子を見てGREENステージのOpen B2Bを見れないという事態は避けたいと泣く泣く月夢を後にし、チッタの石畳に足を運んだ。

去年はMU2022後にすぐ演者リハに呼ばれていたため、雨の中全速力ダッシュで全く外を観る余裕が無かったのである。去年の列は寒そうだ…

いざ、GREENへ

さて、無事それなりに前の方に並ぶことが出来、BLACKの様子をTwitterで観るなりして1時間と少し。初めて入場ゲートをくぐり、今年のVの宴が始まった。

というところで燃え尽きてしまい….なんと寝かせて1年近く経ってしまいました。ゆっくり書き足します。(3/8)

GREENは入口入ってすぐの階段を一気に駆け上がりロッカースペースを越して更に階段を降りたところの2階にブースがあります。
開場時から唯一オープンしているバーカンが併設されてるのでドリンクを受け取りに列が並ばれます

リミッター解放のGREEN、2023の超攻撃的タイテ

そして開場したGREENのステージ。
第一回である2022年ではコロナ禍真っ只中であるため音量が絞られ、バーカンを備える関係で声出しNGとラウンジ的側面が強いステージであった。
その分緩急ある演出が映えた所はあるが、声出し解禁となり縦に広い会場を存分に良い音量で叩けるようになったこの2023のタイムテーブルはオープンからクローズまで常に最大火力で盛り上げてくれる最高の出演者で組まれていた。
イベントを背負い、オープニングアクトとして場を作ったИULLさん、Remixの楽しさをしっかりクラブの盛り上がりに嵌め込んで熱狂を生み出したsirok4geくん、その熱気のままあまりにもデカすぎる感情で一杯になったヌコメソーセキさん、前身イベント「全国Vイベ」やエンタス、インターネットが築き上げた道を感じられるZiemaくん、MOGRAからVRを彩ったVR_izeチームの色を引き出したmaguroさん、ついに会場に降り立ち超絶技巧と溢れ出るバイブスのcawfeeM!X!!の御三方、数々の名曲と屋根高い会場に映えるハウスミュージックのThe Herb Shopさん、陽の光差し込むGREENのフロアに最高の感動とchillをもたらすNemonoikaさん。

勢いでGREENの演者さんを語ってしまう程熱に溢れたステージで、この2023は特に全会場の中でも熱に溢れた会場だったと感じました。

WHITEのデカさ

さて、メインステージとなるWHITEでは様々なトップシーンを走るアーティストが最高のパフォーマンスを魅せてくれます。
いつ来ても沢山の人で、前方は特に盛り上がってましたね。
ゆったりと心地良い音楽の長瀬有花さん、シーンに欠かさない盛り上がりとして丑三つ時に現れたワニとコウモリさん。
GREENと反復横跳びする中で龍ヶ崎リンさんの歌唱力に驚いたりインターネットと言えばと言わんばかりの仕込みを爆発させたsomuniaさん、深夜に惹き込まれるyosumiさんを観て、体力もやや擦り減って来た3時、一番の人混みがWHITEに押し寄せ、声がかかると一斉に会場が一歩前へ、前へと詰まって行きました。

このnoteでは触れられて無いですが、ちゃんとREDも覗いてます…。


ありがとう、ぶぎぼ

本当に最後のBOOGEY VOXXのライブ。
去年の格好良い姿を見て、まだまだ観れると思っていたばかりに悲しみが大きかった解散の発表。
その悲しみを蹴飛ばさんとばかりの全ての熱を注ぎ込んだライブアクト。全員で声出して全身で楽しむ事があんなにも生を感じれるのかと。
あの大歓声と盛り上がりが観れたなら、少しは終わりがあることも良い事かなと思えた。でも悲しいよ。

そして少し暖かく、全ての火が消えた後の星空 未来に生きる日高零奈のパフォーマンスはレコードに残るBOOGEY VOXXの声と共にこれからも音楽と思い出が消えず積み重なる事を感じさせてくれました。
体力が切れかけ、壊れたおもちゃのようにガタガタになってもtempuraさんやDJ WILDPARTYさんがとっても良い盛り上げをしてくれるので目と身体と耳が人の形を保ってられました。

毎年帰りたくなる場所、Vの宴

駆け足で自分のよく感じた所と観れた所を書いていきましたが、とにかくVの宴の特徴はagehaから川崎に移っても宴の特徴である多ステージのDJイベントである点とそれぞれのステージが原曲系Vクラやクラブ楽曲特化、インターネットミームや個人勢、様々なジャンル、イベントを継承し表現する舞台で構成されている事です。
全国Vイベにて集結した世界の表現が1つの場所に集まり観測出来るという面白さが実際のクラブで一度に楽しめるイベントで、ここまで夜を楽しめる体験は出来ないと思います。

変わる景色、変わらない音楽

私の出演させて頂いた初回のVの宴2022は、コロナ禍の中インターネットの様々な巡り合わせがあってあの場に様々なアーティストが集う事が出来、私自身も沢山の人の支えや思いを背負ってインターネットコミュニティから生まれた「創奏音楽祭」を背負って出演させて頂きました。
まだ混沌の世の中、一つ屋根の下に楽園を描こうと必死で無から1を生み出して下さった方々のお陰でオフラインの顔の見える中集う事が出来た事は奇跡のように感じました。
私があのコロナ禍のインターネット交通事故を体験した身として火を焚べ、1年が経ち情勢が変化しても沢山の音楽を一夜にして味わうこと、一緒に乾杯をして語り合うクラブイベントの楽しさは何一つ変わってませんでした。
GREENには
先程も述べたように最高の盛り上げ係が居て、デカい音に乗って、少しの文脈とエモとチルがある。
他のステージにもそれぞれの色があり、繋がれた意思が存在する。
毎年そうやって沢山の景色、沢山の音源を聴けるという「宴」がやってくる、とても素敵な事だと思います。


そして2024年

そして、2024年。
今年はついに2回開催!?となるVの宴。

さなのばくたん。でとっても良いものを観させて頂いた後に爆誕後夜祭として初めてのクラブ体験をする方も居るであろう中、発表されたタイムテーブルは今までの全国のイベントを味わうVの宴のコンセプトからは一転、Vtuberの音楽シーン最先端を喰らうべく各ステージ超攻撃的出演者で構成されています。

これは普通にクラブイベントとしてもビッグ過ぎるな!?!?!!!!と思い勢いでチケットを買ってしまったので、今年もGREENステージに愛を送りつつ、沢山のステージを周り良いVtuber楽曲成分を疲れた身体に突っ込ませて行きたいです。

後書き

実は去年のVの宴2023参加時、就職後の研修期間が終わる前、ギリギリOJTに移行する直前のタイミングだったため、その時はとっても活発にインターネットに住むことが出来たのですが、その後社会人いちねんせいとして社会に飛び込んだ途端、Gitとの1000本ノックに始まり片道通勤2時間や夏休みスライドの炎上火消し、終いには在宅なのに鬼の残業祭りと立派に社会に染まってしまったため、Noteを書ききれず1年が経過しそうになってしまいました………。。。
私はどこか少し引いた立場で折角音楽に本気になってくれる人が居るのに自分は…と卑下してしてる所があり、自分の表現活動に全く本腰を入れられないまま1年経過してしまったのが少し悔しいです。
夜を楽しく過ごそうと頑張る人から私も勇気を貰い、一緒に楽しんだ後もその熱意で今後を過ごそうと思います。
長くなってしまった上に口調とか文体全く揃えられず、ただただ書き殴ってしまった駄文を見て下さった方、本当にありがとうございます。
3/9 今夜は楽しみましょう!


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