こっちを見ながら通り過ぎていく毎日
コレがあるから生きていけるみたいなものはなくて、だからといって死んでしまうわけでもなくて、生きていると死んでいるのあいだを、フワフワと漂っているあいだに毎日がこっちを見ながら通り過ぎていっちゃうものだから、ちょっとあせったりするんだけど、やっぱりコレがあるから生きていけるみたいなものは見つからなくて、気がついたら、マンガのヒロインが死んで涙ぐんだり、犬があごを地面に擦りながら転がり過ぎていく動画を見て笑ったりして、やっぱりキラキラ生きてはいないけど、仄暗く死んでるわけでもなく