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剣が君プレイ感想⑥【鈴懸】ネタバレあり


6人目、鈴懸
(ここまでのプレイ:九十九丸→縁→黒羽実彰→鷺原左京→螢→鈴懸)
ラスト、鈴懸です!楽しみなのだけど終わってしまうことが寂しかった。


*前章*

旅の癒し枠鈴懸
もうそれに尽きます
ただただかわいいですね

…以上。

というのは冗談としても笑

きゅんというよりはひたすらにこにこさせてもらったというかんじでした
香夜ちゃんもたくさん癒されてましたし笑

駿府散策も含めて近所の子どもと一緒に過ごしてるみたいな、そんなほっこり感でした

それでも着替えを手伝うのはだめ…!笑
なんたる野生児。そういうとこもちゃんと教えてあげておいてカルラさん。
鈴懸ルートでは従者として付き従う場面で実彰さんがフォローしてくれて頼もしかったです。もうこの人がリーダーでいいんじゃないか

木霊が助けてくれる場面もとっても彼らしくて。
本当にここのシーンは個性が出ますね


*後章*

鈴懸ルートはマダラとハチモクの可愛さも随一ですよね!!!
いきなりしっぽボロンのうっかりハチモク、可愛すぎ。
そして再会し長屋を紹介します

そこで具合の悪い人たちをみて診療所を開こうとしたり現状を直訴するためにお城に飛び込んだりするのですが…
基本鈴懸は行き当たりばったり感がすごい。笑
いつでも目の前の問題に振り回されてる感じが強かったです。
この感覚、覚えがあるな…(自分に特大ブーメラン)

ただ悩みながらもひとつずつまっすぐ答えを出していくのは、とても彼らしくて良いなあと思いました

悪意も嫌味もなくどこまでも真っ直ぐで誠実だからこそ、妬まれ方も理不尽極まりない。笑
どんなに人気のある人でもその人気を妬んで嫌う人がいるから、全ての人に好かれることはあり得ない、みたいなものを体現してますよね。

鈴懸に嫉妬した神威はクズ街道をいくように…

しかし九十九丸への毒は無事だからまあいいとして←
左京さんの焚き付け方はいただけませんね。
左京さんもなんで焚き付けられてしまうかな…
本当にこの人復讐のことになると視野が狭くなりますね…
冷静になってくれ…いや、この世界線では無理か…悲



★君ルート

香夜ちゃんパパが過労でダウンして九十九丸が使用人として茶屋に来ます
他人のルートでもそんなおいしいポジションにつくとは…!
この黒侍、侮れん。(好き)

そして鈴懸は初めての感情「嫉妬」に振り回されていきます
もうね、可愛すぎかよ…!
拗ねてる拗ねてる(にやにや)
しかし嫉妬で木霊がみえなくなってしまいます…
嫉妬くらいで見えなくなってしまうとは…凡人には見えないわけだ…orz
そこで鈴懸の気持ちの整理を手伝って背中を押すマダラ姐さん
あんなに香夜ちゃんのこと警戒してたのに…!
マダラにもきゅんが止まりません。かわいい。

想いを伝えあって森でいちゃこらしていると何やら不穏な空気
出ました余計なことしかしない老害様…


◇幸魂

一悶着の後脅しにも近い形で黄泉路を閉じさせます
…閉じるのか!笑
そしてうっかり手にした数珠丸とうっかり保護した長七郎さまを高尾山へ送ります

術で。

………術?!

もうなんでもありだな高尾山ファミリー笑

というか数珠丸なんか妖怪の棲みかに送って大丈夫なんでしょうか?契約者の鈴懸がいなければ別に妖怪にとっても有害なものではないのか…?

そして鈴懸は御前試合に集中できるかと思いきや…
香夜ちゃん長屋のご近所さんを庇って大怪我をしてしまいます
ねえこの子よく剣の前に飛び出すからいつかこうなると思ってたよ…!
今まで他ルートでヒヤリハットだったものが、最後の鈴懸ルートにてインシデントアクシデントとして発生した瞬間でした。笑

鈴懸は香夜ちゃんのために試合を放棄
懸命な看病をしてくれますが、試合のことをバカ正直に申告しに行ったおかげでボコボコにされて帰ってきます
このときの背中のカットインが逞しくてすごく男の子で、痛々しいのにきゅんとしたのは内緒です(これは私に木霊が見えないわけだ)

そんな鈴懸のまっすぐさについに神威も折れます
そして告白みたいな言葉を置き土産に飛び出していきます。青春か!

そして立派に人間社会でやっていける、と踏んだマダラとハチモクも帰っていきます
いや、でも術ですぐ会えるのでは(それは言わないお約束だよ)
寂しくて泣き腫らす鈴懸

でも大丈夫だよ、これからは香夜ちゃんがいるよ。
後日談では長屋の診療所を続けています
先生が板についてきてますね~!
流行り病に倒れた香夜ちゃんのため、断崖絶壁に挑み新薬を作り出します
無理しすぎて倒れないか本当心配になるったら…!

人の世でたくましく生きていく
こんな展開も良いものですね
それにしても好き好き言い過ぎだいいぞもっとやれ


◇和魂

こちらは保護した長七郎さまを自宅で匿うルート
マダラとハチモクがおねえさんとおにいさん?すぎてかわいい…!
ただ将軍のお膝元でこれは…心配…

やはり見つかってしまい結局みんなで高尾山へ
包容力の化身、高尾山。笑
このルートは後日談でも追っ手を追い払ってはいたけれど実はなにも成していないのですよね…
鈴懸の衣装は漂う山の若長感がありますが、香夜ちゃん…!鬼の城の衣装かと思ってしまったほどの解放感!
まさか鈴懸ではなくマダラの方に寄せていくとは…笑
というか山でその露出は生傷が絶えないのでは…
まあ鈴懸が守ったり手当てしてくれたりするのかな?それならまあいいか(いいのか)


★剣ルート

迷い悩みを経て剣取りを果たす道です
これはもう神威やっちまったなー
ゲスすぎてみていられませんでした
どうしたらこんなに拗らせられるんだ…
こりゃ木霊みえなくなるし鈴懸も怒りに我を忘れても仕方がない気が…してしまう…


◇奇魂

妖怪がしびれを切らせて江戸に押し寄せます
始まりかける妖怪大戦争(違)
これはね…縁の立場を思うといたたまれない
誰もがみんな鈴懸のようには思えないから…
それでも命を落とす原因が人間の放った矢というのが痛ましいです
鈴懸の命が人間と妖怪にとって平和な世の礎となったのでした…
いやいやでもでも!!!
やっぱり鈴懸がいなくなってしまうのはだめだよ…
後日談のマダラの嗚咽にがっつりもらい泣きしました
我慢してたんだね…
形見の着物を介して一瞬の邂逅を果たす二人
夢でも現でも、会えて良かったね…
縁ルートでも香夜ちゃんは形見の着物を眺めていましたが、その縁が鈴懸の着物を持ってくるのがまたなんともいえずきゅっとしました
はー、つらい


◇荒魂

無事剣取りを果たし家光さまの懐刀になるエンド
これは…たしかに自分の意見が通りやすくなるかもだけど、人間社会では名誉なことなのかもだけど、鈴懸にとっては幸せなのだろうか…
家光さまの優しさもよかったのですが、どうしても一時的でふたり共にいられる未来に繋がるわけではなくて。
しかも鈴懸は剣に人生を捧げたいほど剣にこだわっているわけでもないし…
うーん…



◎総括
鈴懸ルートは鈴懸とのお話というより、鈴懸の成長物語という側面が強かったように思います
人間社会の理不尽や闇を知る過程は少し悲しく寂しくもありました
でも真っ直ぐで純粋だから穢れていくことを知らない
なんなんだこの清らかさは…!国宝だろ

これにて剣が君コンプリートです!
長かった、楽しかった…!
全部ひっくるめた感想はまた後日◎
良いゲームに出会えて幸せです!





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