剣が君百夜綴り感想①【天竺葵の書】【山茶花の書】ネタバレあり
百夜綴り始めました~
相変わらず美麗なイラストと個性的な面々にほくほくです
まずは初めの二編◎
思いの外長くなってしまいました
初めにこれだけは言いたいのですが、これ縁のFDではないですよね?笑
*天竺葵の書*
東海道帰り道のお話
まずは皆バラバラに駿府を出立しようとしますが、あれよあれよとグループになります
年少組、保護者と子ども。笑
左京さんなんやかんやで自ら首突っ込むタイプですよね。オカン。
お風呂で螢と左京さんが鉢合わせなくて本当に良かったと思ってしまいました
この3人て螢の額の布1枚で崩壊するかなり危うい組み合わせに鈴懸が入ることで問題が和らげられている感がありますよね
手拭いで印つけるなど機転が利く割に食事に手をつけてしまうやっぱり詰めの甘い左京さん。笑
この人本当によく裏街道で五体満足で生きてきたな…ちょいちょいヘマしても力業でやり過ごしてきたのかしら。笑
年長組、酒盛りハプニング。笑
出立の準備で身ぐるみ一式買い揃えてくれる信春様まじイケメン
かと思いきや実彰さんにちゃちゃをいれたくてたまらないご様子。笑
縁は女の子、九十九丸は食べ物、人間の欲求に忠実なグループですね←
衝撃の実彰さん酔いどれ暴走
剣聖が酔いに任せて剣を抜くとか恐すぎる
このイラストめっちゃ好きです
かと思えばピンチでは頼もしい年長組
宿で出された食事に手をつけず真相を暴こうとします
ひたすらに己を磨いた年少組と比べて、実彰さんも縁も人の間にあって修羅場や闇に触れる機会が多かったということでしょうか
本当は左京さんにもこういう活躍をしてほしかったのですが、彼は意外と視野が狭い(というか余裕そうにみせて割といつも余裕がない)ので仕方ないか…笑
九十九丸は論外。笑
純朴すぎるがこれはマレビト様に助けられた形になりましたね
妖怪の幻術でトラウマを抉られる面々
えっぐ
そこに九十九丸の声が響きます
仲間が皆幻夢に囚われる中唯一ヒーロー転身
これは…メインですわ…
九十九丸が見たのはお父さんですよね…?
ああ、初めに人物詳細で(たぶん)お父さんのグラを確認してしまったことが悔やまれる…!
「絶対に許さない!」と我を取り戻した5人ですが、実際は九十九丸が独力退治。
そして「あなたがヒーローだ」的な流れ
そ、それでいいのか…!笑
朝日を浴びるイラストがとても美しいです
その後エピソードとしては描かれていないものの山越えのあと律儀にみんな別れるのちょっと面白いです。笑
本当に便宜上共に過ごしたのですね…まあまだそんなもんか
九十九丸と鈴懸以外馴れ合う気はなかったところですものね
*山茶花の書*
五剣祭の番付に参加するドタバタ劇
これはアナザーストーリーという捉え方で良いのかしら?
個性が溢れていてとても良かったので正史にしたい気持ちもありますが…!
でも本編の流れを考えるとこれが正史になるのはちょっと微妙な気もする。笑
やっぱり個別ルートでの出会い方やそれぞれで回った五剣祭がどれも素敵だったので…
私は本編厨なのかもしれません。笑
だってお侍の皆様暇すぎるでしょう!笑
連日連夜料理茶屋のお手伝いて…報酬は支払われたのかとかしょーもないことが頭から離れません(悲しい大人)
実彰さんや左京さんが祭りの喧騒の中で接客や店番というのも違和感が…女装は普通に美しかったですが
ここで螢のばあちゃんと出会ってしまうのもなんだかなぁ…
見事番付は一位となりめでたしめでたし
が、更なる試練が…
中条屋の襲撃とお殿様来訪
この準備はすごく好きです
センスが良い人たちが集まったなあと…!
左京さん香りをのせるなんてセンス良すぎ
実彰さんの細工も素晴らしい
筍と竹もグッジョブすぎます本当に気が利く
螢の飾り暖簾も粋ですがセキュリティは大丈夫か(夢がない大人で申し訳ない)
鈴懸は安定の野生児、魚掴み取りが早い
そして縁とそれをフォローする柳生様!
政宗公が敬意を表す縁のお役目姿もたまらんし、ちゃんと動いてくれてるって信じていた香夜ちゃんお目が高すぎる
ずっと損な役回りしていて報われることがないと思っていたのに報われたとか、これは香夜ちゃんに惚れますわ…
そして料理茶屋の裏主人笑として料理を完成させる九十九丸
お殿様に提供できるだけのものを有り合わせのもので作ってしまうとか…ハイスペとはこのことか!
緊張しつつも凛としてお役目を果たした香夜ちゃん、さすがです
後日、五剣祭見物に出掛けますがここで個別ルート化
香夜ちゃん視点を選ぶとまさかの辰影様
ツンデレやな…桜の花キャッチする兄様可愛すぎ
九十九丸はメインらしく自然に接触してきますね
なんてやつだこの天然たらしが!(好きです)
螢は本編同様外堀がどんどん埋められていきますね
ラッキーハプニングも起こり甘めです、いいね
実彰さんとは謎のハプニング、あまーーい
照れてる!こういうのには弱いのですね…!
縁は(特定の)人目を避けてあちらこちらへ
意外と誠実に終わりびっくり
左京さんは五剣祭に近付かずパンチのある扇子を買っていただきます
般若って…笑
ここの香夜ちゃん年相応で可愛かったな
鈴懸は一緒にはしゃいで楽しくて優しかったです
飴ありがとう
ほんのり何かを匂わして帰宅
そしてまさかの父様スチル!笑
和みました
こんなんもあるのか…さすがFD
*まとめ*
冒頭にも書きましたが、縁がとにかく良くて…!
本編や個別ルートで残念さを感じてしまっていたのですが、挽回どころか魅力が溢れまくってますね!
たしかに、本編はどうしても香夜ちゃん目線が主軸なのでこの良さは描けなかったでしょうね…
結局わたしも振る舞いだけを見て縁の本質を知ろうとしなかった側の人間だったのか…orz
本当に損な立場なんだから!株がだだあがりです。好きかもしれん…笑
九十九丸の本編やり直しをしたい衝動は前作終了時にありましたが、縁もしたくなってきました。梅の書本当に楽しみ。
ゲームの印象としてはシステム面が少し気になってしまいました
メニューの横並びが十字キー派のわたしには少し煩わしかったり、表題から直接書庫に行けないもどかしさだったり…
栞や勾玉も作業感が否めない
ただそのシステム面をカバーしてくる内容の作り込み、さすがと思いました
相変わらずなっがいの!笑
短編集と聞いていたのですが、短編とは。笑
これは本当に百夜かかるかもしれないな…と思いましたがそこは興味と熱意で!ガンガン先へ進めます!
あとは続編あるあるの声優さんの喋り方がちょっと変わっているあたりは多少気になりますが、そのうち慣れるでしょう◎
なんたってこのボイス量なのですから…(尊敬しかない)
個別の書は後回しに、桜の書へ進みます!
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