プライド月間

6月も最終日ですね。
こんばんは。十和野です。

今月はプライド月間だったそうで、
せっかくなので何かしたいな、と思いつつ、せっかくだからと何かするのも変な話かな、なんて思っていました。

というのも、私は当事者ではないのですが、うちの漫画(「ヴァンレシムの魔物」)のキャラには俗に言う、セクシャルマイノリティと呼ばれる人が割と多いです。(だいたい2:1ぐらいかな?)

そうした理由は特にないのですが、
強いて言うなら、子供の頃に読んだ漫画の影響もあって、そういういろんなキャラが自然にいるのが当たり前。で育ったからかもしれません。

設定を決めた時も、特に満遍なく振り分けなきゃとかそういうこともなく、ただ単に、キャラを掘り下げた先にあるものに素直に従ったという感じです。

ただ、どのキャラがこうで、と言うのは、読んでくださった方の想像の自由を狭めてしまう気もするので、あくまで私の中の裏設定として、敢えて本編以外で私の方から、このキャラがこうです。とは言わない方がよいのかなぁとも思ったりしてます。

設定語りは楽しいのでついつい言いたくなっちゃうんですけど!笑

今はとりあえず我慢して、本編でキャラが話すようなことがあったら描く、ぐらいでいいかな、なんて思います。

ただただ自然に、誰をどう好きになるのか、そもそも好きになるのかどうか、自分を何と認識するかどうかも人それぞれで、人の数だけ形がある。が当たり前の世界として、あの漫画を描いていけたらなと思います。

かと言って、あの世界はどんな差別も全くないかというと決してそういうわけではないですし、むしろあるのですが、だからこそ、セクシャルマイノリティの面においては、自由で理想的な世界であればいいな、と思います。

せっかくのファンタジーですから。

私が当事者ではないので、私が思う自然が本当に自然で理想的なことなのかについては、ちょっと不安もあるのですが、

個人的には「私は〇〇が好き」「へーそうなんだ。私は〇〇が好き」「私はこう」でよいかなと思うので、そんな感じで描いて行けたらなあと思います。

いつかそう遠くない未来に、ファンタジー世界の設定が現実と同じと思えるようになればよいなと思います。

そんな感じです。

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