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育まれなかった。

子供の頃の、たぶん保育園くらいの時。
絵を描くのが好きな子供だった気がする。 

子供の頃の記憶があまりないから曖昧なんだけど。

絵を描くのは好きだったけど、母親に絵が下手だと言われた。
なんとなくの記憶だけど。
覚えているってことはたぶんショックだったんだろうね。

で、それから絵を描くことはなくなった気がする。

そして、ある日母親に言われて母親の好きなキャラクターの絵を描く機会があった。
そのキャラクターの何かに応募する為のハガキに描いたんだと思う。

その時は上手だと言われた。
だから、模写なら出来ると分かった。
それからは自分の好きなキャラクターの模写をするようになった。

でも、私は模写が出来るだけでオリジナルの絵は描けないと思ってた。

それでも、ずっと憧れてた。

何度も挑戦しては挫折してきた。
そのたびにやっぱりダメなんだと絶望した。

それでも、積み重ねてきたものは無くならなかった。
25歳になってようやく描けるようになった。

本格的にまた絵を描こうと思ったのは、今年2024年の2月頃から。

2021年くらいは、妹が高校の時に使っていたiPadを貰ってデジタルで絵を描いてた。
その時はデジタルでなら、オリジナルの絵が描けるんだと思ってた。
で、2023年はマイブックというノートに絵日記を描いていた。
ボールペンだけで、モノクロの絵を。

で、2024年になって最初はハンドメイドをしてた。
プラ板に絵を描いてレジンをしてキーホルダーを作ってた。
家でできる仕事をしたいと思って色々考えた結果、絵が良いのではないかと思い、絵を描き始めた。

で、水性ペンで猫を描いたりしてた。
そのあとはアクリル絵の具に。
それも動物を描いてたかな。
次は顔彩。
そのときはオリジナルキャラクターを作って描いてた。
今は、水彩絵の具でこれもオリジナルキャラクターを作って描いてる。

お金を稼ぐを考えて、絵を描くようになったけど。
振り返ったら、私は絵を描くのが好きだったんだと思い出せた。
そっか。好きだったんだ。

絵を売るって考えると難しい。
なかなか売れないし。
そして、どんどん病んでいく。
なんで売れないのか、なんでInstagramでいいねが付かないのか。
数字ばっかり追いかけて苦しくなっていた。

だから、辞めようと思う。
もう疲れた。

母親に見せても褒められることはないし。
元々褒めない人だからね。
ダメ出ししかしない。
それに、一度も信じてくれたことも応援されたこともない。
話をすると疲れる。
どんどん自分が嫌いになる。
自己肯定感が下がっていく一方。

最初は絵を見せてたけど、もう見せなくなった。

子供の頃も同じようなことがあった。
小学校に通っていた時、学校であったことを話すようにしてたけど、ある日を境にそれを辞めた。

きっと疲れてしまったのだろう。
話をちゃんと聞いてくれることもないから。

母親の話は基本的にネガティブなことしかない。
私は基本、ポジティブで構成されているから。
なぜならネガティブなことなど百害あって一利なしだから。
物事のネガティブな面を見るかポジティブな面を見るかだと思うんだ。
その時、ネガティブな面を見るのが母親でポジティブな面を見るのが私だから。
正反対すぎて、一緒に居ると疲れる。
私はネガティブを自分に入れたくないのだよ。

ただ、才能を潰すだけ。
だから、今私はこうなんだっていうのが良く分かる。

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