本が読めるようになりました(サガン「悲しみよ こんにちは」)

休職してから、やっとここまで回復してきた。
小説が、やっと昔のように楽しめるようになってきました。

今日、外出する時にスマホを見る時間を減らしたいと思って家から本を一冊持っていきました。選んだのは、サガン「悲しみよ こんにちは」。理由は、本棚でざっと背表紙を見た時に、一番薄くてすぐ読めそうだったから。笑
内容も面白かったし、どこか懐かしい気持ちになった。本を読んでの感想もそのうち載せたいな。

実は、この本一度読んではいるんです。いつの頃だったのかは覚えてないのですが、令和3年(2021年)11月に発行されたものなので、学生最後の頃〜社会人になってすぐ(1年目〜2年目あたり)にトライしたんじゃないかな。でも、当時は何度読んでも内容が全く頭に入ってこなくて、脳に行き届かず滑っていく文字を目が追いかけるだけでした。今思えば、この頃もかなり危ない状態だったんじゃないかな。

それが今日読んだら、文字がかなり頭に訴えかけるようになりました!
登場人物が誰で、今自分が読んでいるところがどんな場面で、人物が何を考えているか、ここまでわかる(想像できる)ようになってきました。小説によくある、微妙で繊細な表現が何を言おうとしているのかが読み取れないところは度々ありますが・・・。
でも、読むからにはその作品の全てをわからなければいけないというわけでもない(謎があってもいい)と私は思っているので、それで良いのです。何よりも、小説の内容が頭の中に入ってきて、それを自分が楽しめるようになったというのが嬉しいです。

復職しても、小説を楽しめるくらいの心の余裕を持ちたいなと思っています。

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