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家計の固定費を削減する|保険を見直すための3つの方法

保険料金の支払いが多く、家計の負担になっていて保険の内容を見直したい。保険っていろいろあるけれど、すべてに加入すると保険料の支払いが大変・・・。
勧められて医療保険やがん保険に加入しているけれど、保障内容が自分に合っているのか不安・・・。
生命保険・自動車保険・学資保険などいろいろあるけれど、すべてに加入すると保険料の支払いが大変・・・。
でも、もしもの時に備えは必要だし。どうしたらいいのか・・・。

このような保険と家計の疑問に答えます。


本記事の内容
・保険料金の支払いが多く、家計の負担になっている
・保険の内容を見直したい(保険加入は必要か)
・三大支出(住宅ローン・教育資金・老後)への備えを考えている


本業はごく普通の会社員ですが、お金に関する知識を独学で学び、FP(ファイナンシャルプランナー)さんに相談するなどして、家計管理を実践しています。
そのおかげで、FPさんに「参考にしたいからひな形を欲しい」と言われるまでの、家計ライフプランを作成することができました。
現在は三大支出と言われる、教育資金・住宅ローン・老後のための家計管理を実践できています。


見直したい保険料|保険はあくまで保険

保険の見直しや加入する時にはさまざまな考え方や悩みがあり、どうすればわからないということがあるでしょう。
その課題の解決方法は、結論から言うと「保険はあくまで保険」であるということです。

大前提として「保険はあくまで保険」ということを念頭に考えると、将来への備えのための保険料の支払いで、今の生活が窮屈になっては意味がないと考えることができないでしょうか。

保険を見直して固定費の削減をしたい場合のおすすめは、最低限の保険に加入するということ。最低限の保障があるだけでも十分な保険となる場合もあります。将来の備えも残しつつ、現在の安定も確保できる方法を選択することが賢明です。

もちろん余裕が出来たら、保障の幅を広げた保険を選択することで備えを充実させることも可能です。

保険には、生命保険・医療保険・自動車保険・学資保険など色んな商品がありますが、大きく異なる点は、貯蓄性のある商品と掛け捨ての商品があるということ。何かあった時に困らない備えという保険の基本的な考え方を第一に商品を選びましょう。


・貯蓄性保険

学資保険は貯蓄性のある商品のひとつで、満期を迎えると払い込んだ総額よりも少し多い保険金が支払われ、大学進学資金などとして利用できる商品です。
保険なので、親に万が一なことがあっても教育資金用に保険金が支払われるので、子供のために利用できる、生命保険のような要素もあります。

・掛け捨て性保険

運転されるほとんどの人が加入している自動車保険は掛け捨ての代表的な商品です。基本1年更新で、期間内の事故などの損害を保障してくれますが、事故など何もなければ保険料を払うだけの形となります。


貯蓄性がある商品ならいくつ加入しても損をしないという事ではなく、見直すなら保険加入が必要なのかどうかというところから検討してみましょう。加入しないという選択肢もあるという前提で考えると保険に対する見方が変わってくかもしれません。


見直したい保険料|ライフプランの作成方法

保険加入時に、ライフプランを作成して必要だから加入をするという人は少ないと思います。ただ保険を見直すなら、ぜひライフプランを作成してから見直しを検討することをおすすめします。

結婚・出産・子供の教育費・住宅ローン・老後費用などの人生の節目とそのタイミングがある程度掴めると、いつどんな備えが必要で、それはどれぐらいの準備が必要なのかということがわかります。

ライフプランといっても、そんな難しく考えずにエクセルを利用して作成する簡単なもので大丈夫。家族の年齢やイベントに、収入や支出を合わせて記入する形で作成します。
ライフプランを作成することで、将来の収支がわかり、どれぐらい支出に余裕があるかなど、確認することが出来、保険加入や住宅ローンの返済額など家計の適正額の目安が確認できます。また必要な保険を解約してしまうことになることも防げるでしょう。


見直したい保険料|どんな備えがどれぐらい必要か、それは保険or貯蓄?

ここまでで、保険加入に対する考え方、イベントへの備えのタイミングがわかってきました。それでは、その備えに対してどういう方法で準備するかということです。

この疑問に対しての答えは、保険に加入して備えるのか、貯蓄に回して備えるのかという選択になるかと思います。

保険での備えは、保障が手厚いなど万が一の時に心強い。
貯蓄での備えは、色んな事に利用できる自由度が高い。

このようにどちらも一長一短がありますが、おすすめは保険によって最低限の保障を備えて、できる限り自由度のある貯蓄を増やしておくことです。

貯蓄があれば、万が一の時に保険で不足する部分を賄う事もできますし、幸いにも何もなく過ごせれば家計に余裕が生まれるからです。


“生命保険の保障が重複して手厚くなりすぎていませんか”

住宅ローンを組まれている人は一度確認を!

住宅ローンを組む時にほとんどの人が、団体信用生命保険に加入をします。団信と呼ばれているもので、住宅ローンの契約者に万が一のことがあり、返済が出来なくなった場合にこの保険金で残債を補填するための保険となっています。

生命保険に加入時には、住宅ローン返済額以外に必要な保険金を受け取るような補償内容で検討してください。
住宅ローン契約より以前に生命保険に加入されている場合は、この団信でカバーしてくれる住宅ローン返済額を考慮していないかもしれません。そのため補償内容が手厚くなりすぎていないか、見直せないかを確認する必要があります。


見直したい保険料|まとめ

保険はライフプランと家計に相応の保障を選択しましょう。必要以上の保障は余裕を作ってからでも遅くはありません。

見直すための3つの方法

・保険加入の必要性の確認
・保障の内容は最低限に
・ライフプランを作成して、保険と貯蓄のバランスで備える

この3つの考え方で保険の見直しをしてみてください。
家計を圧迫するほどの保険加入で、備えという本質から外れないように。

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