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家計の改善には固定費削減が有効|今すぐ見直したい住居費

今回は、私の実践方法と経験を紹介します。
固定費の削減で、効果が出やすいものが住居関連支出の見直しです。その理由は、支出に占める金額が大きいことと毎月の支出することだから。家賃や住宅ローンは数万円から数十万円にもなり、毎月の支出額を減らせるならとても大きな効果があります。

毎月の家賃って収入の1/4も占めていて、生活費を除くと貯蓄なんてほんのわずかだけ。この状況で、教育費や老後に対しての備えはどうしたらいいのか・・・。
住宅ローンの支払いがまだ20年も残っているのに、教育費や生活費はどんどん増えてくる。この状況をどうにかしないと、貯蓄が減ってしまう。でもどうしたら・・・。

こんな疑問に答えます。

本記事の内容
・家計の支出を減らしたい
・支出の中でも大きな割合を占める家賃・住宅ローンを見直したい
・三大支出(住宅ローン・教育資金・老後)への備えを考えている

本業はごく普通の会社員ですが、お金に関する知識を独学で学び、FP(ファイナンシャルプランナー)さんに相談するなどして、家計管理を実践しています。
そのおかげで、FPさんに「参考にしたいからひな形を欲しい」と言われるまでの、家計ライフプランを作成することができました。
現在は三大支出と言われる、教育資金・住宅ローン・老後のための家計管理を実践できています。
その経験から蓄積された家計管理ノウハウを紹介します。

見直したい住居費|4パターンのおすすめ見直し方法

固定費の削減を行う上で、効果が出やすいものと言われるのが住居関連支出の見直しです。理由は、支出に占める金額が大きく、毎月の支出だから。家賃や住宅ローンは数万円から数十万円にもなり、毎月の支出額を減らせるならとても大きな効果があります。
しかし生活の基盤となる住居関連の見直しには、複雑で必要書類が多く手間のかかる手続きが必要になります。そのために家計の見直しでも、後回しにすることが多くなる項目です。ただ見直しの効果は大きいので、ぜひ検討して頂きたいです。

見直したい住居費|マンションやアパートなど賃貸の家賃

賃貸の場合、まず家賃の見直しをしてみましょう。その方法とは、家賃の値下げ交渉と引っ越しの2通りです。見直しが必要な基準としては、収入の30%以下になっているかという事です。30%以上ならばどちらかの行動を起こすことをおすすめします。

≪家賃の値下げ交渉≫

あまり交渉をしてくれるという話は聞かないですが、借地借家法という法律で権利として認められています。不動産会社や家主の方に相談してみてください。

私は賃貸の時に、値引き交渉で3000円(駐車場1台分)を削減できました。ダメもとで、相談してみてください。権利があるので話は聞いてくれますよ。

≪引っ越し≫

値引き交渉が難しい場合、引っ越しをして家賃を減らすことを検討してみるのも固定費見直しの方法のひとつです。引っ越しの費用が新しい家賃との差額の何か月分なのかを計算してみてください。あまり引っ越しに費用が掛かる場合はメリットが少なくなってしまうので。

国民保険料・住民税など自治体ごとにある差

引っ越しをする場合に、あまり意識されない人が多いのですが自治体の差を意識してみてください。
住民税や子供にかかる医療費の補助の有無、国民健康保険の保険料など、自治体によって納付額や住民サービスの範囲が異なります。住居には、住居地の差も念頭に入れて検討してみると大きな効果があるものです。

見直したい住居費|住宅ローン

完済するまで住宅ローンは支出の大きな割合を占めます。長期の支払いがあるものなので削減できれば、見直し効果は大きくなります。

住宅ローンでは、毎月の支払額と支払期間という2つがポイントとなります。
・支払期間が長くても構わないけれど、毎月の返済額を低く抑えたい。
・なるべく早く完済したいから、返済額は多くなっても構わない。

今回は、固定費す削減するということを目的としているので、毎月の返済額を減らす方法を考えます。


≪借り換え≫

住宅ローンの返済額を見直すには借り換えを検討します。現在の借りている金融機関よりも条件のいい金融機関へ変更するというものです。

借り換えのメリットがある比較
・金利差が1%以上
・残高1000万円以上
・返済残期間10年以上

これらに1つでも当てはまれば返済額を削減できる可能性があると言われています。他の金融機関の住宅ローン金利などの情報収集してみてください。

1%の金利を下げることが出来れば、3000万円のローン残高がある場合には約500万円の支払いを抑えることが可能になります。

しかしこの借り換えには、数十万円の初期費用・審査・ある程度の手続き期間が必要です。すなわち、先ほどの3つの条件はこの初期費用を払っても、借り換えをすることで得になるかならないかの指標であるといえます。

借り換えのメリットとかかる経費などを、検討してみてください。
借り換えで、金利が下がるなら固定費削減の効果は大きくなります。

見直したい住居費|支出の中でも見直し効果が大きいのでおすすめ

住居費の固定費削減方法をいくつか紹介しました。
支出額が大きいので、数千円から数万円の削減が可能な固定費なので、なるべく早期の見直しが有効です。家賃と住宅ローンについて説明しましたが、光熱費や税金など住居に関係した固定費は他にもあります。
今回は触れていませんが、削減方法としてルームシェア・実家暮らし・二世帯同居などの方法でも住居費の削減が可能です。
実家暮らしや二世帯同居は、生活費や光熱費などの削減も可能で、家計をスリム化する方法としてはとても有効なものとなっています。
生活スタイルや理想な暮らし方の中で、ベストな選択をしてみてください。


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