音ちっちゃ
今回のツアーでもギターを弾いてくれている輔くん。
同録で聞くに彼の音がめっちゃよく参考にしようと、サウンドチェックの前に「ちょっとギター弾かせて」と言ってみました。
ギターと彼のイヤモニのレシーバーを借り、自分のイヤモニを挿して音を出してみました。
レシーバーを借りたのは、モニターバランスはそれぞれによって違うので輔くんが聞いている音で弾いた方がわかりやすかろうと思ったからです。
感想はギターの音色うんぬんの前に「音ちっちゃ!!」でした。輔くんが聞いている自分の音の小ささに驚きました。
僕のモニターで言うと、自分のギターの音が、まあ弾いてて気持ちいくらいの迫力で聞こえるように調整して、それに対して他の楽器の音を配置していきます。結果、一番大きい音の一つは自分の音だと思います。まあ、大体みんなそうなのではないかと思います。
しかし輔くんのモニターは、これみんなの音が鳴ったら自分の音が聞こえなくなるよ、って感じです。
理由を聞くとまさにその通りで「全体の音を聞きたいんで」と言うことでした。
自分の音を必死に聞いて演奏してやろうと言うより、ライヴ中も客観的にバンド全体の音像を確認しているんでしょうね。
さすがバンマス、と唸ったエピソードでした。
ちなみに(モニターで思い出しましたが)、僕の心のロックンドラマー、ポンプさんのモニターはデカかったです。
ポンプさんがヘッドフォン(その頃はヘッドフォンでモニターをしていました)を外して、スネアの上に置くと、釣られたての鰹くらい跳ねていました。音がデカいので。
ポンプさんは「生まれたての子鹿くらいなら失神させられる」と自慢げでしたが。
前回の続きではないんですが
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散文、もしくは想像の遊び場。
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