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noteを始めるにあたって

新藤晴一 ポルノグラフィティ
                   ギタリスト
     作詞作曲 作家 脚本

noteを始めるときは、その所信を表明しておくのがここのマナーらしく。僕もそれにならって。

といっても、常々、クリエーターでいたいと思っている僕が、「個人のクリエイターが自分のメディアとしてコンテンツを発表するためのプラットホームです」というnoteにたどり着くのはまあ自然のことかなあと。東横線に乗ってたら、渋谷駅に着くくらい自分にとっては自然なことかなあと。

Twitterとかも嫌いじゃないんだけど、作品を発表しようというメディアではないでしょ。全然おれのことなんかに興味のない通りすがりの人に罵声を浴びることもあるし、あちらは、まあ、やんわりと続けていくとして。

ポルノグラフィティっていうプラットホームもあるじゃない、と言われる方もいようかと思いますが、あっちのプラットホームからは岡野くんやスタッフと一緒にピカピカに磨いた新幹線を送り出すとしたら、こっちのページは田舎の無人駅のプラットホームってことになるんでしょうか? 俺は車掌としてせっせと汽車を走らせないと。
でっかい東京駅から、2両編成の長閑な汽車は似合わないのもの。

おそらく、自分が文字でできる表現を広げるための場所になると思うけど、写真だって絵だって旅行記だって、20年もこの商売やらせてもらってるおかげで、いくつかの表現方法にも触れてきたので、そんなとこも機会があったら。

せっかく新しいこと始めようとしているので、また新しい繋がりができたらいいな。まだ知らないクリエイターや、まだ知らない人たちと。

「ノートは安全な遊び場」
これ、どこで見た言葉だったっけかな?自分にとってとてもしっくりくる言葉で、昔から白い紙に何か書くのが好きだったからとても心に残ってるんだけど、ここが「note」っていうのも、気に入ってる。

田舎の汽車ながら、汽車である以上、幾ばくかの運賃をいただくこともあろうかと思いますが、もし興味があれば。

新藤晴一



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