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読書感想文

「感情の哲学 入門講義」源河亨 

慶應義塾大学出版会

感情の哲学


読了。

とても面白かったわ。
簡単にいうと、

感情というとても馴染みのある題材を入り口に、いかにも難しそうな哲学に近づく

感情の哲学

という内容の本です。

「自分のものでありながら全くコントロールできない感情は一体どこからくるのか」みたいなことが少しでも知れたら、と手に取りました。
怒りも悲しみも不安も切なさも、自分の心が作り出しているのには間違いないはずで、それならパスタの味を変えるみたいに、それなりにいい塩梅のところに調整できないものか、と思ったりします。

オイル系をクリーム系に変えられなくても、塩味を足したり引いたりくらいはできたらなと考えますが、そういう融通を感情は全く聞いてくれません。
それどころか、その逆でまるで独裁者みたいな顔で、こちら側を支配します。
なんなんでしょうね、これって。

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1,520字
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