音域
ミュージカル用に曲を書き始めました。
その話に入る前に。
最近、ポルノのヴォーカルレコーディングの際にあった話。
その日は僕の曲の歌入れで、僕はコンソールルームにいました。
隣にはこーへーだったかな。
僕が「こんなふうに歌ってほしい」とリクエストした時に、岡野くんが「できればいいけど、この曲は音域が広いから」とトライしてくれながらも難しそうでした。
僕といえば「ふーん、この曲、音域広いんだ」くらいに思っていました。
だって、僕が作った時に使っていたキーボードは難なく音を出していましたからね。低い音から高い音まで。
で、こーへーに「この曲、広いの?」と薄々は気づいていながらもアホなふりして聞きました。
彼は「理想ですけど」と前置きをして「名曲はこれくらいでメロディがおさまってます」と、鍵盤の上に指を広げて見せてくれました。
ちょうど手のひらを開いた幅。およそ1オクターブ半くらい。
語るように歌い出して、サビで朗々と歌い上げているように聞こえる曲も、意外と狭い音域で展開していると言うことです。
僕が「で、この曲は?」と聞くと、こーへーは前ならえの格好をしました。
倍!?
若干だけれど申し訳ない気持ちになりました。
で、ミュージカル用の作曲の話。
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