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あれから一か月(暴かれたことなど)

今回も三浦春馬さんのことについてです。


週刊誌なんて容赦なく人が暴いてほしくなかったことを暴く

芸能人はイメージが全てという商売の中で

撮影現場で 偉い人から ひどい言葉をなげかけられているなんて

(どちらかというと態度の方が問題だろうけれど)

ファンの子たちが知ったらどう思うだろうって心配していたのかもしれない

もしかしたら、演技も表情にでてしまって集中できなかったのかも。

責任感の強いその人が

途中で投げ出したくなるくらい嫌な出来事が過去にもあって

乗り越えてきたから再び乗り越えられるだろうなんて周囲も安易に考えていたのではないだろうか


私だって、過去にいろいろなあだ名はあったけれど

あだ名はいじるつもりでも、愛がなければ、差別と同じだと思う

お互いの信頼関係の上に立って、あだ名で呼び合うならいいのでは。


「罪と罰」での舞台での勝村さんの場合、偉い方が英国人であって

偉い方からのパワハラ紛いのあだ名というものはなかっただろうけれど

勝村さん自身は三浦さんにひどいあだ名(世間的に言えば)だったかも

しれないが、大島さんあたりがツッコミをいれてフォローしていたと思う

私は、あの色紙にある「どうして知っているんですか?」が

他の方のフォローであった可能性も今回感じた

現場の雰囲気を本当に知ってないと憶測が悪いほうに広まってしまう事も

今回とてもよく分かった


ブラッディマンデイの場合の撮影現場はファンの方が見ていたから

事実として広まったのだ

三浦さんは耐えていたんだと思う

当時は一時的なものだと思って

有名になるために必要な事だと未来に希望を持っていたと思う


でも、2020年の7月18日前後

あの当時、コロナ(今も)では東京都だけが感染者200人を初めて超えた日だ

この絶望的状況で、おそらく撮影スタッフもピリピリとした現場の中

コメディードラマの為に(放送されるかもわからない)現場に出向いていた

撮影中に感染者でも出たら撮影ストップとなるだろうし

悪いうわさも広がってしまうだろう

現に、ネット上では、どうして舞台を開演したんだとか

自粛すべきだとの意見が問題がニュースになって報じられてから

相当なバッシングが連日連夜書き込まれていた

手越さんに至っては数名での会食が引退の原因になった


“少しでもいいからポジティブな言葉を皆で紡ぎだせないのか”


それが三浦さんの一貫した願いだったと思う


三浦さんは、そんな状況の中で、おそらく過去の「太陽の子」

などの役柄について回想し、自分が大きな流れを変えるきっかけになれば

それでいいというほど思い悩んでしまったのではないだろうか


その当時の私はと言えば、仮にコロナで失業しても

失業給付でももらって暫く暮らせればいいやくらいの呑気なものだった

(もともとバイト程度の賃金で生活しているのでそう感じるのかも)

私なんかは、結構職場でも大声で叱咤されたりするタイプだったので

慣れっこだったのだ。(それはそれで問題?)

今では異動が決まって、新しい職場で自分がやりたいことを任せてもらえる

立場にあるのだけれど、やはり、人によっては未来に不安を感じていたり

撮影現場という身近なところで過去に嫌な思いをしたプロデューサーなどが

いたら数か月だったとしても、過去のことで乗り越えたと思っていた自分が

傲慢に感じて更に自分を責めてしまったりなどの悪循環に陥ってしまったのではないだろうか

(しかも、仮に演出家かわからないけれど態度の悪い人って

以前の事で相手にレッテルをはっているから、同じことをしてもいいだろうと

その人が生きている間はずっと同じような態度を取り続ける

これがとても厄介で、病的なところだと思う)


コロナという状況もあり、三浦春馬さんのような売れっ子だと

周囲も「じゃぁ、ちょっと休もうか」となってはくれなかったのでは。

ただでさえ、同じ所属事務所や、映画で共演している俳優さんに不祥事があって

おまけに自分自身ですら、良からぬ噂を週刊誌で誰かが記事にしていたくらいだと思ったのでは

(この一般人にはあり得ないと分かるような

どうでもいいようなデマだって本人にとっては傷ついていたかもしれない)


三浦春馬さんは、年上にみられることもあったというけれど

中身は、まだまだ30歳になったばかりの若い人間なのだ

大人が側について、しっかり守ってあげないといけなかったと思う

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