終止符じゃなくて句読点

春休みが始まって1週間が経った。
にも関わらず、自分の体内時計の調子を整えられない生活が続いてしまった。学生生活、最後くらいゆっくりしようと思っていたのに、自分が情けなく、何をしているんだろうと思うこともあった。この2ヶ月、1分1秒を大切にしていこうというプレッシャーをかけ過ぎて自分を疲れさせてしまったみたいだった。

学生から社会人への過渡期。
今までの環境を離れ、新しい場所に飛び込むということは、不安で寂しくもあるが、わくわくするものでもある。手放してしまう何かに目を向けてしまいがちだけど、新たに手に入れられるものがたくさんあるのだなと考えると、なんだか心強い。

全然違うバックグラウンドを持つ人達と一緒に働くというのも楽しみ。
自分がこれだと思った世界に対して正面から向き合えること、それもまた楽しみ。

ただ、それと同時に、失ってしまうであろうものとの向き合い方はいつも難しいものだ。環境が変われば、自分の価値観も少しずつ、変わっていくだろう。今まで同じ価値観を共有していた人達とのすれ違いもきっと出てくる。なんだか悲しいようなこの状況に対して、どう向き合うべきかは分からない。けれど、同じ時間を過ごしていたという事実は不変であるし、同じ時を過ごしたという偶然のようにみえるその必然性に、感謝をしていきたい。

そして、人はそれぞれ違った道を歩んでいくものだけれども、それぞれの選択を尊重し合いながら、最近はこんなことが幸せだったとか、最近はこんなことが悩みなんだとか、話せるような人達が少しでも多くいてくれたら、嬉しいんじゃないかなと思う。人は違うからこそ難しいけど、違うからこそ一緒にいて楽しいんじゃないだろうか。








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