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熾烈な外野手争い〜期待の若手・小郷裕哉〜

こんにちは、harutoです。

今回は、個人的にかなり期待している小郷裕哉選手について書いていきます。

昨季は主に島内・辰己・ブラッシュが外野手として試合に出場しましたが、時には下水流がセンターについたり渡邊佳明が本職でないライトを守ったりという場面も多々ありました。

今年は島内・ブラッシュはレギュラー濃厚であり、残りを辰己・オコエ・田中・小郷、更には今オフに外野手にも挑戦し始めた山﨑・内田らで争う系図となっています。

今年の外野の布陣を考えた時に、まず挙がるのは島内・ブラッシュで、残りの1枠を辰己・オコエ・田中、あるいはブラッシュをDHに回して3人のうち2人をオーダーに組み込んだ打順を予想される方が多いと思われます。

確かに、今年の辰己・田中・オコエと小郷を比較した際、実績からしてもより期待できるのは前者かもしれません。しかし、小郷に多大な期待を抱えている僕としては、辰己やオコエを跳ね除けてレギュラーに躍り出るくらいの活躍に期待していますし、彼なら可能です。将来的には、田中・辰己・オコエ・小郷の4人で12球団1の外野陣を敷いてほしいと思っています。

そういう訳で、今回はみなさんにより小郷の魅力を伝えられたらと思います。

まずは、簡単な紹介からしていきます。小郷裕哉は、2018年にドラフト7位で入団した選手で、今年で24歳になります。ドラフト7位ではありますが、本来なら中位で指名されてもおかしくない選手でした。

昨季は一軍では打率.175(29ー5),OPS.618と苦しみ、二軍でも60試合で打率.239(188ー45)4本27打点OPS.742と課題の残る1年となったものの、二軍では13盗塁と持ち前の足でまずまずの結果を残しました。また、台湾で行われたウインターリーグでは、16試合で打率.328(58ー19),1本9打点2盗塁,OPS.848と大器の片鱗を見せました。村上宗隆や吉田正尚はウインターリーグをきっかけにブレイクしているだけに、小郷にも大いに期待がかかります。

大学時代、ベストナインを獲得した2017秋には、12試合で打率.347,出塁率.373,長打率.653と驚異的な数字を残しました。中でも特に注目すべきなのは、三塁打4という多さです。彼の武器は広角に打てる力強いバッティングと、なんと言っても足の速さです。(今年福男になりました)。彼自身も三塁打にこだわりをもっており、機動力を有する三木野球と組み合わさることで、化学反応が起きるかもしれません。1部通算でも、打率.308,出塁率.403,長打率.549とポテンシャルの高さがうかがえます。

今オフには、広島の松山竜平に弟子入りして打撃力の向上に努めました。松山は毎年コンスタントに打率.300前後、通算長打率.434(浅村で.462)を記録していながらも、三振の少ない選手です。ここに小郷の足が加われば、球界屈指の好打者になれるのではないでしょうか。個人的には、走攻守三拍子揃った糸井嘉男のような選手に育って欲しいと思っています。今オフでの取り組みの成果を、まずは2次キャンプで発揮して欲しいところですね。

本日の練習試合でも1安打放っていました。試合を見ることができていないため、細かい所はわかりませんが状態は悪くはないようですね。今日のスタメンから見ても、彼のアピール次第では一軍でレギュラーを掴み取る可能性も十分にあります。明日以降の実践でも若手の熾烈な争いに期待が募りますね。

以上、小郷裕哉選手についてまとめてみました。2020シーズンは熾烈なレギュラー争いが繰り広げられています。いよいよ2次キャンプが始まりましたが、若手の台頭が楽しみですね。果たして今年は誰が頭角を表すのでしょうか。健闘を祈ります。

それではこのへんで👋🏻

ありがとうございました。


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