どんな40代になりたいか

一つ前の記事を書きながら、40歳まであと3年なんだということに気づき、なんとも言えない気持ちになった。

焦りとか不安というよりも、感慨深さというか、ああ、自分もミドルエイジと呼ばれるような年齢にさしかかっていくのだなと。noteでこれから社会人になるであろう学生の子の記事をふと読んだときに、自分が就活をしていた時に感じていたことや、社会人になりたての時に感じていた思いを少し思い出して、なんとも言えない懐かしい思いがよみがえってきた。

とにかく沢山の人と出会い、様々な価値観に触れ、視野を広げたいと思っていた私。初めに入った会社では、その思いが叶って本当に沢山の働く人の姿や考えに触れることができて、とても貴重な経験を新人の時からさせてもらったと思う。そして2社目ではさらに、高い視座を持つ、様々な困難を乗り越えてきた経営者の方々やプロフェッショナルな方々とお仕事をさせていただく機会があり、性別問わずこんな風になりたいと思える人との出会いも多くあった。

3社目の今では、自分がお手本となって周りをリードする機会の方が多くなった。ここからが大変だった。それまで多くの人々に感化されてきたが、いざ自分がリードしようと思うと、どうすればよいのかわからない。自信もないし、常に不安でいっぱいだった。でも、この経験があったからこそ、真に自分の口で語れることも増えたわけなので、自分のこれからの人生にとって必要不可欠な通り道だったと思う。

さて、40代の自分を思い描いてみようとする。頭の中には、過去に出会った素敵な先輩方々の姿が出てくる。やはり今の私は到底及ばない。が、幸いまだ3年あるので、この3年で、とにかく様々なケースを経験し、壁を乗り越え、人を励まし、ビジョンを形にして結果を出す場数を踏んでおくこと。他の人が言っていることを鵜呑みにするのではなく、触れる情報を吟味し、それが本当に正しいのかをきちんと自分の評価軸で判断し、語り、周りを巻き込んでアイデアを実現させていくこと。

やはり、仕事をしている女性はカッコいい。仕事を通して、多くの人に良い影響を与えられる40代になりたいと思う。

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