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友達だった

ねえねえ、友達いる?何人?
そうね~いないと思う。


最近、20年と数か月生きてきた中でもとんでもなく大きな決断をした。
(人生の大先輩方に言わせると小さなことかもしれないけれど)

これまでお世話になった同級生に報告しなくてはと思い、
誰に伝えようか考えてみた。
両手に収まり切れない程沢山の人が思い浮かんだ。


あれ?わたしと仲良くしてくれた人ってこんなにいたの?

入学式で初めて話した人
苗字が同じという話で盛り上がりそこから仲良くなった人
グループワークで何度か同じチームになった人

些細なことから仲良くなって
学校ですれ違ったら少し立ち話なんてしちゃって
1人でお昼ごはん食べているところを見かけたら一緒に食べて
次の授業プレゼンだね~どきどきだね~なんて話して
こういう人たちのことを"友達"というのかもしれないと気づいた。

なんでも話せて気をつかわない人=友達
絵文字をつけない素っ気ないLINEを送れる人=友達

ちがうちがう。
上手く言葉にできないけど、もっとこう、楽に考えていい。

インスタのストーリーで
お誕生日お祝いし合ったり、お出かけしたらお互いの写真を載せたり。
そういう人たちが羨ましかった。そうしたかった。

だけど、SNSに載せなくったって
わたしにも、会いたくなったり話したくなる人はいたんだ。

何でも相談し合える友達がほしかった。
わたしが気づかないふりをしていただけで
伸ばしてくれていた手はあったのに。

もっと周りを頼ればよかったな。

”友達になれてよかった”
こう言ってくれる人がいたなんて。



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