最近読んだ本。Web/Thinking


Instagramに読んだ本の写真をアップしていたけれど、
これからはざっくりここにまとめていこうかな、と。

文京区と千代田区、それと会社の本をフル活用(笑

*}

/*UX LEARNER'S GUIDE BOOK
   UXデザインのやさしい教本

自社アプリ 既存ユーザーは、日本・アメリカ・クウェートの人たちとなっているけれど、今年リリースした新サービスの明確な顧客層はいまだ不明。
そもそも認知度が低い、ニッチなサービスなのだから、まだ見ぬ既存ユーザーに伝えるための行動を起こさねばならないんだよな。

ペルソナ設定の章で、
地域区分の仕方が難しく感じるのは、自身が島国の人間で、国と国とが隣り合って存在する感覚を知らないからかも。唐突にそう思った。

自分の感覚って、信用ならないものと割り切った方が良いかもね。
ユーザーテストありき。


*}

/*UXデザインの心理学
わかりやすさ・使いやすさの法則

言語学・哲学の領域に踏み込んだイメージ。

「読む」とは、体系的な指導と視覚の訓練で習得するもの。

例として挙げられていたチベット語、エチオピアの公語であるアムハラ語。
私たちにとっては、アルファベットならともかく、
全く文字と識別できないであろう言語をどのように認知するか。

視覚 と 脳神経・・・

デザインって、哲学。


*}

/*ずるい考え方
ゼロから始める ラテラルシンキング入門

ロジカルシンキングは、真っ直ぐ掘り下げる、垂直思考タイプ。正解を追い求める思考法。
それに対し、ラテラルシンキングは、多角的に観る、水平思考。

本書によれば、
常識や枠組みにとらわれず、問題解決を出来る方法ならば、どんな方法でも可。
自由奔放、直観を大切にする。

例として挙げられていたのは、アーチェリー。

元に矢を当てるために、試行錯誤して的中率を上げていく作業は、いわばロジカルシンキング。
ラテラルシンキングは、「的に矢を当てる」行為の本質に着目する。
たとえば、的を大きくしてみたり、大きなボーガンを使ってみたり。

実際の例で、大阪万博の例が出ていたけれど、
「走らないで!」という代わりに
走らない環境を創りだせばよい → 入場を待つ人にパンフレットを配る

走りながらでは、文字は読めない。急ぐ人を減らしたという実例。

さらには、あるイベントでの小冊子を配る際での出来事。
工夫前「よろしかったらお読みください」
工夫後「おひとり様3部までにしてください」

その発想が、おもしろい。人の心理を突いている。

完全に何もないところから、何かを生み出すことは難しいけれど。
ある程度の制約の中で、自由な発想を創りだすことは楽しい。

セレンディピティ。

全くの異業種から、ヒントを得て、それを繋げ合わせる、いわば「編集」作業。ああ、編集という言葉が脳裏に浮かんだけれど、これ凄く的確な言葉なんじゃないかな。

最小限の力で、最大の力を得る。てこの原理。
異質と異質を組み合わせる。

ジョブズが興味本位で受けたカリグラフィの授業、それがのちのマッキントッシュのフォント開発に生きる・・・そういう繋がりも繋がりとして拾い出せる心をもっていたい。


先の先を読む、目先のことだけにとらわれない。

キャリアだって、きっとそうだ。
何が正解なんて、わからないけれど。

巻末のシンキングタイム
Q1. 何もない宿泊施設

My Answer. 断舎利施設
本の回答:依存症の人のための宿泊施設

Q2. ある喫茶店主の深い悩み :古いテーブル、家具

My Answer. 好きなものを持っていく代わりに何かをもってくる 古いもの市 / リノベーションしてOKにする代わりに、それを自分で持ち帰りOK、もしくは喫茶店で売ってもよい
本の回答:ショールーム喫茶

Q3. 海外から押し寄せるメール

My Answer. 質問先をコミュニティサイトに向けさせる コミュニティ内で質問コーナーを設ける ユーザー同士で答えさせる、答えを共有させる
本の回答:海外のお得意様にメール対応をお願いする

Q4. 新しい調味料を売る方法

My Answer. 食べるラー油w 簡単につくれる料理テク本を付けて売り出す、
本の回答:女学生の卒業式に料理本とともにプレゼントする、味の素のお話し。

 




ご覧頂きありがとうございます!この記事が何かのお役にたてたら幸いです。頂いたサポートは他の有料note閲覧や書籍代に使用させていただきたく!!